kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習についてまとめる作業

2017-11-21 | 陸上競技
適当に。

前にも書いたかもしれませんが来月、県外からわざわざ練習に来てもらいます。「うちに来るよりほかに行ったほうが良いですよ」と何度も言い続けているのですが納得してもらえません。非常に申し訳ない。県外から来てもらうだけの価値があるかどうか。判断は私がするわけではないと思いますがやはり恐縮します。最近はその関係でよく練習に関してのやり取りをします。それは個人的にかなり楽しい時間なのですが。

せっかく来ていただくので何かしら「お土産」を持って帰ってもらおうと考えています。山口は日本酒美味しい(私は飲めませんが)ので県外に行くときには持っていくようにしています。今回は食べたり飲んだりしてもなくならないモノにしようと思っています。「うちがやっている練習」に関しての資料を作ることにしました。前回は「バトン練習」についてまとめたものをお渡ししました。これも役立っているかどうか分かりませんが。今回は「情報開示」がメインです。

前も書きましたが前任校でやっていたメニューの一部や昨年やっていた練習メニューが消失しました。USBに入れていたのですがなぜか消える。これは痛いですね。補強系などはかなり入れていましたし、スタートに関する部分もかなり文字にしていました。残念ながらそれがない。辛い(笑)。頭の中にはあるのですがそれを文字にするのは大変な作業です。

昔話になりますが大学院に進学した時に「感覚を文字にしたい」と思っていました。その時に感じた部分や練習をやった時の感覚、試合場面での感情。大学院の時の修士論文のテーマは「不安と競技」でした。全国大会に出場した時に全く力が出せない。私自身の感覚的に「かなり動く」と思っていたのですが結果としてはボロボロ。それが「あがり」なのか「過緊張」なのか。もっというと「不安」からくるものなのか。経済学部卒業したくせに何故か教育学研究科で運動心理を学ぶ(笑)。変わっているのかもしれません。←今更か(笑)。

話が逸れました。ということで時間を見つけては練習をまとめてみることにしました。スプリント系の練習とトレーニング系の練習。まとめていってみると案外面白い。色々な発見があります。自分の練習がどの部分に軸足を置いているのか。さらにはどの部分の練習が不足しているのか。最近やっていない練習があることも気づく。昨年までは「その場で判断」することが多かったですが今は「文字」にしています。去年も不在時などのために練習計画を立てていたのですがそのデータは消失してしまったので思い出しながらになるのですが。

一つ一つの練習を振り返ってみました。なぜその練習をするのか。その練習の目的は何か。意図する部分は何か。どの練習と組み合わせるといいか。パターンは無限だと思います。どの練習が正しくてどの練習が間違っているというのはないと思います。自分の中で「やり続けたい練習」と「一時的な練習」があることも分かります。毎回この手の作業はしていたのですが改めてやってみると楽しい。この感覚も分かりにくいと思いますが(笑)。

トレーニングに関しても同様。まとめていくと最近は「内転筋」のトレーニングが不足気味。色々な動きをやっていますがどうしても偏りが出てくるなと感じました。どれだけ頻度で練習のチェックができるのか分かりませんがもう少し時間をかけて見直していく必要があると思います。

こういう作業をしていたら知り合いから「〇〇の練習について」の質問がありました。タイムリー(笑)。こういう部分にℒ興味を持っている人はそれほど多くない気がしています。練習の意図を知りたいというのはほぼなし。興味関心がある人と話をするのは楽しいなと思っています。簡単な資料を発見していたのでそれを送ることに。いやー、なかなかですね。

自分がやっていることを振り返るためにblogを書いています。が、ここに書くのは表面的な部分のみ。細かくは書きません。最近はちょっと書いていますが「ドン引き」されそうな内容になりつつあるかもしれません。興味がない人にとっては「良く分からん」という内容ですから。トレーニングが云々とかを書いていると私自身楽しくなるのです。そうなると止まらない(笑)。

