kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

近況2

2014-08-15 | 陸上競技
紆余曲折ありながらうちから2人、長崎国体の代表候補となりました。あとは理事会で承認を受ければ晴れて代表です。12日は試合が終わってから19時過ぎまで選考会議。うちの2人もそれが終わるまでひたすら待つ。レースが終わったのが13時過ぎだったと思うので6時間くらい待つことになりました。ヘトヘトになったと思います。代表候補に選ばれたら宿泊、選ばれなかったら帰宅というシビアな状況に置かれていました。勝っていますからかなりの確率で選ばれるという感じはありましたが、やはりしんどかったと思います。待ち疲れていたかもしれませんね。

13日から合宿。全体的にはレースの翌日なのでほとんど練習をしないという流れでした。フリーとなったのでうちの2人は走らせることにしました。精神的にも疲れている部分はあると思いますが、これから先のことを考えるとやはりやっておかないといけません。インターハイ前から調整練習をしていて今回の国体選考のレースのためにも調整。ほとんど練習が出来ていません。休むことも必要かもしれませんがここは頑張らせないといけません。

前日、代表候補になったのでその辺りのことは話していました。残り2ヶ月、しんどいこともやらなければいけない。一人は元々練習が大好きというタイプではありません。出来れば練習はしたくないというのを自分でも口にします(笑)。が、本当に競技が出来るのは2ヶ月だけ。これで人生の中の陸上生活は終わってしまいます。絶対にやり切らせたい。こちらも厳しく対応しなければいけなくなる部分があります。

他の選手がのんびりしている中でうちの選手は短い距離を走りました。先輩も見に来てくれて細かい部分のアドバイスをもらうことができました。技術的指導では明らかに力の差があります。私はまだまだ足りません。こういう機会にアドバイスをもらうことで自分のチームに還元出来ることがたくさんあります。今回はバトンの話。インターハイでは師匠に、国体合宿では先輩に少しずつ教えてもらうことができています。これを自分の力に変えていきたいですね。長い距離は走らずひたすら短い距離。午後は他校の選手とのバトン。先輩の配慮によりうちの2人だけ本数を増やしてもらうことができました。感謝ですね。

木曜日は午前中のみ。スタートをしてバトンで終了。2時間しか練習時間がありませんでしたからやはり不足します。日程的に厳しい状態でしたがそれでも高いスピードを出すことができたので問題なし。

私はハードル担当。今回は昨年に引き続き参加する選手がいたので話をしながらやっていきました。腰が痛いということなのでとにかく抑えながらやることに。ここで無理をして悪化させても今後にプラスになりません。できるだけ抑えながら。ハードルの一台目の入りに課題があるということなのでその部分の指導。普段フリーでやっているようなので自分で練習を組み立てるための練習方法を話しながらやっていきました。一台目の入り、ハイハードルではありませんからとにかく積極的に入りたい。そこの部分の練習をしました。今後どれだけその動きがつながっていくかだと思いますね。

うちの選手は合宿終了後学校へ戻りました。1・2年は朝から練習をさせていました。合流してトレーニングをすることに。3年生にとっては肉体的にも精神的にもきついと思います。これから3日間休みを与えていました。ここ最近ほとんど休む機会がなかったので心身共にリフレッシュさせる必要があります。そのため高い負荷をかけておこうと。気持ち的にしんどいと思いますが、これから先のことを考えると絶対にやっておかなければいけません。以前に比べると我慢して練習できるようになって来た感じがあります。

ダイナマックスをやってからシャフト補強、バランスディスクをやりました。かなりきつかったと思います。下級生も午前中に練習をしてからさらにフルでトレーニングですからキツイと思います。貯金をする時期だと思っていますからどんなことがあってもやっていかなければいけないと思います。トータルで2時間やりました。筋肉痛から回復する前に負荷をかけていますからしんどいでしょうね。それでもこれから先の勝負のためにやっていくしかありません。力不足をどれだけ補えるか?大切なことだと思います。

