kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短時間に詰め込む

2019-01-22 | 陸上競技
本当は国体合宿のことについても触れておきたいのですが。時間に余裕があればまた振り返って書きます。過去を振り返る内容をひたすら書いていたおかげで全然余裕がない(笑)。学校の練習について記録しておかなければ忘れてしまいます。センター試験があったり、高校入試について考えたり。更には中学校への進学も考えたり。一気にやることが増えています。すべてに対応することが可能なのか・・・。

月曜日は7時間授業。練習開始はかなり遅くなります。その中でどうするか。3年生は学年末考査があります。基本的には練習をするつもりでいます。考査範囲もそれほど広くないので。土日に勉強をするように伝えていますがどれだけやったか。「勉強する時間がない」ということはないと思います。同時に商業系の選手は検定週間。時間が限られます。

アップなどは短時間で。バランス系から。先日の国体合宿の時に感じたこと。うちの選手はある程度できるようになっています。しかし、慣れからか精度が低くなってきている。ジャンプ系で着地したときにきちんと軸を作れるか。崩れていないか。ジャンプの高さは保てているか。正確な形になっているか。そういう部分が問われます。うちでは毎日やる。他校ではやらない。それでも「丁寧にやる」ことで同じレベルになるかもしれません。本人たちには促しましたがそれが伝わるかどうか。

その場でのDM投げを。本当は体幹強化サーキットをやりたいのですが時間的な制限があるので。そのまま台ドロップ。接地ポジションを作ること、軸の固定をすること、空中で脚の入れ替えをすること。この3つを一気にやっています。複数の動きを一緒にやるというのは難しい。それでも実際の走りではもっとたくさんのことをやっています。最初からこの手の動きを入れているわけではありません。前段階で準備をしてからここに至る。準備です。

そのまま縄跳び走をして壁抜き。正確にやっているように見えて実際には腰の移動がないという選手がいました。意識して取り組んでいるはずですがそれでもできていない。自分だけでやることの難しさがあると思います。重心移動を簡単に作ってからスピードスキップ。通常は1本ずつなのですが帰ってくる時間が惜しいので2本にしました。往復すれば歩いて移動する時間が節約できます。両足→片足の順番で実施。スイングと重心移動を合わせました。

チューブ5歩をやる。そのままスタート5歩練習を。日誌を見ると「意識しやすい」というコメントが多くあったので早速導入。私が提案するだけではなく選手から「この練習が良い」という意見が出てくると組織としてはよくなるかなと思います。必要に応じでスイッチングを入れさせました。5歩のリズムを作るのに遅れてしまう選手がいたので。振り勝ったblogにも書いていますが「重心移動」を1歩目で生み出す。そのため2歩目3歩目の運び方が重要になります。1歩目が出ても次で遅れてしまったら意味がなくなります。丁寧に。その流れの中で前半マーク。

10バトンと25並走をやってから合流走へ。この日の朝、ミーティングで「今週やりたい練習」という中に挙げられていました。単純にやりたいというだけではなくその理由までしっかりと考えていたので入れました。競争する中でどうすればいい練習になるか。自分の動きを保てるか。2本ずつにしました。それなりの負荷なのかなと。練習の中にバトン練習を入れる。冬の間も入れていますがやはり疎かになりがちです。あれだけ徹底してやっていたのにほかの種目が増えてくるとどうしても少なくなる。バランスよく取り組みたい。

補強をしたいのですが時間がない。種目を絞って実施。実際に帰りの電車の時間があるので急ぎました。申し訳程度の補強になった気がします・・・。それでもやらないよりはまし。必要最低限の補強となりました。

そこからはBDM走を。本来は2セット考えていたのですが気がつくと時間がない。1セットやって切り上げ。どうしても最後に走練習を入れたかったので。最後に120DM-120-90を。これもいろいろと考えながら導入。うちの練習環境で何ができるか。走り込みといってもそれができる条件がない。そうであれば代わりになるような練習を考えなければいけません。競技場があったりトラックがあればまた違う形になるのかもしれません。120DMはかなりいい感じだと思っています。そのあとの120で感覚の差を感じることができる。色々なパターンを組み込みながらやる。

