kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

新人戦前日

2008-09-19 | 陸上競技
明日から県新人です。自分自身の気持ちの整理をするため、過去数年のblogの新人前の記事を読み直してみました。深い意味はありませんが、自分の中で振り返っておく必要があると思ったので。

夏の終わりというのは選手達の心を不安定にするのか、私の指導方法が悪いのか何度もつまづいてきました。こちらの求めることが伝わらず、チームが崩壊する寸前までいきました。大切な時期に崩れるともう戻ることはできません。「結果」には「原因」がある。積み上げてきたものを一瞬で崩すのは自分自身です。このパターンは結局総体まで引きずる事があります。こちらが話をする意味が分からないため、同じ事を繰り返すのです。昨年の私は「情熱」を失いかけていました。「無駄なんじゃないか」と思う部分が強くて、リレーを組む意味を見失っていました。

今年は夏に様々な事を学びました。「表面上のつながり」では「心」は一つにはならないのです。それを意識して夏の間にかなり注意をしました。中途半端な取り組みでは何も生み出さず、同じ事を繰り返すからです。「本当の意味のつながり」があって初めて勝負が出来ると考えています。

夏の終わりに量から質へと変えていき、疲れを抜きながら新人に向けて取り組んできました。周りからの評価云々ではなく自分達がきちんと出来ているか、人に恥じる行為はないかが大切です。その事を中心に練習を通じてメッセージを送り続けました。かなりの者にきちんと伝わっていると思います。素直な選手が多く、純粋に信じて付いて来てくれるのでやり甲斐があります。

今日の最終刺激も少し距離を置いて冷静にみる事ができました。かなり動くようになっていると選手自身感じているようです。前回の地区大会は合宿明けで疲労困憊。違うのは当然です。昨年は女子のスピードが全く上がらず、貧血選手も抱えていて4人ギリギリの状態。男子は全員1年生で戦える状態ではありませんでした。今年はチームとしてかなり前進した状態で大会を迎えることができます。ある意味「自立」したチームになってきています。私がいなくても自分達のやるべき事に集中して取り組んでいくと思います。 かなり成長してきたと思います。

様々な方が応援してくれるチームになってきていると思います。一緒に練習してきた選手達の想いも背負っています。自分達の取り組みを示したいと思います。私以上に選手が思っている感じがあります。自分達らしさを出していきたいと思います。楽しみです。
コメント
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