選手もかなり疲れていると思います。3年生2人はほとんど休むことなくここまで来ました。練習負荷云々ではなく精神的にも日程的にもキツイと思います。そしてその2人よりもハードな日程で生活してます(笑)。休めない性格と休めない日程。相乗効果によりヘトヘトです。それでもやらなければいけないなと感じています。目の前にいる選手のために何ができるか。そこが最優先事項だと感じています。自分のことよりも選手優先。この生活を変えることはできないですね。

そのうち休めると信じて動き続けます。一先ず近況報告でした。
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近況

2014-08-15 | 陸上競技
ちょっと毎日を振り返るほど余裕がないのでまとめて書いておきます。

火曜、この日は急遽記録会となりました。国体最終選考会の代わりに行われる。それも「選考の参考にする」という微妙な位置づけ。13日からは普通は盆休みになるので急に日程変更して12日に大会を行うといって参加できる選手は少ないと思います。更には役員も難しい。高齢化が進んでいます。「ホームページで役員募集をします」という話でしたがどう考えてもネットで陸協のサイトを見て確認して役員に来る人は少ない。年齢的なかなり厳しいですから。もう酷い展開です。

当日になってみないと役員が集まるかどうか分からない状況。私が担当する部署、なんと2人の参加でした。もちろん私を含めてです。プログラムに記載されている役員の数は20人くらい。それを2人でやるってどういうことなのか?結局10時スタートで16時40分くらいまでずっと役員をし続けました。全てのレースで私が合図をしてレースが始まるという流れ。1レースも外しませんでした。なんなんでしょうか。

それによりうちの選手の状況を全く確認できず。話もできず、アップを見ることもできず。どうなんでしょうか?仕方ないこととはいえ、役員をするために指導をしているわけではありません。特に今回は選考に関わる選手を2人抱えていました。なんのための選考会なのか?考えさせられます。

ほとんど動きを見ることもできないままレース。通常であればレースを見ることができるのですが、今回はスタート地点から見なければいけません。レースの流れも全く分からない。ここ最近の動きの様子を考えて予選終了後少しだけ話をしましたが、あとは選手に任せるしかありません。2人とも無難に決勝に残ってくれました。調整云々の話ではなかったのでどこまで走れるのか未知数の状態でした。予選のタイムが悪かったので二人ともかなり不満そうでした。

他の選手も申し込み自体はしていたのですが、これだけ日程が変わったら対応できません。前述のように前日に一日練習にしました。試合で数本刺激を与えるよりはこれから先のことを考えてハードな練習を課しました。かなり良い練習ができたのでこれは不幸中の幸いかなと。今良いタイムで走ると自信が持てるかもしれませんが、これから先のことを考えるとやはりやっておく方が良い。参加料の返却はありません。これも微妙なことなのであまり書きませんが、どうなんでしょうね。参加するのが当然と言われても予定変更をできる範囲は限られていますからね。

決勝の結果、小さなエースが12秒25でトップ。大きなエースが12秒36で2位。文句なく国体選考の対象になります。3位になったら面倒なことになるという雰囲気がありましたが(笑)。レース結果を見て二人には話をしました。タイム的には大きなエースが上。しかし、大切な場面で勝っているのは間違いなく小さなエース。春から書いていますがどちらが強いのか?と言われると即答できない力の差です。「どちらが100mの代表になっても不平不満を言わない」「お互いに認め合える存在であり続ける」という話をしました。どういう形になっても本人達がやるべきことは変わらないと思います。代表として全力を尽くす。それだけです。

この子達にとって高校生活の陸上は残すところ2ヶ月。最後の全国の舞台になります。大きな舞台でラウンドを進む。人生の中でこれほどの経験ができることはありません。気持ちを切らさず全力で取り組んでもらいたいと思います。結果的に二人ともリレーの代表として選ばれました。一人は100mも走ります。県代表として高校生が2人、それも同一高校というのはそれほど多くないと思います。きちんと力が出せれば46秒2くらいで走れるのではないかという4継メンバーです。決勝に進むことも目指せるのではないかと感じています。大きな舞台でうちの二人がバトンをつなぐ。これほど誇らしい事はありません。

