kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

勉強会実施

2008-05-14 | 陸上競技
テスト中なので練習終了後に勉強会を実施しています。家に帰って勉強するという保証がありませんし、みんなが真剣に取り組む中ではやらざるをえない状況になります。

昨年後半から見ていなくてもかなりやるようになりました。今日も当然のように取り組んでいましたね。まだ1年生は集中が続きません。力尽きて伏せている者もいました…が、あえて触れず。ここが頑張れるようになると競技面でも伸びていくんですが。とはいえ、かなりやれるようになってきましたね。

進学校はここがかなり厳しい。他の生徒との競争になります。成績面での順位争いの中で「負けたくない」「きちんと努力して勝ちたい」という想いが育ちます。「頑張る」という経験もかなり競技に結び付きます。だから、ここ一番に強い。うちの選手に足りないのは間違いなくここです。
それなりの結果で満足してしまうから、競技でも「ある程度頑張れたからいい」で自分自身を納得させてしまうのです。1点でも多く点を取ろうという姿勢は定期テストで養えると思います。貪欲さが足りません。ここで妥協&満足しないでもっとやってやろうという姿勢です。

うちの選手、きっとblogを見るはずです。言われている事をしっかりと理解して欲しいですね。ここが出来たら本当に強くなれます。練習、試合も「勝負」ですか、定期考査も「勝負」です。ここで「本気」で頑張れる者は今までの積み重ねが絶対に生きてきます。妥協せずしっかりやって欲しいですね。全ては「競技」と「今後の人生」に結び付きますから。理解して欲しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々に気持ちが入る

2008-05-14 | 陸上競技
テストに入っているので、練習に関してはかなり落としています。日頃やりなれない生活ですし、1年生にとっては数日間に渡ってテストを受ける経験は初めてです。いつもと違う疲れが出てきます。最低限の練習にしています。やりたいことはたくさんありますがそれを全部やるほど時間がありません(笑)

今日は1時間に区切って実施しました。アップをフリーにして1本だけ集中して走る形態にしました。もちろん、走るのも大切ですがアップでしっかり身体を動かしておくのを意識しています。少し走ったくらいではそれほど大きな効果はないと思います。身体を動かす事と自分で感覚を確認する位しか出来ませんからね。ある程度動かしておくだけでも違うと思います。軽くアップして2~3本走るよりはアップに時間をかけておくほうがいいんじゃないかと思います。これは正しいか分かりませんが(笑)

テスト勉強をしているので、少しは集中力が高まっているはずです。1本でしっかり力を出す感覚と集中を確認していきたいと思いました。「1本走った」というだけで「効果」自体はそれほどないと思います(身体的な部分では)。特に女子にとっては…ですね。このあたりは走る前に説明はしました。

その説明があったからかどうか分かりませんでしたが、全体的に「気持ち」が入った走りができました。ここができなければ「1本」の意味がないですからね。お互いに競争する意識を持てたようです。この部分、最近かなり言い続けています。やっと伝わりかけたかなという感じです。もちろん、1回だけですからまだ安心はできません。「全員で取り組む」と宣言していますから、出来なければ本当に勝負にはなりません。

冬期に近い雰囲気が出せた練習だったと思います。自分達で最近の練習との違いに気付いてくれたでしょうか。どちらが練習の「効果」が出るでしょうか?距離が距離だけに差がつかない部分もありますが、「絶対負けない」という気持ちを持っていくことが大切です。単純な「力の差」だけではなく「気持ち」で変わってくる部分が間違いなくあります。1回の練習では差は大きいかもしれませんが、毎日その気持ちを持ち続けていけば差は小さくなります。前を走る者がその気持ちを持ち続けていけば更に強くなるでしょう。

今日の練習、選手に取っても私にとっても、大切な練習だったと感じています。どれだけ「本気」になって「強くなりたい」と思うか…。中途半端な気持ちでは無理です。限られた時間の中で出来ることをやっていきたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心配性?

