kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ポイント練習

2018-05-20 | 陸上競技
土曜日の続き。審判を途中で抜けさせてもらって自分のところの練習。やはりここは外せません。県総体の1週間前。例年この日の練習が県総体を左右すると思っています。ここで走れればかなりの確率で県総体で走れる。経験則ですがほぼない間違いないと思います。以前はこの日にトライアルのようにして記録を計っていましたが最近はやりません。感覚的に走れているというのを感じてもらえばそれでいいと思っています。

練習はいつもの流れで。試合のアップから始めてという感じでした。今回は学校とは別の場所で練習。tb高校と一緒にやることに。もちろん、総体前ですから全くの別メニュー。普段は一緒にやることがあっても県総体では最大のライバルになります。ピリピリした関係は保ちたいなと思います。アップ段階では練習場所がまだ空いていなかったので使える場所で。前日に話をしていた部分もあります。ここでどれだけ「やるべきことをやる」というのができるか。手を抜かず丁寧にアップをする。当たり前ですが。その時の身体の状態を確認するためにも必須だと思いますね。

アップに関してはこちらから細かく指示を出さず。本人達に任せました。遠くでやっていたというのもあるので。スパイクを履いたところからバックストレートで行うことに。風が全く安定しませんでしたがどちらかというと追い風気味だったので。チューブもも上げ、スピードスキップ、シザース。チューブ走。限られた場所と時間での練習です。テキパキとできるといいなと思います。

10バトンとカーブ直線バトン。距離感の確認をしながら。ここまでにかなり身体を動かしています。スピードは十分出る感じがありました。カーブ直線でバトンを渡してスピードを落とすのに結構な距離が必要でした。感触としては良い。距離感や出のタイミングに関してもある程度の水準かなと。その流れの中でバトン合わせ。女子は多少の誤差がありますがバトンはしっかりと渡ります。スピードを緩めるというのもなく。理想をいえばもっと加速してからバトンが渡ると良いなとは思いますが。まだまだ改善の余地あり。男子に関しては半々というところでしょうか。確率的な問題があります。バトン練習で半々というのはかなり厳しいと思っています。何とかしなければいけないですね。

そこからショートスプリントとロングスプリント、跳躍に分けて練習。ショートはスタート練習。ロングはカーブから直線のスタート。ロングスプリントは150mできちんとスピードを上げていく&中間に繋げていく練習。本人の感覚を確認しながらです。2本やってから中間マークをやりたいという申し出があったので実施。カーブ直線で抜けて来てからの中間マーク。少し時間をおいて中間マークからもう少し距離を置いての中間マークをやっていました。これだけで150mくらいはあったと思います。自分の中で流れを作りたかったのだと思います。こちらからは250m地点までのイメージづくりをしてみては?という提案を。200mを過ぎた辺りから鈍るイメージがあるようなので。50m地点から250mまで。実質200mを走る感じですね。何とか対応したいなという感じです。

ショートは前日と同じように40mと60m。人数的な事もあり男子はSo単独で。本当は競争させたいのですがなかなか。女子は計画通り競争できました。前日の流れを引き継ぎながら。3年生女子はかなり順調かなと感じました。40mではSがNに先行。県選手権の頃から考えるとかなり回復してきました。これをレースで出せるか。Sは自信を持って欲しいですね。Nは「自分の動きができていない」と珍しく口にしていました。こういう場面でどう自分の動きを作るか。走りの感じとしては悪くないので私的にはさほど気にしていないのですが。故障から回復段階にあるSoはかなり良い動きになっていました。こちらも何とかしてベストの走りをさせてあげたい。この動きがレースでできればという感じですね。

うちの練習と並行してヨンパの練習。tb高校の選手とtkg学園の選手一人ずつ。県総体を想定しての展開としました。300mHを。単純にタイムを狙っての走りではなく実際のレース展開を想定しての走りを求めました。タッチダウンを計りながら動きの確認まで。課題となる部分を浮き彫りになります。練習後にそこの部分をそれぞれと話しながらどうやって対応するかを指示しました。tb高校の選手はもう一本(笑)課題となる14歩から15歩への切り替えをもう一度やっておかなければいけないので。ここのタッチダウンが大きく落ちるとやはり勝負にはなりません。どこで勝負するかにもよるのですが。2本目はほぼ完璧。このレースができれば本当に面白いなと思います。そのまま気持ちを維持させながら120m。全力で走らせました。この120m、本当に速かった。力を出せたら面白いと思います。私自身も勉強になります。色々と(笑)

うちのショートスプリントは120-90-60、120-60を。最大スピードでの負荷としました。段差で出ようとだけ指示をしていましたが女子は2グループに分けて走っていました。かなりのスピードが出るようになっているなと。維持も含めて。状態としてはかなり良い。1セット目が終わった時点でかなり疲労していました。スピードが出る分、身体にかかる負担も大きいのだと思います。出し切れなかった部分がきちんと出せるようになってきた。スピードレベルが低いとそこまでの負荷にはなりません。最大スピード負荷で走れるとやはりきついと思います。普段からかなりスピードを上げていますがこの日はすごく上がっていました。狙い通りではあります。120-60をやると伝えたら愕然としていました(笑)それでも押し切る。中心選手は強いなという印象を受けました。

