kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ハードルの練習

2019-06-02 | 陸上競技

土曜日。この日は急遽練習時間の変更がありました。前日の時点で学校のグランドで他の部活動が練習試合があることは判明。会場が変更になったようです。いつも行う場所から離れてハンドコートで練習をすることもできるのですが、しっかりと練習をしたいと思っていたので15時からに変更。

 

こういう状況ですから「無理なら練習を休んでも良い」と伝えていました。事前に知らせていたわけではないので。前日に変更されて全員が対応できるとは思っていません。当初の予定は8時から練習を開始して終了後、krkのハードル指導をさせてもらうことになっていました。タータンで走らないといけないのでこれは場所移動が必須。そう考えていたらうちの練習自体の変更になったので。krkは13時からの練習開始としていたので3時間近くやるとするとうちの練習には間に合いません。私が来るまでは自分たちでやっておくように指示。

 

練習場所にハードルがあるか分からないので学校からフレキハードルとスタブロを持参。本人の感覚を確認しながらの練習にしました。臀部が痛いというので無理はさせられないなと思って確認をしながら。自分のところの選手ではないので細心の注意を払わなければ行けません。一緒に練習して怪我をしたという話になると何をやっているのか分からなくなるからです。見ているとスピードが出せる。問題ないかなと。

 

この日の練習は前回の県総体での課題を克服すること。県総体で52秒02で走りました。県選手権も全く同じ52秒02。このときは条件がかなりよかったので今回の方が評価できます。しかし、レースでミスをしています。レース前トラブルがあったのです濃いスタートが遅れました。そのときに2台目まで本人が跳んだのですが最高の走りでした。これはすごいなと。

 

が、実際にレースが始まると1台目までで詰まる。大幅減速です。これにより2台目までの走りが大きくなりすぎました。結果、微妙なタイム。52秒02は速い。間違いなく速い。が、本人の今の力からすれば51秒中盤が出てもおかしくない。1台目まで5秒9位では入れるはずですが6秒1~2かかっていたようです。そこだけではなく次のインターバルが走れなくなる。もったいない。

 

話を聞くと「気合いが入りすぎた」ということでした。普段から「しっかりと走るように」と言われ続けています。このことの意味が分かってくれなければいけないなと思います。普段と違う気持ちで走るから一気にスピードが上がりすぎて詰まる。その辺りのことを含めて話していきました。また、1台目までのアプローチの方法も少し時間をかけて確認。この辺りの感覚は天才的に鋭い。

 

21歩からの13歩。ここの感覚を確認しました。21歩と13歩ではずいぶん感覚が違います。1台目までは刻まないといけない。が、13歩では刻むと届かない。県総体では無理矢理合わせたので最後にピッチが上がっています。そこから強引に13歩に持っていっていますからスピードに乗り切れない。そこの部分。そこを話すと「13歩は少しグイって感じっすよね」という返答。うーん。その通り。論理的にというよりはこの子の感覚に合わせていく方がいい。

 

何度も何度もその区間の走りを確認しました。曲走路での走りからのハードリング。1台目を超えてからの2台目までの動きの切り替え。元々ストライドが大きいので13歩が苦になりません。しかし、油断するとオーバーストライドになってしまって走りが崩れます。身長もあるしハードリングも上手い。両脚が器用に使えます。1年生の時から意識的にやっているので全国レベルでもトップだと思います。ロスなく走れればハードルロス1秒ちょっとで走れると思っています。

 

かなりやってそこから200mHを。通常はあまりやりません。6台目までやる方が多い。しかし、4台目まで13歩、そこから4台14歩というレースプランです。そうなると13歩から14歩への切り替えはやっておかなければ行けません。4本くらいはやったでしょうか。多いとは思いますがこの部分は。今のレースプランの肝。タータンで走れるときに作っておかなければいけません。何度もやっていく中でかなり感覚がつかめたようでした。

 

最後に200mH+200mを。一人で走るとたらーっと走ってしまうので少しだけ話をしました。余裕がある走りをする。それはそれで大切だと思います。しかし、今やるべきはそこではない。8台目を超えて15歩でピッチで押していく。そうなれば練習の中でもそこの動きは意識しておく必要がある。勝つためには必要不可欠だと思います。ここで走れなかったら勝負にならないと言い続けました。

