kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

最後のスピード刺激

2008-09-16 | 陸上競技
天気予報、完全に外れてますね。雨どころか暑すぎました…。台風の影響は少しずれこんでいくのでしょうか…。嫌ですね~。

予定通りスピード刺激だけ入れました。昨日は心肺的な負荷でした。強めの刺激を入れておいたので、ダメージもそれなりにあるでしょう。それも考慮して短時間で。スピード刺激を入れると筋肉へのダメージもあると思います。刺激という意味だったので、本数は最低限にしました。全部で5~8本位でしょうか。強化という部分は考えていません。神経系に刺激を与えて、それを身体に覚えさせるという作業です。

少し脚の痛みを訴える者もいました。土曜日、月曜日とタータンで走っているのも影響しているかもしれませんが、あまり過敏になる部分では無い気がしています。調子が上がれば接地や反発も強くなります。その分ダメージもあるでしょう。きちんとケアをしていく意識があれば十分対応できるレベルだと考えています。身体が動いている者はスピード刺激を入れた事でかなり良い感じになりました。ますまずですね。

あとはどうやって疲労回復と筋肉の回復を図るかですね。やるべき事は出来たと思います。残りの時間をどう使うか?ここにかかっています。全員がベストの状態で試合に臨むのは難しい。人間の身体ですから「これで完璧」なんてことはありません。どこかに落とし穴があるかもしれません。そんな状態でもきちんと練習が積めたという「自信」が持てれば結果はついてくると思っています。

例年に比べるとかなり負荷をかけてきたと思います。選手達は良く耐えて来ました。メイン練習をしてから更にウエイトをやってましたし。補強は何処にも負けないようにしようと言い聞かせてきました。「何かに賭ける」という意味がきちんと分かっている選手は自分でもやってきたはずです。「他には負けないこと」を持つことは大切だと思います。「自信」につながります。そのためだけにずっと言い続けてきたと言っても良いくらいです。

良い表情だと思います。なんとか力を出させてあげたいですね。しっかり回復させていきます。
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雨の中の練習

2008-09-15 | 陸上競技
今日は天気予報通り雨。昨日の時点から雨の予報で今週はしばらく雨が続くという話でした(夕方の時点で明日は晴れになってましたが…)。土曜日も雨予報でしたが全く降りませんでした。あてになりません(笑)。本来なら明日刺激を入れたかったのですが天気予報に従い走れるときにと思い走ることにしました。

この手の天気、マイナス思考になりやすいですね。土曜日話した内容をもう一度繰り返して、「練習が出来る」事をプラスに考えるようにさせました。考え方次第です。雨避けが無い(アップ場所が無い)のでなかなか体温の保持が難しくなるので最大スピードを発揮するのが困難ですが、その中でどうするかを考えなければいけません。あまりたくさんの本数を走ることは出来ませんから集中して動きを作らなければいけません。

どんどん身体を動かしておかないと身体が冷えます。少しの間でも身体を冷やさないように服を着たりタオルで拭いたりしながら工夫していく必要があります。スタート練習を少しやりましたが、この後の過ごし方でメイン練習に差がついていた気がしますね。考えないといけません。
女子のマイル組は250mを。天候やコンディションから考えると良く走れていたと思います。6月の中国大会レベルでしょうか。安定しない部分もあるので少し落ちるかもしれませんが、雨の総体で4分16秒だったので同じようなコンディションではこちらのほうが上かなーという感じです。最低ラインで10秒は切らないといけませんね。5番手の選手もかなり力をつけているので戦えそうです。

男子は150mを。競り合いながらスピードを出していました。4継の事を考えるとかなり良い感じだと思います。2年生はやっと走れるようになってきました…。一時期は諦めないといけないかなーというレベルでしたからホッとしました。総体時は1年生エースの調子がイマイチでしたから、全体的な力は今のほうが上かもしれません。なんとか43秒台に入りたいですね。