疲れはめちゃくちゃありますがなんとか自分自身を奮い立たせることができます。この子達のおかげですね。保護者の方々もきっと喜んでくださるのではないかと思います。この子達と競技が出来て本当に幸せです。残りの時間、一緒に出来ることを全力でやっていきたいと思います。この子達の活躍を期待してください。
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一日練習3

2014-08-14 | 陸上競技
続き。

月曜日の午後は1・2年生だけ練習。焦るつもりはありませんが、翌日から2日間休みにしていたのである程度の負荷をかけておかなければいけません。午前中に短い距離を走っていました。2時間程度の食事休憩を挟んで午後の練習開始。

最初に少し話をしました。朝の練習の反省です。ダイナマックスを使った練習で明らかにやりたい練習ではなくなっていました。そのため「この練習のポイントはなにか?」を聞きました。「体幹を鍛える」という返答。もちろんその部分もあります。しかし、それだけではないのです。動きながら鍛える。さらには前に進む意識を持つという部分が大切なのです。身体の真ん中から動かすという感覚を持たないといけない。そこができない練習をしている間は強くはなれません。

練習をやる。当然のことですが大切なのはその中味だと思います。やるだけで強くなるのであれば問題はありません。それなりに練習しても強くなる選手はいる。しかし、その伸び率は明らかに違います。目的意識を持って練習をすることでその効果は大きく異なるのです。今回はダイナマックスでしたが他の練習でも同じなのです。

午後のスタートもダイナマックスから始めてその後は動き。壁をやってからハードルの流れでやりたかったのですが、朝の練習で足運びがイマイチだった選手が複数いたのでもう一度基本を確認しようと思いました。分かっているつもりであってもやはり動きの甘さが目立ちます。細かいことをやっていたらそれだけで1時間半かかりました。いや、やり過ぎた(笑)。朝も走っていますからさすが気しんどいかなという気もありましたが、詰め込み形式でもしっかりとやらなければ今後につながらないと思います。

その後、ハードル。これも意識する所を確認しながら。時間がかかります。気がつくとこの時点で練習開始してから2時間半過ぎていました。それでもやり続けて最後にタイヤ引き。かなりの本数をやろうと思っていたのですが流石に無理だなと判断。身体のダメージが大きいでしょうから。60mのタイヤ引きを行ってそのまま60mのスプリント。これを3セット行いました。走っている本数は少ないかもしれませんが負荷的には高いと思いますね。

疲れてくるとやはり動きが崩れます。ここでどう自分の走りをコントロールするかが重要なのです。疲れたから仕方ないと思うような選手では絶対に強くなりません。筋力的に弱ってくるので正しい動きをコントロールするのは簡単なことではありません。それでも意識してコントロールすることで感覚を作ることができると思っています。疲れているからこそできる練習がある。そう思っています。

走り終わってから最後にバランスディスクを使った練習。土曜日に各自にバランスディスクを持って帰らせてメニューを考えて来るように指示を出していました。自分達の練習を自分達で組み立てるというのは大切なことだと思います。みんなの前で自分が考えて来たことを発表する。これも大切。

最後に話をして終了。身体作りに関してです。まだまだ筋力がない。トレーニングをするだけではなく食事の面も考えないといけない。タンパク質や炭水化物を取って筋肉を回復させたり、使ったエネルギーを補給することは大切です。そこをどれだけできるか?やれば良いわけではない。やったからにはケアも必要。与えられたことだけをやるのではなく、しっかりと自分が考えて行動しなければいけません。怪我をしないことも強くなるためには必要不可欠な要素なのです。

トータルで7時間近くやりました。かなりの負荷です。毎回このようなレベルの負荷をかけることはできません。出来る時にしっかりとやっておきたいと思います。私もヘトヘトでした(笑)
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一日練習2

2014-08-13 | 陸上競技
続き。というか、すでに日にちが過ぎていますし、前の記事は一日練習のことに関してほとんど書いていません(笑)。まー許してください。適度に忘れないように書いておきたいと思っています。

3年生は前の記事の通り。フリーにしました。それ以外の者は通常練習。ここ最近全く出来ていなかったダイナマックスを使ったアップを再開。強化したいので。テーマは動きながら鍛えるという練習です。かなりやるようにしていましたが土曜日の練習で「筋力が弱い」というのを感じました。やってきたつもりが十分ではない。これでは意味がありません。もう一度原点に戻ってやり直しです。

