県総体以外、大きな目標としていた県新人。色々と思うことがありますが何とかこの日を迎えることができました。この数ヶ月間は想像を絶するほどの我慢を余儀なくされました。今でも変わらない部分はありますが。
県総体では大きな見せ場もなく終わりました。「強い選手がいなくなったから」と言われることも。ほぼ存在感を示すことなく終わった県総体でした。無い袖は振れない。人数も少なくどうにもならない状態でしたが、それは周りから見たら分からない部分。数ヶ月間の指導は基礎の徹底なども含めてやってきました。「心の教育」が足りていないなと感じる部分は何度もありました。逆な伝わる数人は本当に表情が変わっている。一部ですが。
県新人での1番の目標はリレーで中国新人を勝ち取ること。事前のランキングでは3番目。タイムは51秒6でした。ランキング4番目は52秒台だったので「普通に走れば」という感じではありました。女子は4人だけ。12秒台は0人。それでもきちんと走れば50秒中盤は狙える。そこを目指してやっていました。
調整としては狙い通りに行ったかなと感じています。走り自体にキレはある。あとはそれをどう出し切るか。予選は余裕を持って走るようにしていました。気持ちがバトンも詰め気味に。それなりにバトンが渡って50秒50。大幅ベストです。1ヶ月前と比べると1秒上がっています。それだけのことはやってきたので当然といえば当然ですが。
準決勝、ライバル校と同じ組。ライバルといってもond高校は何度も一緒に練習をしています。競技に対して真摯に向き合っていける選手ばかりなので高め合う関係であり続けたいと思っています。もちろん負けたくはないですが。走りは無難でしたが2-3走でバトンが流れました。3走がほぼ止まってもらう形。春先からきちんと渡ったことがありません。バトンに力を注いでいるのですが。ここに関しては思うことがあります。黄色の旗が上がったので「ダメかもしれない」と感じましたが。失格は免れましたが大きく減速したのは間違いありません。競り負けて2着で決勝へ。50秒75。うーん。
決勝。バックストレートの風がかなり強かったので足長を詰めました。詰めて思い切り出るようにする。レースは準決勝と同じような流れになりました。1走で少し遅れるのは覚悟の上。2走以降でなんとか対応したい。が、またも2-3走でバトンが流れる。大きく減速。それでも持ち直してレースを続けました。ライバル校のミスもありなんとか2位に入ることができました。タイムは50秒82。ラウンドが進むにつれてタイムを上げていく必要があるのに決勝が一番悪い。考えものです。
多くの先生方が喜んでくれました。うちのユニフォームが決勝を走っている姿に注目してくださる。ありがたい話です。応援してもらえる選手がいるというのはチームとしては大きな部分です。
しかし、このタイムとバトンでは中国新人にいっても走って終わりです。意味がないとは言いませんが、勝負にはなりません。バトン練習はかなりやります。その練習の意味がどれだけ分かっているか。なぜ失敗するのか。ここが分からなければ次も同じかなと感じています。正直、中国新人に行くのは「当然」だと思ってやってきました。まだまだ足りない部分があるというのを痛感しています。技術的な部分もありますがそれ以外の部分も多い。どこまでできるか。私の心が持つかどうか。そこも大きいなと感じています。
とりあえずリレーで中国新人。去年は県新人にエントリーすることさえできませんでした。少しは形になったでしょうか。やれることをやるしかないなと感じてはいます。
また書きます。多分。