2008-05-13 | 陸上競技
私は基本的にかなり心配性だと思います。陸上に関してだけかもしれませんが…。遠征なんかの荷物はだいたいでいいやーという感じですが、出した指示がきちんと伝わっているのか、何度も確認します。「しつこい」というくらいですね。

様々な部分細かく言うので選手は嫌がると思いますが、完全に自主性に任せられるほど器が大きくないので(笑)。気が小さいのかもしれませんが、安心して関わる事は少ないですね。今日も帰宅した後、怪しいと思ったのでもう一度、やるべき事を全員にメールしました。送っても確認してもやるのは選手自身なので結局は自己満足なのかもしれませんが、それでもやらなければ不安が残りますからね。そのメールで「やらないといけない」という気持ちになる選手がいれば意味があります。本当は全員が「言われなくても当たり前だから…」と思うレベルでなければいけないのですが、なかなかそこまでいきません。

ある意味「関わり過ぎ」なのかなとも思います。しかし、やらないで失敗するよりもきちんと指示を出してミスを無くす方がいいと思います。信じている部分はありますが、やはり安心はできませんから。試合の時にも練習の時にも細かく言います。

完全に性格的なものですが、「そういう部分が指導に向いている」と言われます。全て選手に任せられるなら指導者は必要ありません。きちんと対応していく方法を伝えていく必要があるのです。何度も書いていますが、最終的には「選手自身」の問題です。言われていることをやらないで失敗するパターンを何度も見て来ています。選手自身も「細心の注意」を払わなければいけません。こちらの想いを感じて欲しいですね。

しかし、不安だ…。いろんな事が(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感覚的なこと・・・

2008-05-13 | 陸上競技
先日選手から「あるblogと書いていることが似ている」と指摘されました。確かに自分でも思います(笑)。別にマネをしているということはないと思います。もちろん影響を受けている部分はかなりあると思いますが、意識的に同じ事を書こうとする部分はありません。同じような考え方の部分があるから様々な部分で関わりが出てくるのだとは思います。よく面倒を見てもらっていますし(笑)

言っていること、求めていることが似ている・・・。これはどういういことなのでしょうか?その選手は単に「似ている」という部分だけを指摘したのではなく、共通する「大切なもの」を理解しようとしていると思います。世の中には「他人の考え」をまるで「自分の考え」のように言う人もいます。それは「本質」を見ようとせずに、表面的なものを真似るだけなので何もプラスにはなりません。私も高校時代や大学の前半はほとんどが「真似るだけ」でした。指導者がいなかったのもあり外部からの情報に左右されていた気がします。「○○大学がこんな練習をしている」と聞けば意味も考えず取り入れる。学生時代だったらまだ可愛いですがこれが指導者になってからだと大きな問題だと思います。恥ずかしい・・・。

練習のことだけではありません。「求めるもの」が何かを誰かのマネをしても意味がありません。本を読まなかったり他の人の話を聞かない人間は絶対に「自分が一番」という感覚から抜け出せません。それはそれで「幸せ」だとは思いますが・・・。周りからどう思われても関係ない(気づかない)ですからね。私の感覚的にそれは「耐えられない『恥』」です。調子に乗ってこうやってblogを書いても、結局は他の人の意見の受け売りだとしたら恥ずかしいですよね?!もちろん、様々な方々の影響は受けます。その中から様々なエッセンスを自分なりに解釈して自分のものとして形にしているつもりです。私は「考える」を最優先していますから、それから逸脱する部分はできるだけ排除したいと思っています。

練習に対する取り組み方などもその部分が出てきます。指導方針などが同じ指導者というのは感覚的に近いので話をしても勉強になる部分があります。ほとんどの方は研究熱心ですし、学ぼうとする意欲が高い。だから私も自分を高めなければいけないと思います。全く同じ事はできませんし、考え方に関しては同じになるということは基本的にはありません。いつの間にか似通ってくるのだと思います。

たまたまblogで考え方を公表していますが、ほとんどの場合以前から同じ考え方をしています。blog見ていくと「考え方に一貫性がない(すぐに変わる)」ものもあります。それは「考えていない」のだと思いますね。模倣(真似)です。私は結構同じ事を言い続けていると思います。しつこいくらいに・・・。こういう性格なんでしょうね。

