kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

プロ編&選手に任せる

2018-05-12 | 陸上競技
金曜日。この日は県総体のためのプロ編。今年度は中国大会の引き受けもありますからなかなかバタバタです。これは以前から分かっていたことですが中国大会ではアップなどでずっと付きっ切りはできません。ある程度自分たちで考えて動いてもらわないといけない。そのプレが県選手権でした。県選手権を境にきちんと考えて動くことができるようになってきたかなという感じを受けています。当然のことだとは思いますが。木曜の練習を見ていると「自分がやろうとしている動き」を頭に入れながらやっていました。走る前にイメージしてから走る。これを評価するというのは「当たり前だろう」と言われるのかもしれませんがこの子達の成長を間近で見ていると少しのことでも嬉しく感じます。

朝は図書室を開けておきました。更には長距離女子のユニフォームを注文することになったのでそのデザインを。男子長距離のユニフォームが廃盤になりました。その関係で男子長距離はユニフォームの配色をジャージのカラーに合わせました。私が赴任した時に短距離はレーシングスーツとセパレートに替えました。先を見据えてです。今回の長距離は致し方ない理由ではありますがチームとして統一したカラーリングにします。それに伴って女子長距離も替えることに。業者に男子と同じカラーリングで作って欲しいと話したのですが上手く伝わらず結局はこちらでカラーリングして連絡することに。あれこれやることがあるのが現実です。

そこからプロ編へ。ひたすらやりました。気がついたら17時過ぎ。あっという間に時間が過ぎてしまった感じでしょうか。基本的に仕事は早く終わらせてしまいたい。チームとして活動することになるので待たないといけない部分も出てきます。協力体制を作ってやっていくことは大切だなと改めて思いました。そういえばお弁当を食べてからうどんを食べに行きました。プロ編をやった会場のすぐそばに本当に美味しいうどん屋さんがあります。流石に普通盛りにしましたが(笑)。美味しかったですね。お腹いっぱい(笑)

練習に関しては私が不在なので選手に任せることにしました。メニュー的にはトレーニング。体幹強化サーキットを行なってから加速ドリルをやる事に。水曜日と木曜日には中間の動きを意識させています。そこに繋げるために前段階をきちんとやっておきたいなと。走るメニューをやる時にはやはり見たいなという気持ちがあります。こうやって出張があるとなかなか上手くいきません。割り切るしかないんですが。メニュー的には1時間程度で終わったのではないかと。

終わってから選手から連絡あり。色々あって県総体までにやらないといけないことがあるのですがそれが上手くいかない。うーん。懇親会の前でしたが保護者に連絡をして話をしました。こちらとしてはできる事を最大限にやりたい。その部分を保護者にも理解してもらって対応して頂くことにしました。理解ある保護者で本当に助かります。

私にできることはやりたい。その考えに対して選手達がどのように感じているか。重荷にはならないようにしたいなと思っています。私のために何かをしようというのではない。選手が自分のためにやっていく。それをサポートしたいと思っています。練習計画を立てるのも全てそこ。

前任校でマイルでインターハイを逃した。この時は選手が「先生ごめんなさい」と泣き崩れていました。いや、私に謝る必要はない。一番悔しいのは選手自身なのだから。逆に私の力不足でインターハイへの切符を手に入れることが出来なかったと謝罪しました。いつのまか「私をインターハイに連れていきたい」という感じになっていたのだと思います。必要のないプレッシャーを与えていたのかもしれない。そうであれば本当に申し訳ないなと思いますね。

今はそうならないようにしています。そこまで私のためにと思わせないようにしたい。何が何でもインターハイという感じを出さない。本人達は強く思っていると思います。個人もリレーも。だからこそ私が「絶対インターハイ行くぞ」なんて言うと更に気持ちが偏ってしまう可能性があります。だからこそこちらは技術的な部分がと取り組みの姿勢に付いて話をする。自分の力を出せれば自然に上の大会に繋がっていくことになると想うので。