感じとしてはまずまずです。明日晴れたら少しだけオーバースピードトレーニングを入れておこうと思います。それが最後の刺激です。疲労を残したくないですが、だからといって負荷が少な過ぎるのも問題です。この2日間でコントロールしていきたいですね。

最後の集合の時に補強をしておくように指示を出しました。言われなくてもやる選手はやっています。ここで差がつきます。ある選手が話をした後に「試合前はどれくらい補強を減らしたら良いか?」と聞いてきました。「股関節は?」と聞いて来たので体幹部のみで十分、日頃の半分にしておくようにと。かなりやっている雰囲気だったので抑えないといけません。練習量を落としても補強で股関節回りをやり続けると回復しない部分も出て来ると思います。こういう意識の選手はきっと強くなりますね。

明日晴れると刺激を入れます。長引かないように出来るだけ簡単にやりたいと思います。
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数日間の出来事

2008-09-15 | 陸上競技
1.携帯が壊れる
何故か土曜日から電話が壊れる。相手からかかってくるのはつながるのですが、こちらからかけたら声が聞こえないようです。それに気付かず3回同じ人にかけてしまい、嫌がらせ電話みたいになってしまいました…。理由は分からず(:_;)。最悪です…。こないだリニューアルしたばっかりなのに…。

2.サーカスに行く
実家の近くでサーカスが実施されているので、家族と母親と一緒に行ってきました。いやーすごい迫力でかなり面白かったですね。子供の頃に戻ったような興奮でした。が、サーカス終了後息子が靴を無くす…。暗いので見つけられず…。最後はスタッフの方に座席の下を探してもらって発見。最後の最後まで残ってしまいました。恥ずかしい…。

3.ニンニクにやられる
夕方は焼肉を食べに行ったのですが「ニンニクのオイル焼き」を注文すると、ひとかけらがうずらのタマゴ以上の大きさのモノが沢山入ったものが来る…。誰も食べないので一人で食べるとニンニクの臭いでやられました。すぐにブレスケアを購入しましたが、時既に遅し。家族から臭いと言われ続ける。食い過ぎです(汗)。練習では選手と少し距離を置いて話しました…。自分の責任とはいえ最悪でした。反省します。

4.映画を見に行く
息子がウルトラマンの映画を見たいと言い続けるので見に行く。ストーリーには興味がなく、一生懸命見るのはウルトラマンが出て来た時だけ…。これは仕方ないですね。幼稚園の子供に「夢を忘れるな」のメッセージは難しすぎます。最後に横浜ベイスターズが優勝するシーンがありましたが、横浜ファンとしては嬉しいですが確実に無理(笑)。

そんな数日でした。練習についてはまた書きます(笑)。トラブルばっかり(笑)。特に携帯、ありえません。どれだけの確率なのかって話です…。
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周囲の理解とアドバイス

2008-09-14 | 陸上競技
これだけ陸上を中心に生活をしていると周りの支援というか理解が必要になります。私みたいな人間を理解してくれる人はあまりいないと思います。ある意味特殊ですからね(笑)

「考える」事が好きで「心配性」、論理的に物事を捉えようとする半面、許せない部分に対しては半端なく怒ります。周りの人からすれば扱いづらいと思います。疑問に思った事はすぐに聞きますし、納得できるまで調べたり勉強します。自分では研究職に向いているのではないかと考えています。勉強する中で自分に足りないモノを補っていきたい。その想いはかなり強いですね。

この性格を理解して相手をしてくれる周りの人の存在があるから今の自分があるのだと思います。色々な部分で「不運」だと思いますが、「人」には恵まれていると思いますね。周りに理解して適当に扱ってくれる人がいるので、自分の長所を殺さずに活動ができているのだと。

基本的に心配性です。その話をある人にした時に「良い指導者になるためには楽観的な人間より心配性の方が良い」と言われたことがあります。自分は最高の指導者だと思って指導する人もいますが、間違いなく「大きな勘違い」だと思いますね。そうやって自分をアピールする事で自分を保っているのだと思います。私は絶えず「これでいいのか?」を自分に問い掛けています。それがどうしたといわれるかも知れませんが、私は成長するためにはこの辺りの部分は大切だと思っています。その感覚で取り組んでいて、それを理解してアドバイスを下さる周りの方々の存在は大きいですね。

