kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短い距離中心

2018-05-11 | 陸上競技
水曜日。この日は久々に晴れました。やっとグランドで走れる。こう言う時に限って会議が(涙)。会議の中で「働き方改革」の話が出ました。勤務時間管理のためにタイムレコーダーを導入する予定だとか。そんなことをしたら「ブラック企業」というのが更に明らかになってしまいます(笑)。部活の外部指導員導入の話も以前から出ています。時間外労働への対応として本当にそれでいいのか?甚だ疑問が残ります。

そういえば今年は8月に閉庁日を設けるとのことでした。仕事をしてはいけないという日設ける。3日間設定するがその日に関しては「年休」「厚生休暇」を充ててもらうと。いやいや、閉庁日を設けるのであれば「年末年始」と同じ扱いにしなければおかしい。半強制的に休むことになるのですから。女性の方でお子さんがいれば(偏見とかではなく)、保護者会や病気の時に付きそうなど年休を使って休まなければいけない人も出てきます。私のように好きにやっている者は年休もかなり余ります。閉庁日に年休を3日間取らないといけないとなると逆に足りなくなるという人も出てくるはずです。

働き方改革。本当に素敵な言葉です。実際問題をすっ飛ばして言葉が一人歩きしている感じがあります。どうなんでしょうか。

話が大きくそれました。上述のように会議があったので私が練習に参加した時にはほぼ練習は終わりかけでした。やりたいことがいくつかあってそれを配置しました。動きの確認からスキップ走、シザース。シザースは前日に室内で行ったものをスパイクを履いて実施。さらにチューブ走と前半マークを。私はこの辺りから参加でした。

前半マークで最初の段階の動きを作る。中間への繋ぎの部分を重視したいなと思っていました。最初の5歩、そこからのピッチアップ。膝の引き出しの方向と身体の起こし具合。かなりこだわってやっています。それでも繋ぎの部分がうまくいかない。適当にやっても走れる選手はいます。うちは違う。積み上げです。「上手くいかない」という水準がどこにあるかという話ですが。

本当であれは100m全ての歩数にマークを置くといいのでしょう。動きの正確性と意識を求めるのであればそれが一番効果かあるかなと。実際問題は無理ですがやはりそれくらいの感覚は持ちたい。うちの練習では30m近くはマークを置いて動き作っています。きちんと考えがあってやっている。この段階を3本ほど実施。

今度は加速段階から中間へきちんと繋ぐ。練習の中で「加速段階」と「中間疾走」との動きを一連の流れてやる部分が少なかったかなと感じています。加速段階だけで終わってしまっていた。こちらとしては「きちんと繋いで走る」という所まで意識させていましたが、実際にはその前段階で緩んでいた部分があるのではと感じました。

この日は前半マークから中間までしっかりと走らせました。40↑20→で。最初の数本は前半マークを置いてやるべき動きを意識しながら中間の走りに変化させていく。足運びや重心移動も違ってきます。だからこそそこの部分をきちんと作っていきたい。身体の起こし方と足運びを同調させる。何本かやる中で変化はありました。これは続けていきたいと思います。

さらにはトーイング。無理矢理にでも重心移動を生み出す。膝の引き出しと腰の移動を合わせる。スピード刺激を入れてから10バトンと25並走。時間の関係でここは1本ずつとしました。バトン系はうちの練習の肝だと思っています。可能な限りまいにちやりたい。本当は合わせまでやりたいのですがなかなか時間が足りません。ここ数年、きちんと練習を積んでいればバトンミスというのは生まれません。感覚作りですから継続する必要があると思います。試合前だけちょっとやるというのは効果は低いかなと考えているので。

県総体まで3週間ありません。こちらもこの期間「命がけでやる」という話をしました。レベルが高く中国に簡単に進めることは無いと思います。やれること全てやる。もっとやっておけば良かったという逃げ道を作らない。中国にいけなくても仕方ないという部分があったらアウトだと思います。特に男子は厳しい。その現実を受け止めながらやらないといけない。男子は組織として上手くいかない時期がかなり長く続きました。だから中国に行けなくても仕方ないとは思いません。可能な限りやるしかない。

こちらがどれだけ真剣に思っていても最後は選手。サポートは最大限にやります。走りの一歩さえ見逃さずにやりたい。そう思っています。

まとまりが(笑)思うことをひたすら書きました。お許しを。
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