練習に関しても同じですが、「本質」は変わらないと思います。それぞれ伝える手段や方法は違っても「本質」は同じだと思います。やるべき動きは同じだけど練習で使う器具が違ったり方法が違う可能性はあります。「脚を上げる」「地面に接地する」というのは走る作業としては同じです。それ以外のものはありません。そこで意識するポイントだけをしっかりと理解させていけばいいと思います。小学生でも走るだけならできますからね。「違い」は何か?昨日も近辺の中学生が練習でドリルみたいなことを真似てやっていました。しかし、これでは・・・。最も基本となるべきものを見極めていかなければいけません。ここができない練習は無意味。同じ事をやるにしてもどれだけ「ポイント」を理解して、そこを意識して集中するかにかかっています。補強にしても同様。「やるだけ」の練習には意味はありません。

偉そうなことを書きますが、「やるだけ」「マネするだけ」の練習では、たまたま意識できた選手が伸びることはありますが、元々走力がない(運動能力的にそれほど高くない)選手は伸び悩みます。ここに結構な差が出ると思います。別に私が優れているという気は全くありませんが、そこは絶対条件だと思います。もちろん、うちの選手でも他の指導者が見れば更に伸びるのかもしれません。しかし、それに何の保証もありませんから。だから目の前の選手をきちんと伸ばしていく責任があるのだと思います。もちろん、高校から始めたという選手はある程度までは伸びます。全然やっていなかった選手が伸びないということはありえません。そこだけで評価はできないのです。ある程度のレベルまで行ってからは「自覚」と「意志」に大きく左右されます。そこが今の私の最大の課題ですね。まだまだ足りません。

色々と興味深いことがありますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これから…

2008-05-12 | 陸上競技
3月末からだったか、かなり気分が乗っていませんでした。どこまで情熱をかけるべきなのかが見えなくなっていました。うちの選手の中には気付いている者もいたでしょう。冬期と比べると格段と低かったですね。そんな話も何度もしてきました。どこまで届くかは別にして……。

最近特にその想いが強くなってきていました。選手が私に口にした「目標」に向かっての努力が出来ていないと感じていたからです。直接話をするし、日誌のコメントにも書く。だが、なかなか伝わりせん。もどかしい気持ちで一杯でした。

自分達がやると宣言したのに、その勢いが落ちていってしまい、いつの間にか自分達のポジションを決めてしまっていた。そして何も競争のない「仲良し集団」になっていました。それを指摘し続けても誰も気付かない…。

単なる「強さ」だけを求めてしまっていました。私が目指す所とどんどん掛け離れていく感じでした。個人的に話もしましたし、何度もメッセージを送り続けていました。「強さ」だけではない部分を求めているのは最初からです。「心」を一つにできない、互いに信頼できないチームならリレーを組む必要はないと常々話してきました。誰が欠けてもリレーが組めない。今のメンバーだからできることがあると全員が気付く必要があると思います。

「速い」からリレーを組むわけではありません。共有できる「何か」があるから一緒にリレーを組んで0.01秒を短縮しようと必死になるのです。「速い」だけの4人で組むリレーには興味はありません。「絶対にやる」「任せて欲しい」「自分がみんなを…」という強い気持ちを持てない人間とリレーを組む意味はありません。だからここまでアプローチをしているのです。

4人だけでなく、チームとしてその4人に「想い」を託す事ができるか?みんなの「想い」を背負って責任を感じて走れるか?ここがないならチームとして意味がありません。代表となる選手はみんなの期待を裏切れません。一つ一つの行動に細心の注意を払い自分の力を発揮することに集中しなければいけません。それだけを言い続けているのです。

伝わらなければそれまで。伝われば私も必死になります。それだけの責任がありますからね。限られた時間だから無駄にはできません。大切な時間を有効に使いたいですね。使うのは選手。見えない努力ができる者だけが私を本気にさせます。どるだけ私に伝わるか??態度と姿勢で示して欲しいですね。

