kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

考え方の基礎

2019-11-05 | 陸上競技

練習について書いていない部分はありますが。何人かが微妙にこのblogのマニアックさに共感してくれています。ありがたいことです。こんなことをひたすら考えている人がどれくらいいるのか分かりません。そしてそれに関して思うことを少しだけ書いておきます。

 

「考える」ということについて。以前から「上手くかみ合わないな」と思うことがたくさんありました。私にとっては「普通」であっても「この人何言ってるんだろう」と思われることもたくさんある。「変わっている」と思われるのかもしれませんが私にとっては普通。競技に関して「考える」という部分が自分の中で大きな部分です。

 

私にとっては「考える」というのは普通の行為なのです。でもそれがなかなか分かってもらえない。図書室で「考えることはどういうことか」という新書を見つけた。「0歳から100歳までの哲学入門」というサブタイトル。「あーこれかな」と直感的に感じた。若いころからこの手の本をひたすら読んで生きてきた。高校時代はエッセイ中心だったが「さくらももこ」のエッセイは読み漁った。大学に行っても就職しても同じような傾向。「哲学」というものにかなり興味関心をもって生きている。

 

この新書の冒頭に哲学とは「意味が分らないもの」「面倒くさいもの」「当たり前のことをわざわざややこしく考えるひねくれ者」というイメージがあると書かれていた。ビンゴ(笑)。物事を考えるときに「なぜなんだろう」という部分からスタートする。

 

大学時代、「イヌ」について考えたことがある。これは正確には「言葉」について。「イヌ」というのは大体の人が聞いたら共通のイメージを持っている動物。「わん」と鳴くあの四足歩行をするペットとして買われている動物。言葉について考えていくときに「なぜイヌなのか」と真剣に考えた(笑)。一番最初にこの動物を「ペペ」と呼んだ人がいたらひょっとしたら今でも「イヌ」は「ペペ」と呼ばれていたかもしれない。正直、どうでもいい話である。

 

「好き」という言葉がある。これは自分の中で非常に「表現しにくい感情」だと思っている。「好き」というのは「す」と「き」の文字の羅列でしかない。この二つの文字を並べて「すき」という言葉にした時にある一定の感情を示すことになる。「好き」という文字で示すと「好意を持っている」というのが伝わる。が、その「好き」の度合いはどうやって伝えるのか。「めちゃくちゃ好き」だという言葉になるのか。「好き」ではなく「愛している」という言葉が適切なのか。「愛している」という言葉でも伝わらない感情というのが存在すると思う。それを伝えるときにどうやって伝えるのか。

 

もうどうでもいい話(笑)。それでもそんなことを真剣に考えていた。「変な人」と思われる可能性はある。別にいたって普通だと思っている。他の人に合わせて話をすることもできる。自分が考えていることを「一方的に押し付ける」という気持ちはさらさらない。しかし、例に挙げた「言葉」について「深く考える」という行為を真剣に話をするというのはほぼない(笑)。聞いても面白くないから。新書にも哲学を勉強している人は「この人大丈夫か?」と周りから思われる時代があったと書いてあった。まさに(笑)。

 

大学4年生の時に全日本インカレに出場した。その時「かなり調子がいい」と思っていたのに実際に走ってみると全くダメ。いわゆる「あがり」という状況だったのかもしれない。初めて出場する全国大会。自分はできると思っていたが周りの空気に飲まれてがちがちになっていたのかも。これは分からない。4年生になったときから「大学院に進みたい」と思っていた。一番の理由は「競技を続けたい」というところから。しかし、この辺りの経験があって「言葉で表現できない感情」「言葉で表現できない感覚」というものに興味を持った。これをどうやって「表現するのか」という部分。面倒くさい(笑)。

 

目に見えない感情や感覚を言葉にする。そのためにはひたすら考える必要がある。共通する感覚を生み出すためにもここは重要になるのかなと思っている。だからこそ大学院で運動心理学を専攻した。今そのことが生かされているかどうかはよくわからないが(笑)。考え方の基礎は「哲学」にあるのかなと感じた。一時期は哲学に関する本を読みまくった。だからこんなに「面倒な人間」になっているのかもしれない。

 

多分、これからも時々この手の記事を書く気がします。だって面倒くさい人だから(笑)。興味関心を持ってもらえるかどうかは別にして「書きたいことを書く」ようにします。もちろん、書けないこともたくさんありますが・・・。なんとなくこういう部分が自分のベースなのかなと。これからも考える日々を送りたいと思います。

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回復せず

2019-11-05 | 陸上競技
体力的にかなりキツいなと感じています。今回は駅伝の手伝いもありました。回復する傾向はありません。かなり動き続けました。

普段の大会の時もバタバタする部署で働いています。この2年間は駅伝の時は「観察車」の運転手でした。今回はご指名を受けて「2tトラック運転係」というありがたい仕事をもらいました。金曜日の夕方からトラックを借りて土日にコーンの運搬を行う。なかなかの肉体労働。

更には初めて乗る2tトラックは「アイドリングストップ」で信号で止まったらエンジンが切れる。それだけならまだしも時々「ブー」というブザー音が鳴る。理由が分からないまま鳴るのでかなりのストレス。乗り心地もかなり微妙。

土曜日に至っては早朝から警察署に「車両通行禁止」の置き物を借りに行くという作業が。「行けば借りれる」と伝えられていたので「駅伝の...」と話したら「聞いていませんね」という流れに。あー、いつものパターンか。本部に連絡をしてみると「伝えてなかったかも」という話に。

朝早いので担当の方もまだ出勤されていない。更に近隣でお祭りが3つあるらしく「車止め」のための置き物が出払っているとのこと。あれこれあって1時間以上待機。使っていない車止めを組み立ててくださったようでした。本当に申し訳ない気持ちで一杯。

日曜日は選手も補助員として参加させました。普段はトラック種目に自分たちが出ているので補助員をする機会は少ない。ほとんどやったことがない者もいると思います。裏方で支える立場を経験する事も必要だと思っています。自分達がレースに出ている時は長距離が補助員をしてくれています。逆の立場になった時なきちんと対応しなければいけないと思います。

駅伝当日はうちの短距離とは朝少し会っただけ。仕事があったので全く話をする事もなく。tnk先生の指示で駅伝終了後は帰ったようでした。きちんと働けたかどうか分かりません。プラスになるかどうかは目には見えません。それでも必要だと感じています。

選手は土曜日を休みにしていましたが私はなかなか休めない。なかなかハードな日程です。少しだけでも休みたいなと強く願う今日この頃。休みたい。
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