心配性だから練習をやり過ぎる(笑)。そこを「やり過ぎだろう」と指摘される。何人の人に「落とす」事を言われたか(笑)。もちろん地区新人が終わったら練習を落とすつもりでしたが、かなり指摘されたので計画していた以上に落としました。夏はかなり暑かったのでそれくらいしないとダメだったかもしれません。アドバイスは素直に聞く部分も必要ですね。昨日はogawa先生が選手に「お前ら、俺のお陰で練習量が減ったんだぞ」と言ってました(笑)。確かにその通りですね。

私自身、勘違いだけはしてはしてはいけないと思います。全員が自分の存在を認めてくれるわけではないからです。きちんと自分がやるべき事をやり続けて、選手を育てる事で恩返しをしていかなければいけません。様々な方の協力を得て今の自分がいるのですから。自分に出来る事を精一杯やっていきたいですね。

「人」を大切にしていきたいと思います。
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指導システム

2008-09-14 | 陸上競技
指導システムと書くと大袈裟かもしれませんが、共通する指導理念を持った指導者が増える事は大切な事だと思います。ここが強くなるためには必要な部分ではないかと考えています。

私は以前から書いていますが、「育ててもらっている」と感じています。私だけではなく数人の若手(もう30代ですが(笑))は、指導理念や基本的な技術について学ぶ機会を与えられています。その中で共通する指導システムができていくので、誰が見ても基本的な部分は抑えられます。まだまだ足りない部分はありますが、それぞれが勉強しながら取り組んでいるのは確かです。

このシステムのメリットは「目的」は同じでも「方法」「手段」が違うという事です。行き着く技術的な「目的」は同じモノでも、そこにたどり着く「方法」「手段」が若干異なります。例えるなら「旅行の目的地」が同じでも「車」「バス」「電車」「飛行機」という交通手段が違うという感じでしょうか。手段が違えば見えてくる風景が違います。それぞれに良い部分があるのです。
だから同じ視点を持った複数の人間が指導をしていきアドバイスをする事で見えてくる「風景」が変わる可能性があります。それにより自分に合った感覚が身につくと思います。一緒に練習をするとこの辺りのメリットが大きいですね。

この部分は選手だけでなく、指導する側にも言えます。同じ事をやろうとしていても「伝え方」が違います。話をする中で「この伝え方いいな」と思うものがあります。全く違う「目的」を持った人とは上手く話が合わない可能性もあります。教育的視点、技術的視点が近い人とだから上手くリンクするのだと思いますね。それぞれ性格はかなり違いますが、だからこそ上手くいく部分があると。

選手を育てていくために、まずは「指導者の資質」を高めていく必要があると以前ある人が言われていました。全くその通りです。だからこそ我々は「育ててもらっている」のだと思います。昨日一緒に練習してうちの選手がアドバイスを受けている姿を見て強く感じました。逆に私もアドバイスをします。抱え込みではこのような事はできませんからね。良い関係が作られていると思います。

指導システム。短距離系でも少しずつ出来て来ている気がします。ここで満足するのではなく、何が出来るかをしっかり考えていかないといけませんね。選手は恵まれた環境を与えてもらっていることを感謝していかなければいけません。それが次につながるのですから。
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合同練習

2008-09-13 | 陸上競技
新人まであと1週間。例年なら1週間前に高校選手権があるので実践でのスピード刺激が入ります。今年からは10月に県体が実施されることになり、事前に刺激を入れる事ができなくなりました。そこで事前にogawa先生にお願いして一緒に練習をしてもらう事にしました。スピード刺激を入れてその中から課題を見つけて修正しました。

