今日の練習はドリルを簡単にやってウインドスプリントだけ。動きを確認する事だけを30分程度やっただけで終わりました。
時間があると色々と考えます。これまでの事、これからの事をずっと考えます。この「考える」という時間が自分に取って非常に重要な時間だということは間違いありません。その中で見えてくるモノがあります。
以前は結構周りを意識している自分がいた気がします。何か他のモノと比べてしまう…。自分のスタンスを確立できなくて、模索していた時期が数年前にありました。自分の選手時代の「経験」に頼っていて、「これが正しい」と思い込んでいた時期です。
現役の後半には250mを中心に冬期練習をやっていました。この距離を3~4本を3セット実施していました。Restは150mwalkでつないでいました。ハイスピードで30~32秒位で実施していて、乳酸をためまくる練習でした。それをそのまま転用して250m位の距離を繰り返し走る練習を、顧問になった当初は多用していました。女子はこの距離を40秒位で走りますから、自分の「経験」から「効果がある」と判断して…。当時、陸上雑誌には「40秒間走」が紹介されていて自分のやりたいことは「正しい」と思っていましたし、それなりの効果はあったと思います。単純に「強豪校がやっているから」という理由ではなく、「経験」からの部分から導入しました。周りがやっているから、やはり「正しい」という感覚があったと思います。
「真似」をすることから物事は始まります。が、その「本質」を見抜けないままやる指導者も多いと思います。練習に一貫性がなく、誰かがやっている練習を真似していくパターンですね。能力のある選手は練習をするだけで記録は伸びます。そんなものです。練習を導入するのは「真似」から始まり、後で意味付けをしてごまかす。よくあるパターンです。
私は今でも250m位の距離に対しては「意味がある」と考えています。特に女子は有酸素運動に入るギリギリのレベルの運動時間ですからね。スピード維持が出来る最大の距離だと思います。まー250mも維持は出来ずに落ちますが…。冬期には形を変えて「40秒走」を導入しました。行けるところまで行け!という感じの練習です。スピード維持とかのレベルではなく「どれだけ身体を動かし続けることが出来るか?」という練習です。メンタル面の強化にもつながると思います。どうしても400系のトレーニングが中心になるので、この手の練習も入れていました。
150mをやろうと思ったきっかけは以前(昨年の夏?)書きました。自分の現役後半の「感覚」と選手の走りを見ていての「判断」と、目標とする指導者の「言葉」から自信を持って導入しました。選手に合った練習をする事は大切な事だと思います。それ以来ずっと同じパターンでやっています。今の2年生、実はこの形で実施し始めた最初の学年です。それまでの選手が積み上げて来たパターンを一つ上のレベルに引き上げた練習形態です。正しいかどうかは分かりませんが、「考える」「経験」「実践」からの練習なので、私は自信を持って取り組んでいます。
選手の精神的な成長と共に練習形態も成長してきています。しっかりと考えながら様々なモノを見極めていきたいですね。
「極めてみたい」と強く思う自分がいます。どこまでできるか…。突き詰めたいですね。
時間があると色々と考えます。これまでの事、これからの事をずっと考えます。この「考える」という時間が自分に取って非常に重要な時間だということは間違いありません。その中で見えてくるモノがあります。
以前は結構周りを意識している自分がいた気がします。何か他のモノと比べてしまう…。自分のスタンスを確立できなくて、模索していた時期が数年前にありました。自分の選手時代の「経験」に頼っていて、「これが正しい」と思い込んでいた時期です。
現役の後半には250mを中心に冬期練習をやっていました。この距離を3~4本を3セット実施していました。Restは150mwalkでつないでいました。ハイスピードで30~32秒位で実施していて、乳酸をためまくる練習でした。それをそのまま転用して250m位の距離を繰り返し走る練習を、顧問になった当初は多用していました。女子はこの距離を40秒位で走りますから、自分の「経験」から「効果がある」と判断して…。当時、陸上雑誌には「40秒間走」が紹介されていて自分のやりたいことは「正しい」と思っていましたし、それなりの効果はあったと思います。単純に「強豪校がやっているから」という理由ではなく、「経験」からの部分から導入しました。周りがやっているから、やはり「正しい」という感覚があったと思います。
「真似」をすることから物事は始まります。が、その「本質」を見抜けないままやる指導者も多いと思います。練習に一貫性がなく、誰かがやっている練習を真似していくパターンですね。能力のある選手は練習をするだけで記録は伸びます。そんなものです。練習を導入するのは「真似」から始まり、後で意味付けをしてごまかす。よくあるパターンです。
私は今でも250m位の距離に対しては「意味がある」と考えています。特に女子は有酸素運動に入るギリギリのレベルの運動時間ですからね。スピード維持が出来る最大の距離だと思います。まー250mも維持は出来ずに落ちますが…。冬期には形を変えて「40秒走」を導入しました。行けるところまで行け!という感じの練習です。スピード維持とかのレベルではなく「どれだけ身体を動かし続けることが出来るか?」という練習です。メンタル面の強化にもつながると思います。どうしても400系のトレーニングが中心になるので、この手の練習も入れていました。
150mをやろうと思ったきっかけは以前(昨年の夏?)書きました。自分の現役後半の「感覚」と選手の走りを見ていての「判断」と、目標とする指導者の「言葉」から自信を持って導入しました。選手に合った練習をする事は大切な事だと思います。それ以来ずっと同じパターンでやっています。今の2年生、実はこの形で実施し始めた最初の学年です。それまでの選手が積み上げて来たパターンを一つ上のレベルに引き上げた練習形態です。正しいかどうかは分かりませんが、「考える」「経験」「実践」からの練習なので、私は自信を持って取り組んでいます。
選手の精神的な成長と共に練習形態も成長してきています。しっかりと考えながら様々なモノを見極めていきたいですね。
「極めてみたい」と強く思う自分がいます。どこまでできるか…。突き詰めたいですね。