先ほどの内容にもつながるのですが、冷静になって今のチーム状況を分析することができるようになればと思っています。いつもは一時的な変化で安心してしまって結局は上手くいかないまま終わってしまうことが多かった。そして過大に評価することで選手が一時的に満足してしまい、その時その時の感情で終わってしまう。目標とするべき成長が出来なかったのだと思います。かなり「甘い」指導だったともいますね。「乗せる」部分も重要ですが、「その気がない」のに乗せても意味がないですね。はっきりいって「厳しさ」だけで最初の数年はやっていた気がします。もちろん、自分から「強くなりたい」という子もいたのでその子達は力が上がっていきますが、「とりあえず部に所属」する者に関しては無意味な時間の積み重ねだった気がします。伝えきれない私の力不足も大きいと思いますが。
以前から思っていたのですが、選手は最大目標に向かってなかなか努力を継続できません。だから少しずつ目標レベルを高くしていく「スモールステップ」を踏んでいく必要があります。冬期練習などは目指す大会が遠いのでなかなか意識が継続できません。大抵の失敗は選手が試合が近づいてきて「あのとききちんとやっておけば良かった」と考える部分ですね。もう手遅れです。チームとしての女子の体重管理は実際やらなくても良いはずです。自分の目標があるのなら一時的な感情で過剰な間食をするはずがないからです。本当の目標をきちんと設定して、それを「絶対に達成できる」とどれだけ信じて取り組めるかが重要だと思いますね。自分がやるべき事に対してどれだけ「本気」になり、自分の感情をきちんとコントロールできるか?出来ない選手は最後に慌てることになります。当然ですね。
以前読んだ本にちょっとした文章があったので紹介します。トレーニング系の本ですがメンタル的な部分についても少し触れてあったので。プライドというコラムです。(筋肉を「高反発ゴム」に変える 著:池上信三)
「プライド」前半省略
『スポーツは不必要にカラダを酷使して、不必要に集中力を要求する。獣(けもの)が速さを競うのは捕りたい獲物に対してである。仲間同士では無意味なことだ。そんなところで疲れてしまっては、獲物を捕る時に支障が出る。また、獣がウエイトを持ち上げて筋肉を誇示したところで、それを賞賛してくれる仲間もいなければ、あなたの筋肉がすごいからといって獲物を分けてくれる仲間もいない。
だから、スポーツは獣としてではなく「人間として取り組む」必要がある。「どのように生きるのか」という「人としてのプライド」がスポーツの苦しみに耐え抜く時には必要なのだ。「楽ではないことばかり選択し続ける必要がある」スポーツは、人の心に共存する「獣の欲求」を「人間の理性」で抑え続けなければならない。
獣ののうみそは、いつも楽をしたい。それが楽しいかどうかは分からないが、しんどいことや苦しいことはやりたくないのだ。苦しいことは全て生命の維持のためにマイナスになるからだ。スポーツに取り組む人間は、理性で「なぜこの苦しみをし続けることが必要なのか」、また「この苦しみを、楽しいと思わせるためにはどのような経験や工夫が必要なのか」を納得して「それをやり抜くことにプライドを持つ」ことが必要なのだ。
「食いたいから食う」「寝たいから寝る」「やりたいからやる」。スポーツはこういった欲求のまま行動したい獣の思いを、人間の理性で通常よりも強く抑え続ける必要がある。スポーツが人間形成に役立つ理由はここにある。
~中略~
努力し続ける選手を生み出す方法、それは、人としてのプライドを植え付けることだ』
しっかりと考えなければいけない部分だと思いますね。目の前に「楽」があれば人は流れやすい。結局「楽」に流れて将来的にプラスになることはほとんどありません。大切な場面で「あの時言われたことをやっておけば良かった」と後悔する。その時は分からないのですが、将来的に気づきます。そういう場面になっても気づかないのであれば無意味だったということになるのですが・・・。目標があれば人は必ず動く。それが遠すぎれば全力を尽くさず、近づいてきた時に慌てる。そして失敗する。そうならないためにも達成可能な目標から積み上げていき、遠い目標に近づいていく。大切な部分です。
まーこれも繰り返し繰り返し話している内容です。自分がやっていることに対して「プライド」を持てるか?自分は普通の人とは違うことをやっているという「プライド」を持つべきです。その場限りの「見せかけの努力」は何も生み出しません。絶対にミスにつながります。ミスというか力が付かないだけなので「実力」といえばそれまでですが・・・。
