kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習~午前中~

2019-01-27 | 陸上競技
土曜日。この日は徳島からysn先生とini先生が来校。前日の夜に山口に来て土曜日の朝から練習をすることになっていました。天気予報は微妙でしたが何とかなるだろうと。前日練習計画を立てていました。6時半くらいにグランドに行くと何とか使えそうな雰囲気。が、様子を見ているとだんだんと雪がひどくなってきました。

この状態から考えると午前中は屋外では無理かなという感じでした。諦めてメニュー内容を若干変更することに。屋外での練習を予定していたので・・・。室内でもできないことはないと思います。しかし、問題が。それは手狭なので移動距離が多くなること。説明も難しくなります。全員の動きを一斉に見ることができなくなる。それでも練習ができるだけでも違うかなと。せっかく来ていただいたにもかかわらず最大限のおもてなしができない。申し訳ないですね。

予定では午前中3時間、午後3時間。練習終了後に移動されることになっていたので強行日程で8時開始に。3時間練習して1時間休憩、さらに3時間で終了予定。できるのか??という不安はありましたが。男子が10人来てくれました。うちは男子が少ないのでogw先生に相談してきてもらうことに。ある程度の人数での練習となりました。

ちょっとだけ挨拶。時間がないので手短に。あろうことか学校名を読み間違える。失礼な話です。本当に申し訳ないですね。深く反省しなければいけないと思います。もう少し事前準備をしておかなければいけません。「県外からのお客さんに対して精一杯のおもてなしをする」という感覚。きちんとやらなければ・・・。

メニューはサイキングアップから。コミュニケーションタッチをから。さらに手つなぎパチンを。これはなかなか面白い。盛り上がります。で、今回お試しのサイキングアップを。年末のお笑い番組でやっていたゲームを取り入れてみることに。TVで見た時に「これは面白いな」と思った部分。それを実際に練習で取り入れることに。メトロノームのリズムに合わせてやりました。室内で音が小さいので全体で手を叩きながらリズムをとることに。かなり盛りあがていました。一人一人の表情が見れないのが残念でしたが(笑)。

そこからバランス系を。ある程度はできますが細かい部分が気になりました。足首が固定できない選手が多いのでそのあたりのことを指摘しながら。普段の練習スタイルと異なる部分があります。どこまで求めるのが正解なのか分かりません。やりなれない練習なのでそれに慣れるまでが・・・。一度バランス系をやってから上手くいかなかったので軸づくりをやってからもう一度バランス系。時間がないのにしつこくやるのもどうかなと思いましたが。メニューの紹介という感じでは意味がないと思っていたので、やるべきことをやるという感覚で。

そこからグループ分けをして体幹強化サーキット。室内ですし複雑な種目はできないと思っていたのでメニューを若干変更したものを実施。この手の種目は時間がかかります。もっとシンプルな種目のほうがいいのかなと思う部分があります。それでも「普段やっている練習がいい」という要望だったのでそれに合わせて実施という感じでしょうか。種目説明もあるのでかなりの時間を要しました。外で走れないのでできることに時間をかける。練習の流れとしてはやはり最初に負荷をかけておきたい。

その場の縄跳び。膝締め意識です。本来であればその場での膝締めをやる方がいいと思います。「締めて運ぶ」という動きはそこまでら徹底されていないと思います。それぞれの学校の通常練習がどのように実施されているのか分かりません。前日に動画を見せてもらって動きの課題になる部分をどうにか出来ないかなと思ったので。やりたい動きは明確にしています。短時間で身につけるのは難しい。ある程度の繰り返しが必要になります。

とはいえそんな時間はない。動きを入れると感覚が作りにくいと思っています。それでも一番感覚をつかみやすいのは縄跳びかチューブだと思います。端折ってしまいましたがもう少し丁寧にできると良いかなとは思います。縄跳びで膝締めを意識して台ドロップ。ここも思いつき練習です。順序立てて考えていく中で「縦の動き」と「じく作り」に加えて「地面に垂直に力を加える」という感覚を作りたい。少し説明をしました。こうなると練習が長くなるので申し訳ないのですが。

「形を真似る」というのは簡単です。選手はできると思います。しかし、その動きの意味が分からずやるのであれば意味がないと思います。狙いが明確ではない状態での練習では何度やっても同じ。だからこそきちんと説明はしておきたいなと。やりたい動きをどうやって身につけていくのかを最優先しています。他校ではほぼやらないと思います。ドリルといえばドリルです。が、狙いをはっきりさせ、理解させて取り組ませたいなと考えている。そのコンセプトが伝わると良いなと。

台ドロップの後は縄跳び走。少しずつ前に進みます。さらにスイッチング。この辺りになるとまた足が回ってしまいます。本当はここの段階をもうしばらくやらないといけないと思います。あと2回練習できれば随分違うのかなと。まー本当に優れた指導者であれば1回の練習で劇的に動きが変わるのかもしれないですね。残念ながら私にはそんな力はありません。丁寧にやるだけ。空き時間を上手く使って意識することを伝えました。

そここらはハードルドリルver2。ここで気づいたのですがここまでですでに2時間以上経過していました。時間がかかるのは仕方ないと思います。何をやっているのか分からない選手にきちんと伝えるというのは時間が必要になります。それをやらずして練習した所で意味がない。更にはここまで一気にやっていたので水分補給さえしていませんでした(笑)30秒休憩(笑)。

