続きを。午後の練習は14時から。2時間休憩なのでしんどいかなと思いましたがondkが帰る時間もあるので。寒い日に待ち時間が長いと意味がないかなというにもありました。
午後は午前中の流れの中から次に進む感じです。練習の最初の部分は変えず。軸系をやってからバランス系。BCTも。これは昼休みの間に種目を教えておくように伝えていました。いちいち教えてたら練習が進みません。これこそ「体幹から動かす」という意識付けができなければいけない部分。本来的には丁寧に時間をかけてやるほうがいいのだと思いますが。身体の内側に意識をもってもらいたいなと思っていました。
縄跳びをやって「弾く感じ」をつかむ。この部分ですでに「意図が分からない」選手は出てきます説明をしっかりしないからだという話もありますが。反発をもらう動きの中で縄跳びを跳ぶ。一生懸命に力を使って跳ぶのではない。そのことが分からずに膝の進展で跳ぶような動きになるともったいない。跳ぶことに意味があるのではなく「狙い」があるからやっている。
そこから再び台を使った固定の動き。DM投げも。短期間で繰り返しやることで感覚づくりはできやすいかなと思っています。ウエイトをしないという部分もありますが、この「固定」することで力は逃げなくなります。そうなると「筋肉」への刺激は大きくなる。力を逃がしていると負荷はかかりませんがきちんと受け止められるようになると「刺激」が入る。この意味も大きいのかなと感じています。腰回りの筋群が発達してくるとやりたい動きもできるようになっていくのかなと。
台ドロップとタンブリングを。これも台を使うことで意識しやすいと思っています。実は万能(笑)。作るんはそれほど手間ではありません。作ってしまえばある程度の練習の幅が広がっていきます。本当はもう少し増やしていきたいのですがなかなか(笑)。競技力や感覚の違いによって何パターンも作れるといいなと思っています。弾く感じが作れるとタンブリングなどは簡単にできる。ここも積み重ねなのかなと。
壁抜きをやってハードルドリル。ここも地味に続けています。練習の時間の割合としては「走るまでの準備」に時間を割いています。スパイクを履いて走るまでにかなりの時間を要する。それがどうなのかはわかりません。走る本数はそれほど多くないので準備に時間を割くほうが効果的なのかなと。走って走ってというタイプのスタイルではないので。こういう練習をysn先生に見てもらうのもどうなのか・・・という気はしていましたが。
前日にToに聞くと「スイッチングドリルがやりたいです」とのことでした。この部分があったので午後の練習のメインはここにしようと思っていました。mtm先生にhr高校で教えてもらったことをアレンジしながらうちの選手のレベルに合わせて実施しています。ここで「基礎的な感覚」を作る。それを少しずつ重心移動を加えていって走りにつなげる。最初から「スイッチング」をやると「同じような動き」にはなりますが、本来狙っている動きにならないことが多くあります。段階を追うことで少しずつ作っていく。時間がかかりますが・・・。
スイッチング&スキップをメニューに追加しました。せっかくなのでもう少し徹底しようかなと。身体の前で脚を入れ替える。そこを少しずつスプリントに繋げていく。そこからスイッチングランとスイッチングラン(シザース)を。ミニハードルを使っての練習です。一昨年はかなりやりました。狙っている動きができない感じがあるので一旦やめていました。時々入れていたのですが流れを考える上で「同じような動き」の中で「意識するポイントが違う」という練習をやる方が効果的かなと。本数は最低限にしていますが。
その感覚を生かしたままスピードバウンディング。これも選手が感覚的に良いと言っていたのでやる事に。膝の引き出しと重心移動、さらにはスイッチング。この部分をどれだけ取り入れることができるか。単純にやればいいという感じはありません。スピードバウンディングは「オン」と「オフ」の繰り返しだと思っています。この前段階で行った「スイッチングラン」「スイッチングラン(シザース)」を一度に行う。切り替えの「タタ」の部分をしっかりと行ってシザースの部分で空中で移動する。前段階でやった動きを一度にやる。統合の意味合いが強い。
その感覚の中で60mのスプリントを。疲労度もあると思いますがやはりここはやっておきたい。本数は少なくてもしっかりと走りたい。通常であれば丁度いい量なのかもしれませんが、午前中からやっています。何人かは「走るだけ」になります。ここは仕方ないかなという感じですね。明らかに「差」は出ます。
走り終わってから補強サーキット。ここは丁寧にやりたいなと思っていました。初めてやる種目かもしれませんが。ボードトレーニングなどは出来ない部分もある。何人かは丁寧に教えようとしていましたがもうそんな時間はない。やりたい負荷をしっかりとかける。ここはすごく大切だなと。そのまま更に腸腰筋に負荷をかけて次の練習へとつなげていく。
かなり時間が経過したのスイッチングスプリントのタタタを。これは今かなりの頻度で実施しています。どれだけスプリントに繋げていけるのかはこの部分が大切かなという気はしています。どうしてもマークを越えない選手が出てくるので。何度か言っていますがそれが定着しません。これは間違いなくレースに出るだろうなと感じています。正確性の部分が出てくるので。
最後にT走を。これも中間を作るための大切な練習です。全てはこの辺りで統合されていくイメージです。タイヤの数は4つしかないので非効率的な部分は出て来ますが重要な話かなという感覚があります。疲労度はMAXに近いと思いますがある程度の走りができていました。練習量から考えると十分かなという気はしました。
4日分の練習を凝縮して1日でやった感覚です。要素をかなり詰め込みました。良いことではないかなという気はしますが。量を追うという意味合いではない練習です。初めてやる選手にとってはよく分からないまま過ぎてしまうかもしれません。それでも正確にやれば効果はあると信じて取り組んでいます。
選手には明日に向けてどのように「準備」をするかを伝えました。練習ではスプリントをするまでの「準備」が必要になります。これは他の部分にも当てはまる。翌日の「練習」をするためにらそこまでの「準備」が必要になる。それは身体のケアであったり栄養補給であったりする。やることは決まっています。その感覚を持てるかどうか。
やりたいことはできたかなと感じています。長々と書きました。この日の練習がysn先生やssk先生の目にどのように映ったのかはきになります。多分特殊なスタイルだと思うので。また機会があれば聞いてみたいなと考えたいはいます。
夜はysn先生と二人で食事へ。陸上の話で盛り上がりました。いや、至福の時間(笑)
また書きます。面白いかどうか分かりませんが...。