一緒に練習して刺激を入れるという意味もありましたが、もう一つはogawa先生にうちの選手の動きを確認してもらうという部分もありました。疲れを抜いて来ているのでかなり動き始めています。地区新人を私は見ていないので、これまでのうちのチームと一緒に練習してきた人に客観的に見てもらうようにしました。

暑かったですが、かなり良い動きが出来ていました。女子の400mHは新人のランキング1、2位の選手が一緒にやりました。もう1人は互角の力があると思ううちの選手3人で走りました。流れを確認する中でそれぞれが課題を見つける事ができました。行き当たりばったりのレースにならないように組み立てていく必要があります。この3人が表彰台を独占できたらと思っています。確率としてはかなりのモノだと思います。期待したいですね。

スプリントの方も段々と手応えを感じてきました。夏休み最後の新人でみんなから「ひどすぎる」と指摘されていた男子、走れるようになってきました(笑)。今日は同じ地区の他校の先生にも「地区新人、全く動いていなかったですね」と言われました(笑)。悲惨だったみたいです。「脚を作る」というか「量を追う」という時期は必ず必要だと思います。うちの短距離グループは質も量も追うのでかなりのダメージです。私とは違って冷静なogawa先生から「きちんと練習落とすように」と注意されていたので、意識的に練習を軽目にしました。それでも他校より走っていると思いますが…。まー私達の基準はkida流なので中途半端な量ではありません(笑)。「最近うちは練習多いんじゃないかと思う」と話をしたら、「そんなもの数年前からわかってるだろう」とすぐに突っ込まれました(笑)。

今日は男子もかなり走れていました。ogawa先生もきちんと評価してくれたので問題ないレベルまで回復してきたと思います。うちが地区新人で負けた4継チームはビビってましたから(笑)。普通に走れれば問題はないのです。1年生2人が11秒4前後で走る力がついてきていると思うので4継は楽しみです。
女子も同じく。エースが不調から戻ってきつつあります。スピードレベルが戻れば簡単には負けないはずです。加えて400mの選手もスピードが向上しつつあるのは好材料ですね。150mでこの2人が互角。スタートがはまれば2年生エースの方が強いとは思いますが、スピードレベルが上がってきているので見応えがある走りでした。

「楽しみですね」と言われたのでやはり動くようになってきているのだと思います。あとは「心」の安定と「身体」コンディションですね。今からは強くなる練習はできません。力を発揮するための練習がメインです。うちの選手、「ダメなんじゃないか」とマイナスに考える事が多い。それが試合に出ます。これまでどれだけの練習を積み重ねてきたかをしっかりと考えるべきです。マイナスに考えても何も生み出しません。プラスの方向で考える癖をつけなければいけません。ここが今から1週間のポイントです。気持ちのコントロールをしっかりしていけば力は出せると思います。

あと1週間、心身共にきちんとコントロールして欲しいですね。思うことはたくさんあったのでまた書きます。
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気持ちの持ち方

2008-09-13 | 陸上競技
女子の指導をし始めて5年経ちました。それまで全く女子の陸上に興味がなく、男子中心で考えていました。まー男子中心というか「自分の競技」しか頭になかったですから女子の陸上は考えていなかったですね。

最初の数年はどう扱っていいのか正直分からなかった気がします。男子は気持ちが伝わりやすく、比較的自分達の意志で取り組みます。ある程度レールを引いたらあとは自分達でやることができます。やらない者もいましたが、次第に浮いた存在になります。男子はかなりやりやすい。
女子は…大変です(笑)。好き嫌いも激しいですし、感情論で物事を考える部分があるのでそれに対応するのが大変でした。私の関わり方に問題がある部分もあったのかもしれませんが、「気持ち」が伝わる部分は少なかったですね。力があっても「心」が育たなければ力は発揮できない。持論です。

昨日ミーティングをしたと書いていた女子の日誌に様々な事を書きました。女子チームが強くなるための気持ちの持ち方を。これは私が考えているだけなので正しいかわかりませんが(笑)。女子は表面上の付き合いが多く、相手に嫌われたくないので問題点があっても陰であれこれ言うだけで何もできない者が多い。加えて「他者から認めてほしい」気持ちが強いので他の人と比べて上手くいかないときに嫉妬に近い感情を抱きます。ここがさらに表面上の関係を助長させる。大切な場面での失敗は必ず裏に大きな理由があるのです。