縦の動きと重心移動を作る。これも先日の合宿である程度手応えを得たのでそれを「流れの中でやる」という練習にしました。苦手な選手も出てきます。何度か繰り返すと自然にできるようになると思います。これはかなり効果的だと思っています。段階を追ってやっていきます。重心移動が小さいものから少しずつ大きくしていく。そうすることで移動感覚と接地感覚を作ることができる。

少し移動が始まってからは壁抜き。ここは通常の合宿ではやりません。時間がかかるので。道具も必要になりますし。それでもせっかく来ていただいているので「やりたいことのコンセプト」を伝えたいなと。何故この順番でこういう練習をするのか。興味がない人には伝わりにくいと思います(笑)。こう見えても練習に関してはかなり考えています。実施するメニューの順番も私なりに考えています。壁抜きは股関節の感覚などが磨かれないとやりにくい。逆にいうとこの手の練習ができるようになると間違いなく走れるようになると思います。

ある程度の時間を使って実施してそこから進む動きに。廊下なので走路が硬い。結構嫌です(笑)故障のリスクが増えるからです。

今度は重心移動を伴うスティックもも上げ。この時にini先生が「接地が強いですね」と言われていたと思いする。Nのもも上げでした。そう言われたらそうなのかなー?という感じでした。強い接地に関しては意識したことはありません。そう言われて考えてみると「きちんと重心が移動して縦の動きをする」事で自然に接地が強くなっているのかもしれません。きちんと真下で捉えているのでロスがなくなるのかなと。Nに確認しましたが「落とす意識はした事がない」と言っていました。ここはNに確認する必要性もなかったのですが(笑)。私の練習の中で落とすというイメージはありません。ここも表現が難しいですが。この辺りはまた書きます。多分。

最後に2本ほど走って終わり。11時過ぎていました(笑)12時から午後の練習開始としていましたからなかなか休めません。それでもやりたいことをやろうと思えばこれくらい詰めてやらないといけないのかなと。

感想などはまた書きます。とりあえずやったことだけを記録。そして奇跡的にめちゃくちゃ雪が降り続ける。おかしい(笑)とにかく最大限の接待をする。真面目ですから(笑)
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少しずつ刺激を

2019-01-27 | 陸上競技
金曜日。この日もバタバタ。私的なことでかなりイラッとした部分もあります。多くの方に力を借りながら考えています。

練習に関して。この日も検定課外があります。1時間くらい遅れていくことになる。そのため練習計画も考えておかなければいけない。自分たちできちんとできる練習を。さらに翌日に徳島から来客があるのでその練習計画を立てることに。何をやるのかを考える。何が正解なのかは分かりません。短時間でできる限りのことをやる。難しい話です(笑)。

練習は翌日のリハーサルという部分もありました。選手自身が練習内容を理解してくれているかどうか。そこを試すという感じもありました。アップはバランス系をやってからDM系。少し移動を挟む練習を入れました。毎日やっている練習と刺激を入れる練習を。毎日同じ練習をするというのは避けたいと思っています。飽きるので(笑)。同じ部位にだけ刺激を入れるというのではなく様々な刺激を入れていくことが必要だと思っています。マンネリ防止。

ハードルver2をやってからスタート5歩練習。この日はチューブを入れていました。感覚的にリズムを安定させたいなと。翌日一日練習をするとしてもやるべきことは変わりません。今は動きをきちんと作っておきたい。重要な部分だと思いますね。私が練習に参加した時にはちょうどこのあたりの練習になっていました。一歩目で止まる選手もいます。なかなか。前段階の動きが走りにつながらない。どうやって感覚を作るのか。考えものです。

前半マークをやり合流走。全力で走るためにどう動くか。ここも大切だと思います。流れ。この時点でかなり早く進んでいました。思ったよりも練習の流れができたかなと。休憩せずに「スケーターズジャンプ」と「タイヤ押し」を。スタートのイメージを作るためです。力を逃がさない。そのためにどやって身体を固めるか。反発をもらう云々ありますがそのためにどうするのか。関節のロックをする。きちんと固める感覚を作りたい。これにより臀筋が筋肉痛になるであろうというのはわかっていました。かといってやらないという選択肢はない。

そのままタイヤ押し。おもりを入れてやりました(笑)。身体の使い方や進ませ方ができない選手はかなり苦しんでいました。両足で力を発揮してタイヤを押していく。そのままの流れで両足倒立。力を発揮するという感覚の中で同じような刺激を入れたい。それがきちんと走りにつながるようにする。

そこから再びスタート5歩。珍しく同じメニューを繰り返しました。前段階でやった動きをどうやって走りに結び付けていくか。一歩目での重心移動を作りたい。そのためにタイヤ押しや連続倒立をしている。その意味が分かるか。壁をやってチューブ、マーク。なぜそのような流れでやっているのか。そこに考えが及ぶか。

時間の関係で40↑30→をどうするか悩む。中間マークを置くのをやめました。時間がかかるので。とにかく道具を使いながら練習するスタイルです。工夫と言えるレベルではないと思います。本数は2本としましたが。こちらがやりたい動きが少しずつ出来るようになってきていると感じています。

これまでやっていないことをする。それが刺激になっていくと思います。考える機会を与えたい。なぜやるのか。この練習の意味をどう考えるか。それが必要だと思っています。

バタバタ。とりあえず記録しておきます。
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