かなり真面目に復伝の記事を書きました。何かしらの想いが誰かに伝われば良いなという気はしています。気持ち的にはそこまで前向きではない中での復伝でした。それでも最低限のことはやりたいなと。
終わってから少しだけ親しい人たちと話を。短い時間の中でしてが要点を抑えて話せたかなという気はしています。
そこから学校に戻る。練習には間に合わないとどうという話はしていました。ギリギリ少しだけでも見れるかなという感覚だったので戻ることに。グランドにたどり着いたときには最後の走練習をするところでした。60mのスプリント。
何人かが「さすがにこれでは走れないですよ」と言っていました。アップとしての時間が足りないという話でした。メニューを見直してみると「バランス系」を2種目やってすぐにシャフト補強20m。すぐにスイッチング&スキップという形でした。
次はハードル股関節を入れて中心から身体を動かす練習をしてからやればどうなのか?という提案をしました。動きの問題ではなく「筋肉が温まらないので動かない」という意味だということでした。この日は比較的暖かったのでそれなりに動くことができるが寒ければ全く動かなかったという話を。
一応合間に壁抜きをしたりスイッチングを入れたりしていたようですがそれでも対応が難しかったという話でした。要素を絞って必要なことだけをやらせておこうと思ったのですが「前段階」での動きが足りないということ。ここは状況に応じて対応するというのではなくなっているのかなと。
計画不足です。こちらが考えている部分と選手が感じている部分のすり合わせが上手くいっていなかったなと。単純に動きというだけではなく「身体の芯から動ける状況」を使っておかなければいけなかった。
1時間でやる。ここはしっかりと計画をしなければいけない。練習として1時間だけでも身体を動かせるというのは大きい。テスト期間中は練習ができないという所もあります。しかし、「単純にやれば良い」といつ1時間にしてしまうと意味がなくなります。きちんとした効果を出すための1時間にしなければいけない。
復伝をする。これは外部向けです。少しでも誰かのプラスになればという気持ちがありました。しかし、もっと大切なのは自分の所の選手がどう力を付けていくかだと考えています。器が小さいと言われるかもしれませんが。競技も進路も含めてうちの選手が一番大切です。うちを選んで競技をしてくれているということに対して最大限のことを提供しなければいけない。
そういう側面から考えると今回のメニューは明らかに「配慮不足」です。とくに私が不在でもできるようなメニューにしておこうと考えていたので尚更です。
もう一度見直したいと思います。本当にやるべきことを見極めながらやっていけたらと思います。まだまだ偉そうにblogであれこれいうレベルではないのかもしれません。考えます。