あえて遠くから見ていました。久々にやるので動きの確認が全くできないまま始めていました。これでは練習の効果は上がりません。やるべき動きがきちんとできなければ練習としては成立しないのです。ポイントになる部分を忘れていたら練習の意味がなくなってしまいます。あえて言いませんでしたがこういう部分は考えないといけないですね。

終わってからドリル。通常はハードルを使って動きをするのですがこの日はハードルを使わず。動きが小さくなってしまいます。ここは何度も指示をしながら行いました。どのような状況であってもやるべき動きのポイントは同じですから。足先だけの動きになってしまう傾向がありました。実際の試合のアップでも同じことが言えるとおもいます。じっくり見ることが大切ですね。

そのままスキップをしてから並走。この日は直線だけとしました。50mを4本2セット。30&60を4本1セット。なかなかバトンが上手く行きません。慣れというのもあると思います。前回の練習の時に走りを見ていてあまり動いていない者がいました。そのためリレーメンバーを変更。厳しいかもしれませんがチーム内で競争する意識が必要になります。どんな状態でもリレーが走れるというわけではありません。ここはシビアに。

そんな話をしていると今度はもう一人「足が痛くて走れない」と申し出てきました。きちんと報告できるようになったという部分は合格ですが、1週間しないうちにまた同じ場所が痛いと言って来るのはどうなんでしょうか??反省すべき部分です。この子はかなり力があると思いますがこういう部分がまだまだ競技者になり切れません。高校から陸上を始めたというのもあり、鍛えられていない部分があります。この子には「お前が走れなければ4継は棄権する」と話しました。これから先チームの中心となるべき選手です。自分の存在をしっかりと認識してもらわないといけませんから。

そういえば確認をすると全身が筋肉痛になっているということでした。土曜日のダメージが大きく残っていたようです。前日休みにしてケアに充てさせましたが回復時間が足りないということでした。逆にいうとそれだけ筋力的に弱っていたということ。不足する部分をきちんと補うための負荷をかけることができたのです。ここを評価しなければいけないと思います。痛くても故障ではないので走れます。妥協せずに走ることにしました。

最後にバトン走を。女子は新チームとなって始めてのバトン走。ある程度のことは練習でやってきましたが実際に足長を決めてそれに合わせて出るというのはまた違ってきます。さらにはバトンを運んでくる方ももらう方も約束事を決めて行いました。走りにつなげるための練習にする。まだ徹底できていませんがしっかりと行いたいと思います。最初にしては良かったのではないかと思いますね。これからもっともっと精度をあげていきたいと思います。

3時間程度の練習で午前中は終了。午後からはまた学校で練習をすることにしました。強化練習です(笑)。筋肉痛にさらに追い打ちをかける練習なのでしんどいと思いますが今後のことを考えるとやるしかないと思っています。

また書きます。
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一日練習1

2014-08-12 | 陸上競技
日曜日は休みにしました。この日は朝から山口へ。国体関係の会議が実施されることになっていたので。代表選手選考ではなく中止になった国体最終の代わりとなる記録会をどうするのかというのが最大の議題。国体最終とは異なるので位置づけも難しい。

月曜日、この日は通常通り練習をすることにしました。3年生は翌日の記録会に参加しなければいけません。代表候補となっていますから参加する必要があります。このタイミングで二人のベストを更新できるとは思えません。それでも最低限の走りをしてもらいたい。アップはフリーとして少し刺激を入れる程度にしました。

走り的には悪くないと思います。ん?と思った時に声を掛けると本人も分かっているようでした。「今のは~でした」ときちんと会話することができる。こういう部分は大きいと思います。良かった、悪かったを判断出来なければ指導は先に進みません。この子達の指導をさせてもらえるというのはありがたいことです。

私としてはこの2人が代表に選ばれてバトンをつなぐ姿を見ることができたらと強く願っています。コーチになっているからうちの選手が選ばれるというのではありません。実力で選ばれる可能性があるのです。二人とも12秒2を切る自己ベストを持っています。そして二人とも中国大会で6番以内に入ってインターハイ出場を果たしています。県内にこのような選手はいません。力的にも申し分ないと思います。