本当にチームとして戦いたいなら、「心」をつながなければいけません。一人でやっているわけではありませんから。ミーティングではこの辺りの部分を中心に話をしたみたいです。同じチームメイトの成功を自分の事のように喜べるか?苦楽を共にした仲間と同じ気持ちになって悔しがることが出来るか?ここに本当の意味でのつながりができるのだと思います。リレーで勝負をしたいと口でいうのは簡単です。そのための「心」のつながりを本物にできるか?気持ちをどう持って行くか??ここにかかっています。

これまでの数年間で様々なことがありました。多くの事を勉強させてもらった気がします。大変な事が多かったですし、なかなか伝わらない部分があって無意味さを感じた事がかなりありましたが、きちんと次につながっていくなら勉強させてもらうチャンスだったと思うべきかもしれません。馬鹿らしくなっても投げ出したら何もえることはできません。その時わからなかったことでもいつか分かる…。大切な事なのかもしれませんね。
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やっと形に…

2008-09-12 | 陸上競技
今日は本当に蒸し暑かったですね。何もしなくても汗がジワッと出て来る感じでした。授業中前で話をしているだけでも身体がベタつく。それだけで疲れますね…。

練習はスピード刺激を入れながら、専門練習にしました。新人まであと1週間です。課題の克服に向けて時間をかけていきました。

話は少しそれますが、女子の日誌に昨日ミーティングをしたと書いてありました。私はついていたわけではありませんから、自主的なものです。男子は先週ミーティングをしていました。表面上の関わりではなく「心」が通じることで本当のチームができると思います。それぞれが自分の「役割」と「責任」を果たす事でチーム(組織)として機能すると思います。
「心」を育てることがこの3ヶ月のテーマに取り組んで来ました。今までの自分達の「枠」を越えて変わっていく事を求め続けました。かなり厳しくやってきたと思います。全く怖がる様子はありませんが(笑)。

どれだけ力があっても「心」が無ければ意味はないと思います。大事な所でミスをします。取り組む意識も間違いなく「心」とつながります。本気になれば自分がやるべき事に対して真剣になるはずです。女子の日誌に「信頼」と「裏切らない」という言葉が繰り返し書かれていました。大切な事は「心」がどう動くかです。自分達で実施したミーティングに意味はあったと思います。

それが練習にも現れました。各自が様々な部分に意識をしながら取り組んでいました。お互いに動きを見て指摘しあいながら専門練習を実施していきました。1本1本意識するポイントを確認しながら進める。良い雰囲気になってきたと思います。

新人まではあと1週間。かなり良い感じにはなってきていると思います。動きもそうですが、「心」が試合に向けて動いています。練習内容も大切な事ですが、そこに向けてのチーム作り、心作りも大切な要素だと思います。

これまで5年間やってきたことが「形」になってきた気がします。良いチームになりつつあります。見ていて楽しいですね。
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激昂

2008-09-11 | 陸上競技
授業中、あまりにも目に余る態度が続いている生徒がいました。詳しくは書けませんが、1学期から続いていて何度か注意をしてきました。私だけではなく他の教員も指導を続けていました。
先週かなり頭にきて少しきつく指導しました。きついと言っても2割位の言い方でしたが…。今日はその行為に反発してか更に態度が悪い。エスケープに近い行動もあり、教員を挑発する態度と発言もありました。ブチ切れ寸前で行動に出てしまいそうだったので、近くにいた教員に頼んで教室外に出しました。その時の捨て台詞を吐かれて完全にキレました。周りにいた人間の動きと思考が止まる位切れていたと思います。後で他の人に何が起きたのか?と聞かれまくりましたから…。空気が止まった感じですね。このレベルで自分が抑えられたのが不思議な位です。完全に頭に来てました。

