ちょっと感じたことがあるので。忘れないように記録しておきたいと思います。
身体のケアについて。ここに関しては普段からかなり話をしています。それでもなかなか徹底できない部分があるというのが現状ですが。選手はどうしても脚などを痛めてから始めて「ケアをしなければいけない」と感じます。それまでは自分には怪我は関係ないと思うのかもしれません。絶対に怪我をしないように配慮するというのはなかなかできない。文字通り「痛い目にあう」ことで必要性を感じるようになるのだと思います。
こちらとしてもセルフケアができるように様々な道具を準備します。それを使うかどうかは本人達次第なのですが。1年生はそのあたりの感覚がやはり鈍い。練習中に伸ばしたりなどはほとんどしない。うちの3年生女子、MとSは必ずといって良いほど空き時間に必要な箇所を伸ばしています。2人とも「痛い目」にあっていますから、自ずと危機感を持っているのだと思います。自分の身体にしっかりと目を向ける。その部分がきちんとできるかどうかは大きいなと思います。痛い目にあってからでは本当は遅い。ここは経験的な部分があるのかもしれません。
高校生が普段から整体などに通うのは難しい部分があると思います。金銭的な部分もありますから。どうしても故障をしてから治療として整体に行くというパターンが大半。筋肉が硬くなっているのを弛めてもらうのはその時がメインになる。故障箇所そのものに原因があるというよりは他の部分が引っ張って故障を生み出している可能性が大きいと思います。その筋肉を弛めることで初めて故障箇所が回復していく。基本的にはその時に整体を利用するというのが多いのかなと感じています。
選手が試合前に整体に行く。これは悪いことではないと思っています。自分の身体のバランスを整えてもらうという意味では最大のパフォーマンスを発揮するために必要な要素だと。しかし、それが試合の直前だとどうなのかなという感覚があります。直前に整体に行く。そこで筋肉の張りなどを取ってもらう。それにより筋肉自体がかなり弛むと思います。ここに問題点が2つ存在するのではないかと考えています。
1つは「筋肉が弛み過ぎると爆発的な力が発揮できないのではないか」という部分が。筋肉自体にある程度張りがないと弛緩し過ぎて力が出せなくなる可能性はないか。試合前に鍼治療はやらない方が良いと言われます。故障していて致し方なく鍼を打って弛めるということはあっても身体のバランス調整としての鍼は良くない。直接筋肉に刺激を入れて弛めますから弛緩しすぎて力が出なくなる。整体でも同様の部分があるのではないかも考えています。ある程度の硬さを取るのは必要だと思います。しかし、柔軟性を出すために弛めると筋肉本来の強さがなくなってしまう気がします。これは経験則なので確証があるわけではない。弛緩すると身体が弛んで気持ちいい状態になると思いますが、それは競技パフォーマンスからすれば実はあまり良くないのではないか。
もう1つは「感覚の違い」が生まれるのではないかという部分。プロ選手のように毎日トレーナーが付いて練習後や試合後に身体のケアをしている選手であればそれは関係ないかもしれません。上述のように高校生は毎日、毎週整体に行って身体のケアをするのは困難です。時間的な余裕もないでしょう。その段階で試合前日などに整体に行くと「普段とは異なる状態」が生まれると思います。筋肉としては良い状態なのかもしれない。しかし、普段とは全く違う身体の状態の中で競技をするとそれは「感覚と動きの誤差」が生まれると思います。普段の練習とは異なる感覚の中でレースを迎える。本人は身体が軽く良く動いていると感じていたとしても実際はそこに「誤差」が生まれてくるのではないかと思います。動きのタイミングであったり、筋出力の感じであったり。細かい部分が異なる。
理想をいえば毎日毎日整体に行って身体を整えるのが良いのかもしれません。それは物理的に無理。プロスポーツではないのでそこまでの時間的な余裕もなければ金銭的な余裕もない。そんな状態の中でどうするのか。
ある選手が整体に行きました。以前は弛み過ぎて力が入らないという話をしていたので少しはタイミングをずらして。走りを見ると悪くない。本人と話をすると「イマイチ」とのこと。見ている動き自体は悪くないのに本人の感覚は微妙。何がどうなのか?と聞くと「自分の感覚と身体の動きが一致しない」と言っていました。鋭いなと。ひょっとしたら身体の状態としては良いのかもしれません。整体で先生方も色々と選手のためにやってくださっているので「身体」としてはベストの状態を生み出している可能性はある。しかし、それを動かす本人の「感覚」がその「身体」にマッチングしていない。そうであればやはりベストパフォーマンスにはならないのではないかと思います。
そういう状態だったので練習の中で一つ一つ確認しながら修正しながらやっていきました。最終的にはかなり動きと感覚が一致してきた部分があります。これが試合前日であればちょっとしんどいなと思いますね。ある程度すり合わせをしなければいけない部分がある。あくまで高校生です。普段と異なる状況の中で力を発揮するのはやはり難しくなると思います。だからこそこちらも考えなければいけない。
これに関してはあくまで私見でしかありません。正解なのかどうかは不明。しかし、目の前の選手を見ていて感じたことは真実に近いと考えています。それぞれの立場からそれぞれで一生懸命にやる。選手は身体の状態を良くしたいと思う。整体の先生方は少しでも選手のためにと力を尽くしてくださる。どちらも本当に大切なことだと思います。最後にそれを統合する部分はどうしても「現場」です。テリトリーがある。走りや状態に関しては毎日指導している者が一番的確に判断できると思います。
とりあえず感じたことを記録しておきます。感想を個別に聞かせてもらえると嬉しいです(笑)
