続き。
前任校で「ウエイト」をしっかりやっていた時には本当に「筋力」が上がりました。が、最大の問題が「時間がかかる」ことでした。ベンチプレス、スクワット、ハイクリーンの3種目を中心にやっていましたが道具の関係もありかなりの時間を要していました。筋肥大をさせるためにはセット間の休憩が60秒から90秒が適しているといわれています。その部分も含めてしっかりと実施すると最低でも30分かかります。筋肥大という意味での成果は確実に上がったと思います。太くなって走れなくなったという感覚はあまりない。が、「費用対効果」の部分ではどうなのか?それだけの時間をかけて3種目しかできていない。ウエイト自体がスプリントに直結するわけではない。それ以外のことのほうが多い。それなのに30分もかけてウエイトだけやるのはもったいないな・・・。そう思って止めました。大学生くらいになって時間がたくさんあるならぜひやるべきだと思いますが高校生でそこだけに時間を割くのはもったいないなと。
でもやりたい(笑)。で、前任校ではシャフト補強を2段階に分けました。重いシャフト補強と軽いシャフト補強。重い部分で筋肥大を目指し、軽い部分でスピードや重心移動を目指す。負荷的にかなり高いので選手自体はげんなりしていましたが(笑)。重いもの→軽いものにすることで様々な部分が変わってきます。セット数を増やすのではなく「負荷の違い」によって走りにつなげていく感覚を作れないか。そう感じるようになりました。DM投げに関しても前任校では重いメディシグボールと軽いものを交互に投げていた。感覚的に変化が生まれていました。それが正しいかどうか全く分かりませんが。
で、先日sri先生とLINEでやり取りしている中で前の記事に書いた「ウキョー↑」の話になりました。今こんなことやりたいと考えているんですよ、と伝えたら「blogにウキョーのことを書いていましたね」と。かなり初期のころの話です。マニアすぎる(笑)。そのおかげでもう一度原点に返る。そういう感覚を持つことができました。
これまでは「ウエイト」を「ウエイト」として独立させて考えていました。が、「ウエイト」も補強の流れの中に入れてしまえばいい。以前の考え方をベースにもう一度取り組んでみようかなと。ベンチプレスやスクワットで「高重量」を求めるのではなく「補強の一環」として取り入れる。別に重くなくてもいいじゃないか。そのあとに何をするかで効果は変わるだろうという感覚。分かりませんが。さらにその中に「高負荷と低負荷の組み合わせ」と取り入れる。そこから「走り」につなげていけないか。
ということで「ウエイトサーキット」をすることにしました。別にどうってことない内容です。ベンチとスクワットを「上半身種目」「下半身種目」の中に入れ込んだ。他の補強種目と同様にベンチとスクワットをするだけ。もちろん、その中にいろいろと工夫をしていますが。これまでやってきたノウハウを練習の中に取り入れたいなと思っています。それはきっと「オリジナル」の練習になるのではないかと思っています。負荷のかけ方も含めて。
この練習を行ってから今度は走る。走り込みではなく「動きを体に覚えこませる」ような練習。ここにも「高負荷&低負荷」を取り入れていく。本数を追うのではなく「いかに速く走れるようになるか」を模索していきたいと思います。そこに正解はないと思います。が、「絶対に間違っている」というのは存在すると思います(笑)。明らかに非効率的な動きをやっていくのは違うかなと。
この形式により練習時間の短縮を図りたいと思っています。ほぼ休まない。最大で練習時間を2時間半に圧縮したい。低負荷で長時間ではなくある程度狙った負荷の中で「短時間で終わらせる」というのは重要なことではないか。休憩時間を極力省きしっかりとした負荷をかける。その中に動きのエッセンスを入れていく。
こういうことを考えていると本当に楽しい。強くなっていくイメージがわきます。単純に「やってみたいからやる」ではなくきちんとした考えがあってそれに基づいて練習を組み立てるのです。これまでは「思い付き」の部分もありました。きっとこれからもあると思います。しかし、系統だった練習を積み重ねていくことも重要。色々な考えを巡らせながら取り組んでいきたいと思っています。
とりあえず現時点ではざっくりこんな感じです。冬期練習の中で変わっていく部分も出てくるかもしれません。「トレーニング」が「トレーニング」として独立しないようにしたいと思っています。何のためにやるのか。ここだけを常に頭に入れながらやりたいですね。