自分がやっていることの見直しなども含めてもう少しやっていきたいと思います。誰も喜ばないのですが私自身が喜ぶ(笑)。まとめる作業の中で色々と見えてくることもあるので。時間が許す限りやっていきたいなと思います。

どうでもいい内容ですね。自己満足ですから。
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1時間の練習で

2017-11-21 | 陸上競技
月曜日。この日は私自身がバタバタ。7分の6が授業。やるしかないですね。

練習に関しては土日を各自に任せていました。ここもすごく大切になる部分ではないかと最近思っています。「やらされる」という感覚から抜け出すために何をするのか。本当に強くなりたいのであれば「自分の時間」をどのように使うのかだと思います。強制されてやるのではなく「自分が必要だからやる」という部分。最近は強くそう思うようになりました。メニューを作るのは当たり前ではない。練習に来れば指導者の言うとおりにやっておけばよい。結果が出なかったら「練習が悪い」「メニューが悪い」としておけばよい。が、本当にそうなのか?自分自身が心の底から「強くなりたい」「速くなりたい」と思っているのかだと思います。「自分でどうするか」を考える時期も必要になると思います。だからこそ「勉強と練習の両立」を自分で考えて行動すればいい。どちらか一方にならないようにする。

この日は7時間授業だったので練習開始時には少し肌寒くなっていました。正確にいうとその前からかなり寒かったのですが。その中で1時間のトレーニング。ウエイトサーキットにしました。女子のベンチプレスが弱い。22.5㎏くらいでやっているのでこっそり25㎏にしておきました。分かりにくいと思いますが。練習している女子の中で1人だけがギリギリ上がりました。重くなったことを伝えていないのですが。やはり最低でも30㎏ではやりたい。重量にこだわるつもりはありませんが「最低筋力」です。残りの者も「あと1回」くらいの水準ではあります。この冬の間にどれくらいできるか。男子も同様で弱い。40㎏くらいでしょうか。最低でも50㎏は越えたいですね。

見ていると練習自体はスムーズに進むようになっていました。が、若干雑になる部分もる。フォームであったり負荷の掛け方が甘くなる。左右差がある動きをする者もいました。こういう部分に気を付けなければ故障にもつながります。大切なのは「早く終わらせること」ではなく「正確な負荷をかけること」です。トレーニングや練習で気を配らないといけない部分ですね。いつの間にか「目的がすり替わる」ことがあります。ウエイトなどはその最たるもの。男子は重さが上がっていくのが楽しくなります。「競技に活かすため」にやっているウエイトが「重さを上げるため」になる。間違えないようにしたいものです。

大切にしたいのは「ウエイトでの重量が上がること」もですが「他種目につながっているか」という部分です。DM投げをしますがこの飛距離が伸びているかどうかは大きな判断材料だと思います。トレーニングをやってそこの部分が変わっていなければ「効果が出ていない」という判断になります。ウエイトの重さを求めているのではなく「実際の動きにつなげていきたい」という部分です。動きの中での筋力発揮が改善されていなければ練習の効果が疑われます。本当はコントロールテストなどを行って「数値化」するといいと思うのですが。時間があるときにやっておいた方がいいのかもしれません。時間がないのでできませんが(笑)

たった1時間。されど1時間です。全く身体を動かさない1時間と練習をする1時間。これは1日だけで考えると大したことはないですが2週間3週間と積み重なった時に大きな差になります。補強に関しても同じこと。1日100回を3週間やれば2100回になる。まったくやらない人間と比べるとそれは大きな差です。だから毎日継続することの大切さを話します。1日で2100回やるよりは毎日100回のほうが効果があると思います。身体的な効果だけではなく精神的な効果も含めてです。

最後のスプリントの部分は面接練習が入っていたので見ることはできませんでした。自分たちでその状況に応じてやってもらうしかない。50分強で終わったのではないかと思いますね。密度としてはかなり濃いと思いますが(笑)。

とりあえず記録しておきます。
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