これだけスピードを上げればやはり負荷は大きい。県総体までにきちんとケアをする。もちろんメンタル的な部分もしっかりとやらなければいけません。何度も書いていますが「やるべき事をやる」のです。それ以上でもそれ以下でもない。ここは私がどうこうではないと思います。ケアも含めた部分への対応。本当に勝負しようと思えばそこまで含めて考える。求めすぎではないと思います。

練習終了後、私は学校へ。同窓会総会の片付けを手伝うことに。こちらが終わったのは21時半くらいでしょうか。朝から夜まで働き詰。仕方ないですね。ヘロヘロになってすぐに寝てしまいました。若くないなと痛感。これからまた怒涛の時間が過ぎていきます。乗り切ります。
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手伝い

2018-05-20 | 陸上競技
土曜日。この日は朝からバタバタの予定。かなりハードでした。

中学校の東部県体のお手伝いをすることになっていました。少しずつは貢献。中学生の走りを見る良い機会になります。基本的に実際に走りを見て魅力がある選手に勧誘で声をかけさせてもらっています。過去には様々なしがらみがあり「声をかけた方がいいだろうな」というのもありました。うちのように人が集まりにくいチームではこうやってきちんと見ることが必要だと思っています。レースの結果のみで判断するというのは違うと思います。責任を持って選手と向き合うというのが必須。

審判をするのは実際に目で見ることができるからです。決勝のレースだけを見るというのではなく予選からレースは見たいなと思います。今は力がないかもしれないけどもこれから先の伸びを考えたら面白いなという選手は沢山います。原石になる選手を発掘するというのも面白いことです。

そんな感覚で審判に行くというと批判を受けるかもしれません。もちろん、それだけがメインではありません。中学校の先生方の指導があったから今の選手がいます。やはり感謝の気持ちを持って向き合わなければいけないと思っています。実際に現状の報告をさせてもらっています。上手くいっていてもそうでなくてもきちんと伝えていかなければいけません。選手が来てくれればそれでいいという話にはならない。入口の部分から出口の部分まで考えて対応しなければいけないと考えています。就職希望者が進学希望になったりと色々と変化はあります。その辺りも含めて。

その手の話をしていたらうちの選手と関わりのある指導者が「出口の部分の差が明らか」という話をしてくれていました。比較対象がどこなのかという部分もありますが就職などに関してはかなり良いと思っています。進路部がかなり力を入れてくれているので。高校から就職を考える生徒は少なくなってきている気はしますが、ここは大きなメリットだと思います。進学に関してもかなりプラスの部分があります。検定などを利用して指定校推薦で進学する。英語に力を入れている部分があるのでその手の大学への進学も見えてきます。実際にこの春卒業した生徒は関西外語大へ進学しました。国公立へも複数。こういう部分もきちんと見てくれる指導者や保護者の存在は大きいと思いますね。感謝したいなと。これが勧誘活動に繋がるといいのですが(笑)

「久しぶりですね」「練習やってるんですか?」という話をされることもありました(笑)。同じ市内であっても練習で顔を合わせなければまだなかなかわかりません。興味関心があるのかどうかは分かりませんがそれなりに走れるようになる事には理由があると思っています。競技場などで練習をすると「あー、こういう練習をやるんだ」というのが分かります。しかし、最近は引きこもっていますから他の指導者に会う機会は少なくなっています。そこから「久しぶり」という話になるのかなと。良いのか悪いのか。謎のベールに包まれた練習をしているということにしておきます。別に隠すつもりもないですし、blogに書いているので関心がある方は何となく分かっているのではないかと。基本オープン。

仕事がないときには出場選手の動きを見ながら。中学生の走りです。もっとこうした方がいいなーとか課題はこうだよなーと見ていました。観戦に来ていたmtb先生と一緒に。動きの解説もしながらですね。どこで誰が聞いているか分からないので当たり障りのない話にしかならないのですが。冬に合宿で一緒に練習をした選手の走りも見ました。速い(笑)。保護者の方は様々な大会を見に来られています。支部大会にもいらったのでは?熱心なだなーと。私も保護者としてもう少し自分の子供たちの試合などを見ないといけないなと反省。

極力働くようにしました。私がそうであるようにそれぞれの学校の顧問は自分のチームが気になると思います。そうであれば部外者である私が働く方がいい。自分のチームの指導ができるでしょうから。やはり立場をわきまえて動かないといけないなと(笑)。まー午後から用事があったので14時までしかお手伝いできないというのがあったので前半に詰めてやらせてもらうことにしていました。

選手にとっては大切な大会。トラックレースにとってはホームストレートは強烈な向風。3mを超える風が吹いていました。記録的にはかなり厳しいと思いますがこういう経験も必要だと思います。勝負にこだわったレースをする中で学ぶこともあると思います。見ていて新鮮なこともたくさんありました。自分たちが大会運営をする時にも気をつけないといけないなという部分も多数。様々な所で関わることで見えてくることもある。改めてそう思いました。

まじめに働きました(笑)この日はまだまだやることがあったので14時くらいに早々と次に移らせてもらいました。

で、また書きます。そのうち。

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