久々に本気になれるでしょうか??持っている情熱を全て注ぐくらいの価値があるでしょうか??私から「これなら大丈夫」と信頼を得ることができるでしょうか??弱気な発言をする者はチームに必要ありません。プラスになりませんから。どこへ向かうのか??各自でしっかりと考えチームとして示していって欲しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失われるモノ

2008-05-11 | 陸上競技
失ったモノ、どうやって取り戻すか…。非常に難しいですね。正直、「これ以上何をすればいいのか…」という想いがあります。特別な期待をしていたわけではありませんが、当たり前のことを求め続けてきました。性格的に「情熱」を失うとすぐに態度に出ます。そこまでやる必要が本当にあるのかと…。

学校によってはほとんど放任されている選手もいます。生活態度や取り組み方などの部分、とくに指導されずやりたいようにやる。また、10人いてそのうち数人才能がある選手(経験の有無に関係ない)だけが記録を伸ばし、それ以外の大多数が伸び悩む学校だってあります。私はそうありたくないと思っていました。きちんと本気で取り組むなら絶対に記録は伸びます。「走るだけ」ではないので様々な面が変わっていきます。だからきちんとやればそれなりの記録がついてきます。

問題はどこまで「本気」にさせるかです。どれだけ手をかけて時間をかけても「自分なりの一生懸命」から抜け出せない選手をどうやって次のステージに上げるか…。正直、かなりやっていると自負しています。我慢もかなりして「育てる」という部分をしています。でも、それが「意味がないのでは?」と感じられた時、どこに向かうべきなのでしょうか??情熱、時間、労力をかけてきても一瞬で全てが失われます…。つくづく自分自身の「甘さ」が嫌になりますね。他の人から「よくそこまでできるね」と言われていましたが、選手自身が「やる」というのだからそれに応えるのが「当然だ」という想いがありました。他の指導者からすれば「馬鹿じゃないの」と思われる部分もあったでしょう。それでも自分のやるべき事を信じてきました。

結局、1年前の状態と何が違うのか?分かりません。情熱を注いだ分、更に「何だったんだ」という想いがあります。所詮、そのレベルの話だったのかと。「教育」に対する情熱すら冷めていく自分がいるのがわかります。

なんて内容を書くんだ、と批判を受けるかもしれません。あえて書きます。この内容を最後にblog止めてもいいと思います。全てを書けないblogで断片的な内容を見れば「何なんだ」と批判を受けるのは仕方ない。が、今の気持ちです。私のやってきた数年間は何だったのか…。

失われたモノ、取り戻す事が出来るのでしょうか??自分の事を二の次にしてきた指導が悪かったのか…と様々な部分を後悔しています。

気が向けばまた書きます。前向きになれるか??検討がつきません……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習日誌について・・・

2008-05-10 | 陸上競技
顧問になってから練習日誌を選手に書くように言っています。これはその日の自己分析をするのに加え、「毎日継続する」ことで競技に対する意識を高めようというモノです。10分程度あれば書くことができます。携帯でメールをする10分を削って、毎日取り組む練習に対しての考えを成長させていこうというものです。書く書かないという部分ではなく、「顧問との約束を守れるかどうか」の判断基準にしています。10分を作れないならやっぱり「家で補強する」や「体重管理をする」という言葉は信じられません。互いの信頼関係を築くための日誌です。

最初はグループ日誌にしました。毎日輪番制にして別々の人間が書く。それを顧問に提出する。私がコメントを書く。それを続けていました。が、誰かの所で必ず止まる。その人間が1週間分くらいまとめ書きする。それが続いたので2006年の春からその形式を止めました。意識の高い者は各自で書いていましたから、そちらに合わせる方が効果が高いと。それで今の形式になって各自が書いたモノを提出する。それでも出す者出さない者は意識の差からも必ず生まれました。2006年秋、高校選手権前かなり怒る出来事があり、それを許す代わりに「毎日日誌を出す」ことを約束しました。毎日日誌を出すならこちらも本気で指導をしようと。これは絶対的な約束事です。が、その数日後に数人が出さない。かなり激怒しましたね。「約束事」に対してその程度の意識だから、結局何ヶ月やっても意識が変わらないのです。その状況に息が詰まったのか2人は部活を辞めました。他の部分(異性)に目が向いているのは明らかでしたし、全く止めませんでした。それにより他の頑張ろうとしている選手の脚を引っ張ることになると判断したからです。

