競技の話から離れて。
エビを飼い始めて2か月近く経過。少し前に抱卵してからどうなるかなと思っていました。これまでは1か月近くするとポツポツと☆になるエビが出ていました。今回はそれもなく。理由は明確ではありません。が、とにかく順調に育っているのかなと。
県総体が終わってから水槽を眺めてみると先日抱卵していたエビとは異なる個体が抱卵していました。これまでは抱卵個体が出ても途中で☆になるというのが多くありました。今回はなぜか順調。卵が分かりにくいとは思いますが抱卵個体の様子。
で、さらに見てみると別のショップで購入した「ライトグレード」の個体も抱卵していました。こちらは身体が半透明なので卵の様子も分かります。お腹のところにある黒い物が卵です。これが段々と赤みを帯びてくると孵化するのです。抱卵すると4週間くらいはかかると思うのです。
水槽の観察をするとまた別の個体が抱卵しています。何が起きたのか。これにより水槽内に5匹の抱卵個体がいます。20匹の中でこれだけの数が抱卵するというのは奇跡的なのかもしれません。これまでの常用から考えると想定外。観察するのが楽しくなります。
で、以前抱卵していたエビの様子を探る。が、なかなかお腹の下を見ることができません。そろそろ「ハッチアウト」といって親のお腹から離れてもいいころかなと思っていました。でも、お腹にエビの姿は見つかりません。脱卵してしまったのか・・・。こればっかりは全く分からない。ひょっとしてもう「ハッチアウト」したのかなと思ってひたすら水槽内を探す。目で見るのは難しい部分もあるのでスマホのカメラで拡大しながら水槽内を見てみます。
すると・・・。ウイローモスの上に「小さな物体」を発見。
ついに稚エビをみつけました。本当に小さくて探すのは困難。稚エビから大きくなる確率は30%くらいのようです。全てが順調に育つとは限りませんが、こうやって稚エビが水槽内にいる姿を見ることができるというのは本当に大きなことです。1mmくらいの大きさですが立派にエビなのです。
翌日からも探しましたが発見できません。ひょっとして☆になっているのか・・・。諦めずに探していくと・・・。
小さいですが無事にいます。これを見つけるのに30分くらいかかりました。他のエビの大きさと比べてもらうとわかると思うのですが、本当に小さいのです。1mmから2mmかなという感じです。発見するというだけで時間が。
とにかく水槽内が賑やかになります。こうなると全部孵化してほしい。が、そうなると水槽が小さくて対応できなくなります。もう一つ大きな水槽を準備する必要があるのか。が、そうなるとまた水づくりから始めなければいけない。また☆になるリスクが大きくなります。順調だからこそ生まれる問題点。これからどうするか。考えていきたいと思います。
とはいえ、初めて順調にエビの繁殖が進んでいます。とにかく油断せずに。そして手をかけすぎずに。様子を見ていきたいと思います。