前任校で「ウエイト」をしっかりやっていた時には本当に「筋力」が上がりました。が、最大の問題が「時間がかかる」ことでした。ベンチプレス、スクワット、ハイクリーンの3種目を中心にやっていましたが道具の関係もありかなりの時間を要していました。筋肥大をさせるためにはセット間の休憩が60秒から90秒が適しているといわれています。その部分も含めてしっかりと実施すると最低でも30分かかります。筋肥大という意味での成果は確実に上がったと思います。太くなって走れなくなったという感覚はあまりない。が、「費用対効果」の部分ではどうなのか?それだけの時間をかけて3種目しかできていない。ウエイト自体がスプリントに直結するわけではない。それ以外のことのほうが多い。それなのに30分もかけてウエイトだけやるのはもったいないな・・・。そう思って止めました。大学生くらいになって時間がたくさんあるならぜひやるべきだと思いますが高校生でそこだけに時間を割くのはもったいないなと。
でもやりたい(笑)。で、前任校ではシャフト補強を2段階に分けました。重いシャフト補強と軽いシャフト補強。重い部分で筋肥大を目指し、軽い部分でスピードや重心移動を目指す。負荷的にかなり高いので選手自体はげんなりしていましたが(笑)。重いもの→軽いものにすることで様々な部分が変わってきます。セット数を増やすのではなく「負荷の違い」によって走りにつなげていく感覚を作れないか。そう感じるようになりました。DM投げに関しても前任校では重いメディシグボールと軽いものを交互に投げていた。感覚的に変化が生まれていました。それが正しいかどうか全く分かりませんが。
で、先日sri先生とLINEでやり取りしている中で前の記事に書いた「ウキョー↑」の話になりました。今こんなことやりたいと考えているんですよ、と伝えたら「blogにウキョーのことを書いていましたね」と。かなり初期のころの話です。マニアすぎる(笑)。そのおかげでもう一度原点に返る。そういう感覚を持つことができました。
これまでは「ウエイト」を「ウエイト」として独立させて考えていました。が、「ウエイト」も補強の流れの中に入れてしまえばいい。以前の考え方をベースにもう一度取り組んでみようかなと。ベンチプレスやスクワットで「高重量」を求めるのではなく「補強の一環」として取り入れる。別に重くなくてもいいじゃないか。そのあとに何をするかで効果は変わるだろうという感覚。分かりませんが。さらにその中に「高負荷と低負荷の組み合わせ」と取り入れる。そこから「走り」につなげていけないか。
ということで「ウエイトサーキット」をすることにしました。別にどうってことない内容です。ベンチとスクワットを「上半身種目」「下半身種目」の中に入れ込んだ。他の補強種目と同様にベンチとスクワットをするだけ。もちろん、その中にいろいろと工夫をしていますが。これまでやってきたノウハウを練習の中に取り入れたいなと思っています。それはきっと「オリジナル」の練習になるのではないかと思っています。負荷のかけ方も含めて。
この練習を行ってから今度は走る。走り込みではなく「動きを体に覚えこませる」ような練習。ここにも「高負荷&低負荷」を取り入れていく。本数を追うのではなく「いかに速く走れるようになるか」を模索していきたいと思います。そこに正解はないと思います。が、「絶対に間違っている」というのは存在すると思います(笑)。明らかに非効率的な動きをやっていくのは違うかなと。
この形式により練習時間の短縮を図りたいと思っています。ほぼ休まない。最大で練習時間を2時間半に圧縮したい。低負荷で長時間ではなくある程度狙った負荷の中で「短時間で終わらせる」というのは重要なことではないか。休憩時間を極力省きしっかりとした負荷をかける。その中に動きのエッセンスを入れていく。
こういうことを考えていると本当に楽しい。強くなっていくイメージがわきます。単純に「やってみたいからやる」ではなくきちんとした考えがあってそれに基づいて練習を組み立てるのです。これまでは「思い付き」の部分もありました。きっとこれからもあると思います。しかし、系統だった練習を積み重ねていくことも重要。色々な考えを巡らせながら取り組んでいきたいと思っています。
とりあえず現時点ではざっくりこんな感じです。冬期練習の中で変わっていく部分も出てくるかもしれません。「トレーニング」が「トレーニング」として独立しないようにしたいと思っています。何のためにやるのか。ここだけを常に頭に入れながらやりたいですね。