長くなりました。こんな内容を書くとまたチームに何か発生したのか?と思われるかもしれません。残念ながら何もありません。逆に・・・というくらいです。冷静に判断するために一度自分達の取り組みを見直しているだけです。今の状態は「過去最高」というのは間違いありません。これに関してはまた書きます(笑)。どれだけ書くのかって話です(笑)。
以前から思っていたのですが、選手は最大目標に向かってなかなか努力を継続できません。だから少しずつ目標レベルを高くしていく「スモールステップ」を踏んでいく必要があります。冬期練習などは目指す大会が遠いのでなかなか意識が継続できません。大抵の失敗は選手が試合が近づいてきて「あのとききちんとやっておけば良かった」と考える部分ですね。もう手遅れです。チームとしての女子の体重管理は実際やらなくても良いはずです。自分の目標があるのなら一時的な感情で過剰な間食をするはずがないからです。本当の目標をきちんと設定して、それを「絶対に達成できる」とどれだけ信じて取り組めるかが重要だと思いますね。自分がやるべき事に対してどれだけ「本気」になり、自分の感情をきちんとコントロールできるか?出来ない選手は最後に慌てることになります。当然ですね。
以前読んだ本にちょっとした文章があったので紹介します。トレーニング系の本ですがメンタル的な部分についても少し触れてあったので。プライドというコラムです。(筋肉を「高反発ゴム」に変える 著:池上信三)
「プライド」前半省略
『スポーツは不必要にカラダを酷使して、不必要に集中力を要求する。獣(けもの)が速さを競うのは捕りたい獲物に対してである。仲間同士では無意味なことだ。そんなところで疲れてしまっては、獲物を捕る時に支障が出る。また、獣がウエイトを持ち上げて筋肉を誇示したところで、それを賞賛してくれる仲間もいなければ、あなたの筋肉がすごいからといって獲物を分けてくれる仲間もいない。
だから、スポーツは獣としてではなく「人間として取り組む」必要がある。「どのように生きるのか」という「人としてのプライド」がスポーツの苦しみに耐え抜く時には必要なのだ。「楽ではないことばかり選択し続ける必要がある」スポーツは、人の心に共存する「獣の欲求」を「人間の理性」で抑え続けなければならない。
獣ののうみそは、いつも楽をしたい。それが楽しいかどうかは分からないが、しんどいことや苦しいことはやりたくないのだ。苦しいことは全て生命の維持のためにマイナスになるからだ。スポーツに取り組む人間は、理性で「なぜこの苦しみをし続けることが必要なのか」、また「この苦しみを、楽しいと思わせるためにはどのような経験や工夫が必要なのか」を納得して「それをやり抜くことにプライドを持つ」ことが必要なのだ。
「食いたいから食う」「寝たいから寝る」「やりたいからやる」。スポーツはこういった欲求のまま行動したい獣の思いを、人間の理性で通常よりも強く抑え続ける必要がある。スポーツが人間形成に役立つ理由はここにある。
~中略~
努力し続ける選手を生み出す方法、それは、人としてのプライドを植え付けることだ』
しっかりと考えなければいけない部分だと思いますね。目の前に「楽」があれば人は流れやすい。結局「楽」に流れて将来的にプラスになることはほとんどありません。大切な場面で「あの時言われたことをやっておけば良かった」と後悔する。その時は分からないのですが、将来的に気づきます。そういう場面になっても気づかないのであれば無意味だったということになるのですが・・・。目標があれば人は必ず動く。それが遠すぎれば全力を尽くさず、近づいてきた時に慌てる。そして失敗する。そうならないためにも達成可能な目標から積み上げていき、遠い目標に近づいていく。大切な部分です。
まーこれも繰り返し繰り返し話している内容です。自分がやっていることに対して「プライド」を持てるか?自分は普通の人とは違うことをやっているという「プライド」を持つべきです。その場限りの「見せかけの努力」は何も生み出しません。絶対にミスにつながります。ミスというか力が付かないだけなので「実力」といえばそれまでですが・・・。
長くなりました。こんな内容を書くとまたチームに何か発生したのか?と思われるかもしれません。残念ながら何もありません。逆に・・・というくらいです。冷静に判断するために一度自分達の取り組みを見直しているだけです。今の状態は「過去最高」というのは間違いありません。これに関してはまた書きます(笑)。どれだけ書くのかって話です(笑)。