実際問題、かなり走りがよくなってきていると思います。どの練習が効果的だったというのはないと思います。幕の内弁当ですから。以前は「単品」を出していました。必要な部分を抜き出して「その日の課題はこれだけ」という感覚。その時は改善できるのですが次にやるまでに時間が経過してしまうので元に戻る。または、ほかの動きとの連動が出来ないので「パーツ」の性能が上がってもトータルとしてのまとまりがない感じがありました。それをなくしていくための取り組み。今のところは順調なのではないかと思いますね。

19時を少し過ぎてしました。屈辱(笑)。電車組は急いで帰らせました。問題なく間に合う時間ですが。約束事は守りたいですからね。短時間に詰め込む形になりましたがそれなりに練習ができたかなと思います。考えて取り組みたいと思います。
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練習を任せる

2019-01-22 | 陸上競技
振り返り作業をひたすらやっていたので現在のことを全く書けていません。振り返りに対しては自分の中の整理でした。書きたいことはもっとあるのですがそれぞれの段階でどんなことを考えながら指導に当たっていたのかを分析できました。今の練習にも活かせるかなという気はします。

土曜日。この日は私は国体合宿があったので学校を留守にすることに。なかなか難しい部分です。この2年間は国体候補選手を抱えていました。その流れの中で何人かはそちらの練習に参加できる感じでした。今はいませんから選手は全員学校で練習をさせることに。検定があるので学校で練習する方が効率的です。練習だけではなく勉強の部分にも配慮したい。この時期は外に出るのはかなり難しいというのが現状です。

練習は普段通りの練習を。実際に見ていないので細かい部分は書けません。一応メニューだけ記録しておきます。

バランス系をやってからDM投げ。補強系が少し不足している感じがありました。それでも走る練習もしておかなければいけない。なかなかバランスが難しい。走るイメージを作るための練習を中心に入れるとトレーニング系に割く時間が少なくなります。単純に時間を伸ばせばいいのかもしれないですが上述のように検定があるのでそれは叶わない。優先順位を考えていかなければいけない。

この日は走りを全体的に確認したいと思っていました。ハードルドリルver2を。これまでやってきたドリルを少し?変更したものです。重心移動や膝締めの感覚を段階を追って意識させる。どうしても進む動きをすると膝が開いたり動きが崩れたりします。これも経験的な部分です。以前は片脚での膝締め歩行を良くやっていました。が、本当にドリル的な動きになるので直結しないなと。意識づけという意味では効果があると思いますが走りに直結するかどうかは別問題。時期によってはやるかもしれませんが今は必要ないかなと。

そういう部分を踏まえてハードルドリルをバージョンアップ。複合的な動きを加えて実施するようにしました。それでも関西の練習に比べるとまだまだ流れが悪いかもしれません。が、休まずに練習を進めていくことができるようになりました。壁抜きも中に取り入れて実施する。やっていると自然に動きや感覚が身につきます。細かいところは周りが見てあげれば良い。本当はこの細かいところが大切だとになるのですが。これに重心移動をともなうもも上げも。

加速段階の練習をしておきたかったので膝締めとマーク5歩。更にスタブロからの出を加えて繰り返しやりました。本当は5歩でやめない方が良いとは思うのですがあまりやるのは得策ではないかなと。疲れてできなくなるので。スタブロ練習も定期的にやりたいというのもありますし練習後半でスタブロからの60を入れたかったので。ある程度やって前半マーク。40↑30→を実施。

走練習は120T-120DM-120を。うちの練習環境でできる最大のメニューかもしれません。短長は間を120スプリントでつないで5本。負荷的にはまずまずだと思います。休まずにシャフト補強。地味に補強を入れます。

そこからスプリントサーキット。思い付き練習の最たるものです。練習の流れを作り出すという部分。走りを最初から確認していきます。そこに60mSDを入れる。少しずつ積み上げていく形での練習にしています。本人たちの感覚を少しだけ聞きましたが感じ的には良かったようです。この手の動きを丁寧にやっていくことで色々な部分が変わっていくと思います。

最後にもう一度走練習。120-90-60を。前段階で作った動きが走りに活かせるかどうかですね。最後までtnk先生が見守ってくれていたようです。感謝。不在の時に見守ってくださる方が居てくれるだけで気持ちが違います。選手はその事をきちんと分かってくれているかですね。

とりあえず記録しておきます。実際に見ていないのでこちらの狙いがどこまで伝わっているか。そこだけだと思います。
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