日誌に対してはかなり思い入れがあります。選手の書く内容よりも長く私がコメントをすることがあります。これは選手が書くのだから私もそれに答える義務があると感じているからです。こちらの「想い」を話すだけでは伝わらないと思うので、きちんと文字として残していき何度か読み返す(かどうかは分かりませんが・・・)ことで意識の変化を期待しています。選手は10分。私はトータルでどれだけ使うでしょうか・・・。休み時間は休まずコメントを書くのでかなりの時間使います。労力とすればすごいと思います。それでも選手の意識を変えていく、自己実現のために役立てるならという「想い」があります。どこまで伝わるかは別問題として。

日誌を見るとその選手がどれだけの「想い」を持っているか分かります。長い子は時に2ページくらい書いてきます。その「意識」「意欲」が競技力向上につながっていきます。だから見ていて面白い。当たり障りのないことを書く選手もいます。なかなか変化しません。それでもしつこくしつこくコメントを書いていきます。
最近の男子の日誌を見ると数名かなり意識が高くなってきているのを感じます。この子達はきっと強くなるだろうなと思います。日誌の内容を見るだけで、自分で補強もするしケアもするという「信頼」ができます。私が信頼して任せられる部分が生まれていきます。今の状態がきちんと続けばうちの男子は絶対に面白い存在になります。県総体、新人、来年の総体、見ていてください。きちんと結果を出してくれると思います。「本気」の人間が多いのはやはり見ていて楽しいですね。男子は今まで通りの関わり方で十分です。あまり関わらず距離を置きすぎず・・・。

選手は私が見ていないところで、かなりの確率で裏切ります。それは分かっています。日誌に書いてある内容だけで全てを信じることはできません。何度も何度も裏切られてもその場で話をして先に進んできました。男子と比べ女子の「裏切り率」は高い。ここ数年何十回と「なんなんだ・・・」と思うことがありましたが、それでも我慢をして指導を続けました。顧問という存在をかなり軽く見ているのだと思います。これはうちだけではなくほとんどの高校の女子がそうだと。県内でいってもきちんとできているのは数人ではないかと思います(他の顧問に失礼ですが・・・)。本人達は「たいしたことではない」と思うのでしょうが、裏切られる側にとっては結構なダメージです。2006年の冬は本当に眠れませんでしたから。自分自身に対する「無力感」と「なんでこんなことになるんだ・・・」という気持ちとで・・・。blogには書けない「裏切り行為」、数多くあります。そんなもんです。さらに顧問が知らない「裏切り行為」も多々あるでしょう。それを分かっていて対応しています。許せるかどうかは別にして。これも各校顧問同じでしょうね。

日誌、本当に軽いものでしょうか?私にとっては「信頼関係」を作るための大事なモノです。「約束を守る」という基本的な部分を確認するためのモノ。これができないなら指導する「義務」はないと強く思っています。一般的な指導はするかもしれませんが、「期待」と「信頼」はしません。

県総体3週間前、今更です。勝ってはいけないと強く思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年生について

2008-05-09 | 陸上競技
今日、2年生女子の日誌にかなり厳しいコメントを書きました。他の選手と比べてかなり意識も高くこの1年間で競技力自体も上がりました。見違える成長です。中学時代の実績は全くといってありません。努力と意志で個人でも戦えるレベルまで上がってきました。これは本人達の意識が高かったからでしょう。

が、ここで止まるわけにはいかないので更なる成長のためにコメントを書きました。「リレーを組む意味」と「自分の意志で動く」事を伝えました。これまで何度も言って来ている事ですが…。
何が足りないのかを考える必要があります。それなりのレベルで満足するなら指導者は必要ありません。単なる「仲良しチーム」を目指すなら楽しくやればいい。本当に自分の力を試して、どこまで出来るのかを確かめたいなら周りを引き上げる必要があります。上級生でも下級生でも関係ありません。同じ目標を全員が持てるようにチームを作っていく責任があります。誰かがやってくれるんじゃないかという「甘え」があったと思います。そこを指摘しました。どう感じたでしょうか?