歳を重ね、随分やり方や考え方が変わってきたと思います。さまざまな経験もありましたし。しかし、大切にしたいものは変わらない。そこはこれから先も変わらないと思います。伝わるかどうか、理解されるかどうか。ここに関してはこちらが期待しすぎるのは避けたいなと。教育というのはそんなものだと思っています。教育者だと胸を張れる性格でも人物でもない。それでもやはり選手と向き合いたいなと思います。

夜は懇親会。楽しい時間を過ごしました。仲の良い指導者と時間を過ごせることに心から感謝したいですね。貴重な時間を過ごせました。
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前日の流れを汲んで

2018-05-12 | 陸上競技
木曜日。練習1時間の枠の中でどうやってやるか。前日は長くなってしまったので色々と減らしていきました。練習としてやりたいことは沢山あります。しかし、全てをやるというのは無理。優先順位をつけてやっていかなければ行けません。本数を減らしながらどうするか。

本当はトレーニングをしっかりとやりたいなと考えていました。が、動きの変化を生み出しつつある今、そちらの時間をできる限り取りたい。トレーニングは家でもできる。正確にいうとできないのですか簡単な体幹補強であれば家でできる部分があります。走る練習に関してはやはり学校でないとできない。動きを作っていくことを考えたら尚更です。本人達の感覚と実際の動きのズレを修正していくことができるかどうか。やはり時間が必要になります。

色々な指導スタイルかあると思います。私は近くで選手の動きを見ることが最優先。以前に比べると引き気味に見るようになりました。ちょっと離れたところから見ることで動き全体を把握できるようになる。そこも最近は心がけています。とはいえ、かなり選手と関わります。一つ一つを大切にしていくスタイルはこれから先も変えるつもりはありません。前の記事にも書きましたがこちらは「命がけ」でやろうと思っています。

練習としては前日の流れを汲んで。バランス系をやってからハードルを使ったドリル。壁抜きをやってから道具を使わないスピードスキップを1本ずつ。チューブシザースをやってからチューブ走。ほとんど休まずに練習を組んでいました。しんどいだろうなとは思いながらも実施。

チューブ走からの前半マークは練習の基本的な流れです。外せません。強く引きすぎると全く進まなくなるのでここは要注意なのですが。時間の関係でかなり本数を絞る。前日この辺りの本数を確保しょうと思ってあれこれやっていたら時間があっという間に過ぎてしまいました。反省を生かしてかなり減らす。マーク走も2本とし、そこから更に40↑20→を2本と1本。淡々とやっていく。これまでもやっていた練習ですがある程度明確に区間分けをしてから走らせる方が意識しやすいかなと。加速段階と中間での動きを分けて考える。ドリルというと一般的には中間の動きが多くなります。うちはちょっと違うかなーと思っています。ちょっとですが。

終わってからすぐに10バトンと25並走。これも1本ずつ。この1ヶ月、調子が上がって来なかったSがかなり動くようになってきました。見ていて分かるくらいに変わってきている。とにかく限られた時間をどのように使うかですね。これまで悔しい想いをしてきた分、なんとか最後のインターハイ路線で納得できる走りをさせてあげたいと強く思います。こちらが気負いすぎるのは良くないので自分自身を冷静にコントロールしたいですね。

最後に120T-120-60を。時間的にかなり押していましたがここだけはきちんとやりたい。うちのグランドで一番の距離です。ショートスプリントの後半部分やロングスプリントに対応するためにやっています。可能な限り間の時間を短くして。直線→カーブ→直線という形で走ります。最後の直線にポイントを置いています。しっかりと身体の前で脚を動かす。そこだけを重点的に行わせました。

可能な練習をする。限られた時間と場所の中で練習をする。この環境でもインターハイに進める選手が出る。競技場で練習できなくても対応できる部分はあります。うちはうちのやり方で戦っていきたいなと思います。まだまだ色々な部分が足りませんがやるしかない。そう思っています。

記憶が曖昧になる中でのblog。記録だけ。面白くないなーと思われるかもしれませんが毎日面白いことが起きることはない(笑)実際はネタのような話がたくさんある気はしますが。他の人よりはその手のネタが多い気はします。また機会があれば書きます。多分。
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