学校ではほとんど一緒に走ることはありません。1年生の時に3走4走としてバトンをつないでいますが5月以降は2走と4走でした。その2人が全国の舞台でバトンをつなぐ姿を見たい。これは私個人の感情がかなり入っています。これまで2年半ずっと指導をさせてもらってここまで来ました。この子達のお陰でリレーでインターハイという大きな目標を果たすことができた。その二人の高校最後の全国の舞台です。ここで走る姿を見たい。同じ高校の選手が国体代表となりリレーでバトンをつなぐ。それは大きな財産となると思います。

一人は進学して競技を続け、もう一人は高校で競技を終える。この子達に残された「高校での競技生活」は残すところあとわずかです。特に一人はこれで完全に引退します。何年間かやって来た競技をうちの学校で終えます。この時間を一生忘れられないものにしてもらいたい。それ以後は「競技をやりたいな」「試合にでたいな」と思ってもそれは叶わないのです。だからこそこちらも想い入れが強くなります。

とはいえ、やるのは選手です。こちらから過剰な期待をするのは避けようと思います。私がどれだけ考えても選手自身が「走りたい」と思わない限りは何も意味がないですから。ここは選手に任せます。こちらがどう考えているかはきちんと伝えました。しっかりと力を出してもらいたいものです。

3年生2人は2時間程度で終了して解散。それ以外の者は土曜日に引き続き一日練習としました。ここを詳しく書こうと思っていたのですがそこに到達するまでに長くなってしまいました(笑)。いつものことですが。これに関しては記事を変えます。また時間を見つけて書きます。
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強化練習

2014-08-10 | 陸上競技
土曜日、台風の影響で雨が降り風が吹く状態でした。それでも全く不可能ではないので強硬で練習を行いました。絶対にやっておきたい。8時から練習開始としました。午後になれば台風の影響が大きくなるという予想だったので少しでも早くやってしまおうと。感じとしては日曜日の午後からも出来るのではないかと感じていたのでこの日の午前中と日曜日の午後で。休みがなくなってしまう部分もありますがここは先のことを考えるとやっておきたい。

練習はメディ投げから始めました。トレーニング部分も不足していると感じていたので。国体最終がなくなったのですが、代わりに12日に選考の参考にするというちょっと微妙な記録会が行われることになりました。選考に関わる選手が2人いるのでその選手は出場させなければいけません。ある意味ラッキーだったのかもしれないと思っています。調整不足を補えるのですから。練習の最初にそういう話もしておきました。強くなるため、力を発揮するためにはやはり技術云々ではないガムシャラさが必要になる時がある。3年生は上を目指して出来るのが最大でもあと2ヶ月。一人は進学して続けたい、一人は高校で陸上は終わりと言っています。どちらにしても高校時代に真剣に陸上に取り組める時間は限られているのです。ここは感じてもらいたいですね。

雨の中の練習となりました。それでもひたすら走る。前半は短い距離を。まだまだバトンが安定しません。一番安定しているのは3年生の2人。私の「夢」でもあった全国の舞台でこの2人がバトンをつなぐ姿を見ることができる可能性が十分あります。本当はここにもう一人卒業生が加わってくれれば最高に幸せだったのですがそれは叶いませんでした。それでもこの2人がバトンをつなぐ姿は見たい。なんとか選考に入らないといけない。それ以外の者には一本ずつ課題を指摘していきました。ここ最近はほとんどしていませんでしたが、やはりチームとして再スタートなので大切にしなければいけません。

カーブから直線の並走を4本2セット。直線での並走を4本行いました。直線はいつもやっている形です。新チームとなって初めてのバトンとなります。ここは少しずつ実践に近づけていきたい。じっくり見ていると課題となる部分が幾つも浮き彫りになってきます。基本的な部分の徹底が必要になります。