私は認める部分は全面的に認めます。それは本人にも言います。不満を感じているかもしれませんが、なんとかついてきています。本物のチームになるためにはこの2人がポイントになるでしょう。リレーを本当に走りたいのか?どこまで目指すのか?この2人の気持ちが、取り組み方がレベルアップすれば確実に強くなります。ひいき目かもしれませんが、かなり褒められるので間違いないでしょう。

どこまで全体を本気に出来るでしょうか??上級生に付いていくだけでは何も変わらないのです。中心になっていく自覚を持たなければ絶対に今のままです。

うちには特別な選手はいません。中学時代、県レベルで決勝に残るような選手はほぼ0です。だからきちんと取り組みさえすれば必ず強くなるのです。自分自身の意志でやれば強くなります。shimaなんて去年の総体、67秒2でしたし、misatoは100が14秒5でした(笑)。ありえません。今の1年生より弱かった…。それが1年で強くなりました。まーshimaは3大会連続9位で決勝に残れていませんから、何か足りないんでしょうけどね。その「何か」を見つけて(気付いて)欲しいですね。

これから2年生がどう態度で示せるか??ここにチームの成長はかかっています。期待してもいいのでしょうか…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考える事が…

2008-05-08 | 陸上競技
少し考える事があり、自分達でミーティングさせました。全員に話すべき事、伝えたい想いを話すようにと書いた紙を渡し、自分で考えて話をさせました。自分達でミーティングを実施できたら良いのですがそのレベルまでチームとして成熟してはいません。

私は会議だったのでミーティングには参加していません。そのほうが良いと判断したので選手ミーティングにしました。ここで「お友達ミーティング」しかできないなら、上の大会に行く資格はありません。馴れ合いの青春ごっこです。高校生には難しいかもしれませんが、どのレベルに合わせるかを全員がきちんと考えなければいけません。「本気で話ができない者」は結局その位の想いしかないんですよ。上手く話せる話せないは別にして「想い」があれば伝わるものがあります。笑いながら話す内容ではないと思います。同じ時間をかけるならきちんと目的を持って行き効果を出す必要があります。一緒に練習する選手に対してきちんと自分の想いを伝え、それを宣言し約束を守らなければいけません。これは義務です。信頼関係が無いのに一緒に練習をする意味はありません。

私から選手に「やると宣言できる選手には最大限の援助はする」と話しました。「辞めたい」と思うものは別の道で頑張れば良いと思います。そこまで面倒をみる必要はありません。顧問としてはその言葉を信じるしかありませんからね。何度裏切られても、信じて指導するしかない。虚しさも残りますが…。

数人の顧問とメールのやりとりをしましたが、どれだけの想いを持って指導をしても伝わらないモノがありますね。私達が選手を追い込むことに楽しさを感じているとでも思うのでしょうか…。最終的に何を思うかは選手次第です。本気になれる選手にはきっと伝わります。が、なれない選手は「この人達は何を言っているんだ」と感じるのでしょうね。そこまでして陸上に関わる意味があるのか?8割近くの選手は私のやり方、考え方を理解していると思います。情けないですが2割の選手、どこまでの想いを持っているか私が理解できない所があります。感謝や尊敬の念は伝わってきません。まー私の人徳の無さが原因なんでしょうけどね。本当はどう思っているかわかりませんが、伝わってこないのが事実です。メニューを作るのも指導するのも試合に引率するのも全てが「当たり前」ではないはずです。そんな空気を感じるときがあり、非常に虚しくなりますね。

そんなチームがリレーを走って良いのか??適当に速い選手が集まってリレーを組むのに私は意味を感じません。選手はどうなんでしょうか?楽しければそれで良いというのであれば私は支援しません。ミーティングの内容、他の選手の気持ちを日誌に書くように伝えています。私を本気にさせてくれるのでしょうか??