 

最後のはタッチダウンを計りました。1本5.93-4.10-4.16-4.31-4.44でしたバックストレートが若干の向かい風だったのもあります。3-4台目でもう少し我慢できるといいなと思いますがこれまでにかなり走っていますから許容範囲だと思います。60秒休んで200m。ストップウォッチがなかったので60秒以上休んでいるかもしれませんが。全力で走っていました。フィニッシュが分かりにくかったのですが22秒8くらいで入ってきました。本人に伝えると「遅いっすね」と。良く分かりませんが不満だったようです。速いんですが。

 
こうやって指導させてもらえることは本当にありがたいなと思います。指導するにあたってこのレベルの選手と感覚をすり合わせながらできるというのはありません。国体などで成年選手と関わるのと同じ感覚で話ができます。その中で自分がイメージしている感覚も本人の感覚の確認ができる。この機会は自分の指導に対する捉え方を確認することができる。本当にありがたい。
 
自分自身を磨くことができる時間でした。技術的な部分にだけ関わらせてもらえる。それ以外の一番大変なところは見ていません。少しでも力になりたいなという感覚はあります。技術的な事だけではなく取り組みの部分が変わってくれることを期待したいと思います。
 
貴重な時間でした。そこから帰って学校の練習へ。現実に戻ります(笑)
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何のためにやるか

2019-06-02 | 陸上競技

前の記事の補足。

 

ハードルドリルをやっているときの話。見ていて「なんとなくやっている」という者が複数いました。もちろん、最初から狙っている部分ができるとは思いません。しかし、ある程度「目的意識」を持っておかなければいけない。ここは非常に微妙なところです。

 

ハードルドリルの中には様々な要素が含まれています。今考えているスプリントに必要な要素がある。そして、股関節周辺のトレーニングの意味もある。接地のポジションも作れるし股関節から動かす感覚も作れる。狙っている部分の強化には最適なメニューだと思っています。

 

しかし、人によっては「ハードルドリルをする」ことが最大目的になっています。練習メニューに中に入っているのでその種目を消化するという感覚。狙いも何もない。最初から何のためにやっているのか分かれば理想的です。しかし、それは難しい。中学時代は「とりあえずやる」というだけでも良いかもしれません。しかし、高校に入ったらそうはいかない。才能にあふれていて少し身体を動かしたらそれが結果につながる選手であれば問題はないと思います。大半の選手は違う。そこを認識できるかどうかです。

 

今は「練習のための練習」でしかないと思っています。本当にやりたい練習をするために基礎的な部分を作り出す。いきなり高いレベルの練習ができることはない。基礎のための基礎作り。その中に「意識」が入ってくるようになるかどうか。どうしても「目の前の練習をやるのに精一杯」という感覚が出てくる。

 

途中で止めました。やるだけになるのは嫌なので。何度も話をしていますが前任校で劇的に伸びた男子の話をしました。これは今の2年生には繰り返し言っています。なかなか浸透しませんでしたが。この意味が分かってくれれば本当の意味で伸びると思っています。

 

高校2年生の春に11秒9で走っていた男子。幅跳びで6m40くらい跳んで中国大会に進みました。もちろん、進んだだけで相手にもされず。全然勝負することができませんでした。6月中旬に中国が終わってから夏休みの練習を終えて秋の県新人、100mで11秒1、幅跳びで6m90を跳びました。普通であれば考えられない話です。「伸びたね」というレベルではなく「尋常ではなく走れるようになっている」という話です。

 

中国大会以降の本人の様子を見ていました。シャフト補強が終わった後に種目と種目の間に自分で「動きの確認」をしています。筋肉に刺激を入れてからそれを「競技につなげる」ための行動をする。私から言われてやっていたのではない。自分自身が必要だと感じて行動していたのです。だから劇的に強くなった。中国新人でも2種目で4位となりました。すごい伸びだったと思います。

 

ここに重要なポイントがあります。何のために練習をしているのかという部分を本人が理解しているのです。単純に練習をすれば良いという話ではない。全ては競技につなげるためにやっている。与えられたメニューは同じでもその中で自分自身が「感覚作り」のためになにをするのか。与えられた時間を自分自身が自分のために使っているのです。

 