どこまで反抗的な態度を取っても我々は話をする事でしか対応できません。学生は「偉い」んですよ。許せません。立場が確保されていれば何をしてもいいのか?何でもかんでも許されるわけではありません。それを諭すレベルで済むのか?きつめの口調で話しました。単純に許される話ではないと思っています。話をしていて、あまりに矛盾した返答が多く指摘すると「そういう意味ではない」というしかできない。さすがに最後までその態度は維持されませんでしたし、涙を流しながら自分の否を認めていました。が、先週の私の注意の仕方が気に入らないと言い続けていました。高校生レベルだから仕方ないかもしれません…。

話終えてある人に「社会人なんだから生徒の前で本気で切れたら問題だ」と指摘されました。あーそんなものなのかな…と。会社勤めとは違うと思います。許していけない事を諭すレベルで流すのか??間違った事をしたときに誰かに本気で怒られる経験はほとんどないと思います。諭すというか穏やかに話して分からせるみたいな「カウンセリングマインド」が中心の世界ですから…。こちらが本気にならなければ相手は分からないと思います。他の生徒も何故怒られているかわかるはずです。私の独りよがりかもしれませんが、本気でこちらが向かい合わなければ伝わらないモノがあると思います。

世の中には「許されないモノ」があるのです。好き勝手にやってやりたいことだけをやるなんてできないのです。本気になるだけのエネルギーを使う必要があるかどうかわかりません。放っておけばそれまでですから…。かなりイライラしますね。

かなり冷静に細かい部分は書かないようにしていますが、問題がある内容かもしれません。指摘を受けたら消しますね…。かなり抑えてます……。
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自分の感覚を確認

2008-09-10 | 陸上競技
県新人まであと1週間半。少し意識する部分を変えました。「どうやって力を発揮するか」を各自が考える時間を作ろうと思いました。

フリーアップの中で自分の動きを確認して、その後1本1本の質を高めていきました。力を上げるというよりは「力を出す」という感じの練習です。本当はもっと走ったほうが良いのかもしれませんが、選手を見ている中で「力を発揮させる」必要を感じました。本数を重ねる中で力を出す部分はある程度できていますが、今のうちには「質を高める」というのも必要だと思います。見ていて感じた部分ですね。

競争をすると見ている側は面白いと思います。が、あまり意味はない気がしています。単なる「勝つ」という部分にこだわってしまう危険性があるからです。それよりは「流れ」をきちんとつかむ必要があります。どこの部分を修正していけばうまく「流れ」を作れるかを考えていかなければいけません。スピードを上げる中で出て来た課題を各自が認識して、次にどうやって結び付けていくか?ここに今日の練習の意味があると思います。

レペ形式の練習は「力が上がる」事はないと思います。いかに「力を使うか」の部分です。毎回毎回レペ形式の練習形態ではあまり意味はないと思います。私はしっかりと頭を使わせました。自分の走りについて考えさせました。こちらからのアドバイスだけでなく、自分達が感じた部分を聞いてお互いの感覚を近づけていく必要があると思います。

こちらの指摘を随分修正できるようになってきました。本数が少ないので集中できているのもあったかもしれません。ダラーとした集中とガーという集中、使い分ける必要があると思います。きちんと集中して動きを変えていけば次につながりますからね。
足の動きに意識して動きが変わらないなら、全く違う部分を意識して「結果的」に変わるという方法もあると思います。単純ではないからきちんと考えてアドバイスをしなければいけない。絶えず視点を磨いていく必要があります。まだまだ未熟だと思いますが、きちんと力を付けていきたいですね。5年前と比べるとかなり指導力は上がったと感じますが、目指すレベルには程遠い気がします。まだまだ高めていかなければいけません。

選手はかなり走れるようになってきたと思います。女子は中国前のレベルには届いている気がします。あと一押し。男子も普通に走れれば4継での決勝は固いと思います。後は「力を出す」事だけです。これまでの課題はここにありました。どうにか克服していきたいですね。
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