身体のケアについて。ここに関しては普段からかなり話をしています。それでもなかなか徹底できない部分があるというのが現状ですが。選手はどうしても脚などを痛めてから始めて「ケアをしなければいけない」と感じます。それまでは自分には怪我は関係ないと思うのかもしれません。絶対に怪我をしないように配慮するというのはなかなかできない。文字通り「痛い目にあう」ことで必要性を感じるようになるのだと思います。
こちらとしてもセルフケアができるように様々な道具を準備します。それを使うかどうかは本人達次第なのですが。1年生はそのあたりの感覚がやはり鈍い。練習中に伸ばしたりなどはほとんどしない。うちの3年生女子、MとSは必ずといって良いほど空き時間に必要な箇所を伸ばしています。2人とも「痛い目」にあっていますから、自ずと危機感を持っているのだと思います。自分の身体にしっかりと目を向ける。その部分がきちんとできるかどうかは大きいなと思います。痛い目にあってからでは本当は遅い。ここは経験的な部分があるのかもしれません。
高校生が普段から整体などに通うのは難しい部分があると思います。金銭的な部分もありますから。どうしても故障をしてから治療として整体に行くというパターンが大半。筋肉が硬くなっているのを弛めてもらうのはその時がメインになる。故障箇所そのものに原因があるというよりは他の部分が引っ張って故障を生み出している可能性が大きいと思います。その筋肉を弛めることで初めて故障箇所が回復していく。基本的にはその時に整体を利用するというのが多いのかなと感じています。
選手が試合前に整体に行く。これは悪いことではないと思っています。自分の身体のバランスを整えてもらうという意味では最大のパフォーマンスを発揮するために必要な要素だと。しかし、それが試合の直前だとどうなのかなという感覚があります。直前に整体に行く。そこで筋肉の張りなどを取ってもらう。それにより筋肉自体がかなり弛むと思います。ここに問題点が2つ存在するのではないかと考えています。
1つは「筋肉が弛み過ぎると爆発的な力が発揮できないのではないか」という部分が。筋肉自体にある程度張りがないと弛緩し過ぎて力が出せなくなる可能性はないか。試合前に鍼治療はやらない方が良いと言われます。故障していて致し方なく鍼を打って弛めるということはあっても身体のバランス調整としての鍼は良くない。直接筋肉に刺激を入れて弛めますから弛緩しすぎて力が出なくなる。整体でも同様の部分があるのではないかも考えています。ある程度の硬さを取るのは必要だと思います。しかし、柔軟性を出すために弛めると筋肉本来の強さがなくなってしまう気がします。これは経験則なので確証があるわけではない。弛緩すると身体が弛んで気持ちいい状態になると思いますが、それは競技パフォーマンスからすれば実はあまり良くないのではないか。
もう1つは「感覚の違い」が生まれるのではないかという部分。プロ選手のように毎日トレーナーが付いて練習後や試合後に身体のケアをしている選手であればそれは関係ないかもしれません。上述のように高校生は毎日、毎週整体に行って身体のケアをするのは困難です。時間的な余裕もないでしょう。その段階で試合前日などに整体に行くと「普段とは異なる状態」が生まれると思います。筋肉としては良い状態なのかもしれない。しかし、普段とは全く違う身体の状態の中で競技をするとそれは「感覚と動きの誤差」が生まれると思います。普段の練習とは異なる感覚の中でレースを迎える。本人は身体が軽く良く動いていると感じていたとしても実際はそこに「誤差」が生まれてくるのではないかと思います。動きのタイミングであったり、筋出力の感じであったり。細かい部分が異なる。
理想をいえば毎日毎日整体に行って身体を整えるのが良いのかもしれません。それは物理的に無理。プロスポーツではないのでそこまでの時間的な余裕もなければ金銭的な余裕もない。そんな状態の中でどうするのか。
ある選手が整体に行きました。以前は弛み過ぎて力が入らないという話をしていたので少しはタイミングをずらして。走りを見ると悪くない。本人と話をすると「イマイチ」とのこと。見ている動き自体は悪くないのに本人の感覚は微妙。何がどうなのか?と聞くと「自分の感覚と身体の動きが一致しない」と言っていました。鋭いなと。ひょっとしたら身体の状態としては良いのかもしれません。整体で先生方も色々と選手のためにやってくださっているので「身体」としてはベストの状態を生み出している可能性はある。しかし、それを動かす本人の「感覚」がその「身体」にマッチングしていない。そうであればやはりベストパフォーマンスにはならないのではないかと思います。
そういう状態だったので練習の中で一つ一つ確認しながら修正しながらやっていきました。最終的にはかなり動きと感覚が一致してきた部分があります。これが試合前日であればちょっとしんどいなと思いますね。ある程度すり合わせをしなければいけない部分がある。あくまで高校生です。普段と異なる状況の中で力を発揮するのはやはり難しくなると思います。だからこそこちらも考えなければいけない。
これに関してはあくまで私見でしかありません。正解なのかどうかは不明。しかし、目の前の選手を見ていて感じたことは真実に近いと考えています。それぞれの立場からそれぞれで一生懸命にやる。選手は身体の状態を良くしたいと思う。整体の先生方は少しでも選手のためにと力を尽くしてくださる。どちらも本当に大切なことだと思います。最後にそれを統合する部分はどうしても「現場」です。テリトリーがある。走りや状態に関しては毎日指導している者が一番的確に判断できると思います。
とりあえず感じたことを記録しておきます。感想を個別に聞かせてもらえると嬉しいです(笑)