こんな話をしても理解できないかもしれません。しかし、「分かる選手もいる」と思っています。だから話をしました。その後の行動を見ていると明らかに意識している選手がいる。ここです。これが最大の狙い。

 

その様子を見て長距離が練習を注視していました。tnk先生が「練習を見てみるように」と話したようです。「強くなる選手」と「強くなれない選手」の違いを指摘していたようでした。短期間にはその結果は出ません。しかし。これが秋まで続けばどうなるのか。前の記事に書いた「20分」と同じことだと思います。少しずつの差が将来的に大きな差になる。目の前にあることだけではない。丁寧にやる選手とやれない選手の差は間違いなく出る。

 

「頑張ることを頑張る」のではない。本当にやるべきことをやるのです。練習をやれば強くなるという幻想を捨て去らなければいけない。現実は「練習を頑張った」ことでは変わらない。長期間かけてやるべきことをしっかりやれれば大きく変わると思います。

 

全員に伝わることはない。それはわかりきっている。それでも変えていく。本気でやろうと思っています。一応記録しておきます。温度差が出るのは仕方ない部分。集団の力を最大限に活かしておいければと思います。

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足りない

2019-06-02 | 陸上競技

金曜日。強化練習4日目。県総体で月曜日に走った2年生女子は本当に休みなくやっていることになります。かなりきついと思います。「鉄は熱いうちに打て」という言葉があります。人の「想い」は必ず冷めていきます。ある程度悔しさが保たれている中でしかできないことがあります。

 

金曜日の朝練でまたも声が出なくなっていました。ここも考え物。繰り返しになりますが「やればできることをやる」というのは重要。慣れてくるとやらなくなります。冷たいようですが「声が出せない者は午後の練習への参加は禁止」としました。「そのうち」ではなく今やる。時間をかけて変化を待つ必要もありますが、今はそんな時間はない。時間を有効に使わなければいけないのです。

 

午後。週番交替会なるものがあり練習開始が少し遅れる。システム的に必要なのかどうかよく分かりませんが。「働き方改革」や「仕事の効率化」が叫ばれる時代において本当に必要な仕事として週番が必要なのか。日直でよくないか。これも意見は様々だと思います。

 

練習はバランス系から。久々に「中臀筋補強」を入れました。必要な要素を色々とやっていく。動きもですが徹底した身体作りをしていくためにはこういう部分も外せないと思います。股関節強化サーキットとDM投げ∞を。メニュー的に順番を決めていましたがToに「どちらが先でも良い」と伝えて任せました。下半身ばかりの刺激になるとよくないですし、そちらを重点的に刺激を入れるというのもある。感覚的に何が良いのかを自分たちで判断。結局はやるのですが順番的なものだけです。

 

シャフトトレーニングも入れました。これは上半身と下半身の連動を図るものです。2年生には先日から重りをつけています。これまで以上の筋力アップが必須だと思っているので。県総体が終わってから2年生女子が練習を引っ張っています。元々の性格もあるのかもしれませんが。総体前から2年生女子が1年生に技術的な指導をすることがありました。結構厳しい。言い方が厳しいので。仲良くやるというだけではなくこういう部分も必要だと思っています。2年生女子がかなり声を出し、指示を出して練習をしています。本来的にはこういう形で練習をするべきだったと思います。私が主導になるべきではない。人数が少なかったのもあって思うように練習ができていませんでした。

 

suzuneが引退して以来、誰かが先頭に立って練習を引っ張るという場面が少なくなっていました。リーダ不在。その中で上を目指して取り組もうというのは簡単なことではありません。2年生男子もう少し主体性を持つようになってくれると様々な部分が変わっていくとは思います。それでも2年生女子の変化はあります。

 

また割りスクワットをやってからセラバンドとハードル股関節。このときは意図的に少し離れたところで見ていました。きちんとできていない選手に対して2年生女子が指摘していました。1年生女子も男子同様に指導を受けていました。きちんとできていない。流れの中でやってきているので細かい部分ができていなくてもそれを誤魔化していました。走る練習をしなければいけない部分が多くあったので見て見ぬふりをしていた部分。もったいないですが。

 

縄跳び、、台ドロップ、スイッチングをやってからハードルドリルver2を。走る練習をしていません。それでも基礎的な部分はやりたい。走るだけが練習ではない。これまでであればやはり「走練習優先」というところがありました。突貫工事で走力を挙げなければいけないという感じがあったので。しかし、今は違う。順序立ててやっていくことができる。

 

スイッチングランをやって走ろうと思ったのですが気がつけば時間がなくなっていました。メニュー的には絶対にもっと早く進んでいるはずです。どこかでロスがある。3月末からここまでこういうパターンが多くありました。練習計画がきちんと消化できない。本来はスイッチングランを実施した後にタタタをやってからバリエーションSS。さらにタイヤ走。バウンディング系をやる予定でした。しかし、そんな時間はどう考えてもない。

 

諦めて走る練習を一切やめる。シャフト補強にしました。30m。1年生も関係なくシャフト補強で30mとしました。最初から高い負荷をかけるのはよくないと思っています。できない動きがさらにできなくなるので。しかし、すでに2ヶ月が経過している。これくらいになればできるはずです。1年生は距離を短くしていたものを上級生と同じものに。色々な動きができないなと感じます。誤魔化すのだけは絶対に避けたいと思います。

 

結局、練習はこれで終わり。走る時間はありませんでした。少しだけ話をしました。結局はこういう部分が大会の結果に出てくるのです。毎日毎日「20分」のロスがある。その日だけで考えるとたいしたことがないのかもしれません。しかし、1週間で120分。4週間で480分。この2ヶ月、どれだけの時間を無駄にしてきたのかを考えないといけない。

 

この日だけでも「20分」はロスしています。それにより本当はできるはずだった「タイヤ走」ができない。練習自体が足りなくなります。トレーニングをした後に走ることで意味が出てくる。それなのに「シャフト補強をして終わり」という違った形になる。それが県総体の結果つながったのではないか。やるべき練習ができていなかったという反省点は考えるべきだと思います。

 

練習後、2年生女子が「タイヤ走をしたい」という申し出が。普段は電車の時間があるので必ず決まった時間に終わって帰らせています。しかし、保護者には連絡をしているとのこと。今は「練習をしたい」のだと思います。その想いを大切にしたい。足りなかった練習を自分たちで補っておくという感覚。私も付き合いました。筋肉痛だと思います。それでもしっかりと走っていました。この練習が数ヶ月継続できれば・・・。そう思いながら見ていました。

 

足りない部分をどうするか。blogに何度も書いています。「一生懸命にやっている者」は自分が一生懸命だと気づかない。本気でやっている者は「足りない」という感覚の中でやる。それがここに出ていると思います。

 

補足としてもう少し書きたいと思います。お付き合いください。

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全身筋肉痛の中で

2019-06-02 | 陸上競技

木曜日。選手はかなりきついと思います。ここ最近では最大負荷をかけています。意図的に負荷をかけてその中で何を感じるか。言われて分かる部分と自分自身がやることで初めて分かることがあると思っています。

 

前日に配布した資料。裏にコメントを記入して提出するように指示をしていました。きちんとノートに貼っている者は2人。こういう部分だと思います。練習がきついのは分かっています。ぐったりして寝てしまうのかもしれません。それでも今は大事な時期です。ここで変わることができなければこれから先も絶対に変わらない。一気に変わるのは難しいと思いますが「変わるための努力」はしなければいけない。空き時間に全員分の日誌にコメント。真面目です。

 

他にもあれこれあったのですがそれはまた別に。多分書かないと思いますが。

 

練習は少しだけ落とすという話をしていました。本当に少しだけですが。朝の段階で補強をしたのですがすでにテンションが低い。疲労度から来るものだと思います。歩くことさえできないと言っている者もいました。そこまでではないと思っているのですが。選手にとってはかなりの負荷だったようです。逆にいうと明らかに不足していた部分があったと思います。きちんとした負荷をかけていかなければ行けません。

 

練習中何度も「声を出せ」と言い続ける。本当にそればかり言っている気がします。練習がきつい。身体が重い。当然の話です。意図的にそこまで負荷をかけているのですから。こういう状況にならなければ自分たちの本当の姿が分からない。苦しいときに声が出なくなるのが普通です。しんどいですから。しかし、ここできちんと声が出なければ何も変わることができない。「しんどいのは自分だけではない」という感覚を持ってもらわないといけません。

 

バランス系をやってから「体幹強化サーキット」を。長距離の男子マネージャーが気にかけてくれています。長距離のけが人に練習の指示を出しながら短距離の練習を手伝ってくれています。本当に助かります。この手の練習はとにかくやっていくしかない。見守るのみ。気を抜くと声が出なくなるので「声が聞こえない」と言い続ける。

 

走る練習をそれほどできないので基本的な動きを少しだけ。股関節に刺激を与えてそこから縄跳び、台ドロップ、スイッチング。走りませんが基本的な部分はやり続けないと行けないと思っています。技術的なこだわりはあります。しかし、そこにこだわる前の段階がきちんとできなければ結局走れない。小手先の技術ではなく本質的な強化を数ヶ月間でやっていきたいと思います。

 

「心技体」の話をしました。物事に取り組むためには「心」が必要です。「ひたすらやらせる」というのはこの部分と矛盾するかもしれませんが。それでも「やらないと分からない」部分があります。物事に取り組むための姿勢を身につける。前向きに物事に向かう「心」の部分がきちんと育たなければ結局は強くならないと思います。

 

しかし、今の段階で「心」を育てるという段階には行かない。まずは「取り組みの見直し」です。苦しい場面で自分の心がどのように動くか。何を感じるか。その部分。そして、「心」が前向きでもそれを実行するのは身体です。他のスポーツと違って道具を使うことはありません。そうなればやはり「体」の強化が必須です。やりたい動きがあっても筋力的な部分が足りなければできない。全ての基礎は「身体作り」です。

 

選手にも話をしました。県内で一番補強ができるチームになる。そして、中国地区で一番を目指す。何か自信を持てる部分があるかどうか。そこは大きい。周りから見れば「そこまでやる必要はない」と思われるかもしれませんが徹底的にやるつもりです。

 

走らずに補強中心。「ジャンプサーキット」を。これも練習の中で不足していた部分です。技術的な部分をやる。しかし、反発をもらうことや腱を鍛えることが不足していました。ジャンプ系は怖いという感覚がずっとありました。細かい部分を気にしすぎて必要な部分が不足する。もうこうなったらやるしかないという覚悟を決めました。

 

ジャンプ系の補助動作をいくつか行って「台ジャンプ」を。BOXでやることも考えたのですが今は台を使ってのトレーニングの方が良いかなと。スプリントにつながるジャンプ系の練習をする。両脚ジャンプや片足ジャンプを。台と台の間の距離はやりながら決めました。実際にどれくらいが良いのか分からないので。今の選手にあった練習をする。接地で潰れてしまう選手がいます。こういう部分だと思います。無理矢理パワーで走っている感覚ではなく地面からの力を上手くもらいながら進む感覚。作るためにはやはりこの手の練習かなと。

 

最後にプレートやシャフトを使ったトレーニングを。プレート補強とベントオーバー。さらにDMを使った片足のデットリフト。これは軽すぎる気がするのでもう少し考えていきたいですが。シャフト補強の中に取り入れていたデットリフトを種目に取り入れていきたいなと。さらに瞬発系のメインであるスナッチを。これは少し重くして実施することにしました。パワー養成です。DM投げをかなりやりますがまだまだそれが走りにつながっていない。走であれば強制的にパワーを発揮する種目を入れる。その方が効果的だと思います。クリーンも少しやりました。これは導入するかは検討。

 

今の状況で男子に重りを使って練習をするというのは怖いものがあります。無理に重くしたり調子に乗ってふざけてしまう危険性がある。本来的ではない怪我をしてしまうかもしれない。怖い部分があるので私がいるときにしかさせられないと思ってはいます。競技にきちんと目が向いてくれればそこまで心配しなくて済むのですが。

 

筋肉痛。当然だと思います。それでも徹底する。気持ち早く終わりました。2年生女子が「残って練習をしたい」というので任せました。練習が市販のタンパク質含有の飲み物を準備していました。サプリメントも摂取するようにしていますが。身体づくりをするという話をしていますから自分たちで考えたのだと思います。こういう部分を徹底できれば数ヶ月で大きな変化をするかもしれません。

 

また書きます。面白くない内容かもしれませんが。記録だけしておきます。

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