kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

公開授業&走練習

2018-05-13 | 陸上競技
土曜日。通常ならば休みなのですがこの日は登校日になっていました。公開授業とPTA総会を実施するためです。話を聞くとこのタイミングでPTA総会を行うところがほとんどのようです。休日に行った方が参加者が多くなるんじゃないかという話ですが本当にそうなのか?平日よりは参加しやすいと思いますが。

うちは進学説明会と就職説明会も同時開催にしていますからその時間に合わせて参加される保護者が多かった気がします。私は駐車場係になっていたので8時から待っていましたが9時の段階で第2体育館の駐車場前に20台程度(笑)グランドで待っていましたが全くといっていいほどやることがありませんでした。まーそんなものだと思います(笑)

2時間目は私も授業。テスト範囲は終わっているので復習。授業はいつも通りの展開で。別に特別なことをやるつもりは最初からありません。他の方の話を聞くと範囲が完全に終わっているのでもうやることがないという部分があるようです。確かに。演習ができる科目であればいいですが国語などではそれはできません。テスト直前に実施されるというのは良いのか悪いのか。授業をやる側にとっては色々弊害もある気がしますが。

この日はせっかく学校に来ているので練習。授業が終わってすぐに実施したい所ですかグランドには車が停まっています。この状況では練習ができないだろうということで食事の準備をさせていました。軽く食事を取ってから練習開始としました。前の記事に書いた「色々なことがあって」という部分に早急にこの時間に対応することができました。いや、本当に保護者の協力はありがたい。何とか結果を出して恩返ししたいなと思いますね。可能な限りのことをやっていきます。

練習は少し長めに行いたいなと考えていました。2週間後には県総体があります。きちんと練習負荷をかけられるのは来週までになります。ここの過ごし方はかなり大切だと思っています。これまで県総体に向けてピーキングを作って来ました。本当にそこに対するノウハウがあるのかどうかは分かりませんがこれまではかなり戦って来たと思います。その部分を考えるとやはりここはある程度の練習をしておかなければいけないと思います。以前であればこういう時には競技場に移動して大きな負荷をかけたいという考え方もありました。しかし、移動時間がもったない。その時間を勉強に充てる方が効率的です。そのため練習は学校で。

練習は週中と同じ流れで。パターン化するのは避けたいのですが限られた時間の中で何をするかを考えた時にはやはり「決まった流れ」の方が対応しやすいと思います。メニューを一から説明していく時間、それを理解する時間というよりは「ベースになる練習」を徹底してやる方が効果が高いと思います。基礎的な練習の中でやりたい事をしっかりとできる方がいい。まー時期によってやり方を変えるというのも必要だと思います。

バランス系の練習をしてからハードルドリル。食事終了後、待ち時間があったらしく練習道具の準備はほぼ終わっていました。こういう部分の成長は著しいと思います。多少なりと先を見て行動ができるようになってきている。大した事をやっているわけではないのですが少しでも効率よく練習を進めていくというのは大切な事だと思います。ドリルから壁。連続抜き。一連の練習です。試合の時のアップを意識したメニューになっています。トレーニングを含みながらやりたいところですがそこまでやると時間が足りなくなります。優先順位をしっかりと考えてやりたいですね。

スパイクを履いてからスピードスキップとチューブシザース。そのままチューブ走。この日はいつもと風の向きが異なったので追い風でやることにしました。少しでもスピード刺激をかけたいと思えばやはりその方がいいかなと。他の部活動は練習をしていなかったので比較的自由にグランドを使えました。そのため普段とは逆方向から走ることにしました。毎回書いていますがうちのグランドは手狭です。60m走るのがギリギリです。それ以上伸ばすと止まる時に危険です。狭いグランドでどれだけ戦えるのかというのは大きいとは思いますね。逆方向から走ると花壇がありますからさらに止まりにくい。急ブレーキをかけるのは足に大きな負担がかかってしまいます。ここも気をつけなければいけないと思っています。

チューブ走を2本行ってから前半マーク。ここで加速段階をひたすら作るというのもうちの練習の特徴かなと考えています。更には中間での走りをきちんと作りたい。加速段階と中間での動きの違い。何度も言いつづけていますが頭で分かっていても動きとしてそれができるかは別問題かなと。やはりできるようにしていきたい。動きの変化を感じさせるために何をするか。ここ数日間書いていますが40↑20→をやっています。マークを使っての練習も含めて大切な部分だと思っています。週に3回行いましたがかなり動きの感じが良くなってきているなと感じています。そんな単純な話ではないと言われるかもしれませんが「組み立てる」というのがうちの練習です。ピッチだけではなくきちんと進む。前側で足を動かす。根本的な部分の徹底です。

パターンとしての10バトンと25並走。ここは本数を少なめに。1本ずつ。動きが作れない時期にSが「一緒に走る事で精一杯になってしまって自分の動きが作れない」と話していました。ハイスピードでやりますから置いていかれてしまうといけないという危機感が先に立ちます。本当はその状態でも自分の動きをしなければいけない。加速段階から中間につなげる部分はこの練習でもできます。ハイスピードで走っているので互いの走力がわかってきます。女子3人はかなり走れるようになってきているなと感じています。選手権よりは格段に。特にSに対してはこちらも何とかしてあげたいと思う部分があります。県選手権が終わった後に「うちは2枚看板でやっているわけではない。3枚看板でやっている。意味をきちんと理解してほしい。」と全体の前で話しています。ここの意味。うちが本当の意味で戦うためにはやはり3枚です。

そこからバトン合わせ。前日に「バトン練習は競技場でやらないと」という話がありました。確かにその部分はあると思います。が、前回インターハイに行ってから先のバトン練習に関してはほとんど競技場ではやっていませんでした。それでも飛躍的に安定感が生まれています。どこでやるかだけではなく頻度と精度の問題が大きいします。曲走路でないとできないという部分はあると思いますが。うちはなんとなく大丈夫かなと。

男子バトン。走力や故障などの大きな問題を抱えている中でどうするか。安定感がない。それでも戦うと決めたのであればやはりやるしかないかなと。早出あり遅出ありと本当にバトンが渡るのかという部分があります。ここも考えていかなければいけない。女子に関しては3-4走が詰まる。Mが微妙に出遅れるというのもあるのですがやはりSの進み具合が違うというのが一番の要因だと思います。ここは常に確認したい。1-2走は早目にバトンが渡って良いと思っています。流れたら二度と追いつけないですから。本当はもう少し書きたいのですが長くなってきているので割愛。

最後に120mを。120-120-90-60で。その前にB走&DM走をやって中間の走りを作りたかったのですが時間がかかるので省略しました。120mを詰め気味にやって終了。やらないといけない事があると思います。ここで走っておかないとこれから先に困ることも出てきます。最後まで動きを保たせる。ここに課題をおきました。よく走れていたかなと思いますね。

練習をしたから勉強ができない。そんなことはないと思います。時間は確保しています。朝から夕方までずっと練習をしていたらそれは不可能。そんなことはしません。時間を自分自身手間どのように使わないといけないのか。ここだと思います。「なんで練習しないといけないのか」と考える者もいるのかもしれません。そうであれば練習に参加せずに勉強をすればいいと思います。人の価値観はそれぞれ。重きを置かないのであればやはりそれも一つの価値観。試合で最高の結果を出したいと思えばやはりやることがある。そう考えています。

まとまりなく長くなりました。もう少し書きたいことはあるのですが思ったことを書いていたら長くなりすぎました。機会があればまた書きます。あれば。
コメント
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