このblogどれだけの人が見ているかはわかりませんし、どんな人が見ているかは分かりません。私が感じている事を書き続けています。ずっと見てくれている人は私の「想い」が分かってくれると思います。酷いことを書くな!とうちの関係者は思うかもしれません。大切な時間を預かっています。1人ではなくたくさんの選手の時間を。だから想いを書くのです。話をするのです。伝わると信じて……………………………………………………………………………。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資格があるか?

2008-05-07 | 陸上競技
昨年、県総体である先生に「shokoは勝ってはいけない」と言われました。確かにその通りだったと思います。これは結局私の指導力が不足していたのだと感じました。何年もかけて話をしてきた部分が伝わらなかったのは私の持って行きかたが悪かったのだと思います。

去年の秋、同じように「勝ってはいけない」と私自身思いました。大会が終わった後、選手にも伝えました。口だけで目標を掲げ、それに向けて全員が最大限の努力ができない状態ではこちらも強い期待は抱けません。

目標を口にするだけなら誰でもできます。が、それに向けて全てを賭けて努力出来るかどうかで随分違います。短距離系の種目、ある程度「素質」に左右されると言われています。私自身、それほど運動能力が高かったとは思いません。球技はそれほど得意ではありませんし、中学時代は学校のリレーメンバーにも入れませんでした。
しかし、私は他の人より「目標に向かって妥協しない」という意志は強かったと思います。「素質」で言えば、実はこの「目標に向かって妥協しない」という能力が一番大切な「素質」ではないかと思います。
もともと運動能力が高くても「継続」と「強い意志」に欠ける選手を多く見てきました。学生は特に多いですから。
何がなんでもやるんだと思ってもそれを行動に移せない&継続できないから持っている力を全て発揮できなくなります。それでも勝てる選手は県内にもいます。私からすればもったいないな、と思いますが余計なお世話でしょうね。

今、うちはどうなんでしょうか?本当に全員が目標を共有しているのでしょうか。走ればそこそこの結果が出ます。が、本当にそれだけでいいのか?中国大会に行けるから心を一つにしないで走って良いのか?ここに関してはかなり言い続けています。最初からチームを意識してリレーに力を注いでいる。走れるから走るというのでは意味がない気がしています。「みんなが中国を目指すから」という本質を捉えない目標では失礼だと。今のチームの力を合わせていけばこのくらいの力が出せる。全員が力を出し切って中国を目指すなら意味があるかもしれませんが、走るだけでは意味はありません。男子の4継、45秒かかるとは思えません。力的には44秒中盤は出るはずです。何かが足りません。

男女共にもう一度、自分達のやるべき事を確認させたいですね。私が目指すわけではありませんから。私は「心」が一つにならないリレーなら組まないほうが良いと思っています。それなら負担をかけずに個人種目だけに集中するほうが「リレーを走ったから個人がダメだった」ということにはならないはずです。

リレーが組みたくても組めないチームもいます。選手権を終え、強くそう思いました。出るだけなら中国を狙って7位になるチームに失礼です。まーうちが6番以内に入れるかどうかの問題もかなり大きいですが…。うちに資格があるでしょうか?各自がきちんと考えていかなければいけません。

男子が自分達でお金を出し合ってサプリメントを購入し、練習終了後に飲み始めたようです。私は指示を出していません。本気になり始めれば言われなくても様々な事ができるようになります。やっと自発的な行動が見られるようになりました。男子、面白くなるかもしれません。私の言葉を純粋に聞き入れようとして行動に移す子が多いですからね。誰からも応援される選手になって欲しいですね。

毎年、この時期「顧問としての力不足」を感じますね…。全員を「本気」に出来ないままでは顧問の存在意義がありません。どこに向かうべきか…。しっかりと考えていきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする