記録しておきます。練習についてはほぼ書いていません。何をやっているのかわからないような状態でしたから。数週間補強と走りをやってきました。中には「全く」といってもいいくらい何もできていない状態での者もいます。「指導が悪い」と言われるのであればご自由に批判してください。毎日状況を見てもらっての批判は誰にもできないと思います。一方的に書いているので分かりにくい部分はありますが。
県総体が終わって1ヶ月が経過しようとしてきます。補強の負荷を少し増やしてもいいかなと感じている部分があります。実際問題2年生女子は瞬発系シャフトやシャフト補強でプレートを増やしました。かなり順調に練習できている部分だと思います。シャフト補強は本当にシャフトだけでやっていたのですが増やしました。総体後は1.25kgずつ付けて実施していましたが数日前から種目によっては2.5kgずつにしました。かなりキツいと思います。モチベーションの問題もあると思います。意欲的に取り組めるので負荷を増やしてもやっていけます。一部の男子より重い。重くすればいいというわけではありませんが。
ウエイトは相変わらずやりません。屋外でやらなければいけないので計画が立てられないというのもあります。大きな筋群を肥大させるというのらやはりイメージが違う。身体を大きくしたいわけではありません。走るために必要な筋群を強化していきたい。もちろん何が必要なのかは正確には分かりません。バランスよく鍛えていきたいと思っています。
学校で練習をする時は5〜6割くらい補強だと思います。言い過ぎかもしれませんが。補強と走りを組み合わせながらやっています。走る量はそこまで多くないと思います。前の記事に書いたように実際走っているのは短い距離です。テスト期間に入る前は120-120-90を時間をあけて2サイクル実施するだけ。他の種目であれば少し走りますが普通に走るのではなくB走にしたりDM走にして負荷をかけながら走る方が圧倒的に多い。これもどうなのか分かりませんが。
これまで避けていたジャンプ系の練習も入れ始めました。スペックを上げるという意味合いも強いと思います。台を使った片足ジャンプがあります、数年前からホッピングをやりたいなと思っていたのですがうちの選手は苦手。やらないからできないというのがあるとは思いますが。そうであれば強制的にホッピング的な動きをさせたい。
昨年末、krkと一緒に大阪のotk高校に行きました。その時台を使った練習をされていた。戻ってすぐに作成して試行錯誤しながらやっていく。台ドロップは以前は段差でやっていたメニューを連続で実施できるようになりました。その応用で台を使った片足ジャンプをやることに。これはスイッチングなどの流れの中で必要だなと感じたのでやるようになりました。
接地に耐えられない選手がいます。接地に耐えられない。単純に筋力を上げるだけではなく、衝撃を与えながら身体の軸を作る練習を積み重ねていかなければ走れないと思います。筋力を上げればそれができるわけではない。そうであればやはり片足で力を発揮する場面を増やすべきだと考えました。イメージとしてはホッピングの間に台が置いてあるという感じでしょうか。その台から降りるときにフォロースイングが遅れないようにする。
潰れてしまう選手はこのメニューができません。接地のポジションの確認にもなると思います。つま先が下がって前接地になってしまうと間違いなく潰れます。そしてフォロースイングが遅れる。走れるか走れないかはこの動きでも判断できるなと。台に乗った時に乾いた音がすると、上手く乗れている。ちなみに「シンスプリント」だと言う者はこの練習はあらかじめやらせていません。この練習をしたからシンスプリントになったのではない。そこだけは主張しておきます。
この動きとの組み合わせで「スイッチング&スキップ」をやるようにしました。これもどこかで書いたかもしれませんが前任校でかなりやっていた練習です。当時はDMを使ったシザースも組み合わせていました。今はシザースが上手くできないのでそこはやらない。その代わりにB持ちでのスイッチングとスキップに。膝の引き出しで進む感覚。重心移動を作り出すために何をするかだと思います。それを練習の中にどう取り入れるか。
段階を追ってやっていこうと考えています。少しずつですが。技術的なことや走りに関してはある程度考えて実施しています。きちんと分かってくれれば意味がある練習になる。そこだけは間違いないと思います。やれることをやれる選手にやっていきたいと思います。
また書きます。