終わってから最後にセット走。久々です。120+60を3本2セット。本当は3セット行きたかったのですが久々過ぎて無理だろうなと判断。甘いですね。雨が強くなっていたのでレストを短めに設定していたので仕方ない部分もあるかなと。3年生は1本目と2本目の120mに参加する形としました。これでもこの子達にとって久々。今後のことを考えるとやはり少しずつ走らせていかないといけない。私自身も甘さを捨てないといけないですね。

雨の中、後半の60mは強い向い風。女子は本当に久々の走り込み。その中でも動かそうとする姿が見られました。まだまだガムシャラというところまでは届いていませんが少しは変化が見受けられます。短長は更に250mを1本だけ走らせました。1年生女子、今後400mHを視野に入れて取り組みたいと思います。

3年生はこれで終わり。天候が持ちそうだったのでそれ以外の者は予定変更して午後からトレーニングとしました。その代わり日曜日を休みとする日程。予定を入れている可能性も多少はありましたが、元々試合がある日だというのもあります。やるべき練習をやる。このスタイルは貫きたいと思います。誰もがキツイ練習が好きなわけではありません。それでもやらなければいけないのです。楽をして強くなる方法はない。綺麗な練習だけではなく泥臭い練習も必要だと思います。

少し休憩を挟んでトレーニング。体育館が空いていたのでシャフト補強を。その後もかなり補強をして気がつけば3時間。文字にするとこれだけですが間違いなく全身筋肉痛になるパターンです。それでも最後にはバランスディスクを家に持って帰って自分で練習をするように話をしました。うちの小さなエース、身長はありませんが自分の身体を動かす&支える筋力があります。だから走れる。それ以外の選手は明らかに筋力不足です。これで戦うというのは不可能。弱過ぎます。やりたい動きがあっても筋力が弱かったら足を引き上げることも出来ない。足が流れる原因の一つに筋力不足もあります。走りを変えるためにはやはり筋力アップが必要不可欠です。このことを話しました。間違いなくここ最近はトレーニングが不足していますし、家でやる量が激減していると思います。強くなりたいと口にするのであればそれに見合う努力をしなければダメなのです。

かなり負荷をかけました。やめたいと思う時もあるでしょう。それでもここを乗り越えなければ何も変わりません。本気になれるか?見ていきたいと思います。
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練習について4

2014-08-10 | 陸上競技
金曜日、この日は軽く。土曜日から国体最終予選があるので少しだけ練習を落とすことにしていました。朝は早い時間帯から練習開始にしました。土曜日レースの選手もいましたがここは微調整ということで。

メディ投げをやってからバランスディスク。あまりにも早く終わったので草抜き(笑)。その合間をぬってうちの選手の進路指導。部活も大切だとは思いますがやはり進路のこともきちんと対応しなければいけません。これまでインターハイがあったので真剣に進路について考える時間が確保出来なかった部分もあります。最後まで責任を持って対応しなければいけないと思います。

かなり早く終わって解散。が、早い時間帯からスタートしていた事が大きな弊害を生みました。通常であれば練習をしている時間帯に師匠から電話が。「国体最終、二日間とも中止になった」との連絡でした。え??って感じでした。本来であれば強化練習をやっておきたいところなのですがレースがあるというので落としていました。それなら二部練をやれば良かった。が、時すでに遅し。全員が帰っています。どうにもできません。急遽、台風の様子を見て土日を使って強化練習をすることにしました。金曜日の午後からも出来れば良かったのですが。急な日程変更、仕方ない部分があります。しかし、今回はあまりにも...ですね。

ここから色々とあって新キャプテンを呼び戻して指導。釈然としない部分もありますが、それでも対応は必要だと思います。選手が納得するしないは別としてやはりこちらも指導する必要があります。私自身も微妙なところなのですがそれでも対応しなければいけません。

この日も面接練習も入っていました。激務です(笑)。午後からは3時間強。ある程度進路希望が固まって来ていますからそれを踏まえての指導をすることにしました。これも普通の指導とは違うかもしれません。一般的な形式的な指導ではなく自己アピールができる面接の練習です。自慢ですがこれまでかなり上手くいっています(笑)。中国地区にある電力会社の事務に3回連続で合格させています。もちろん生徒の頑張りもあると思いますが、やはり自分自身のことをきちんと話せるようにしていくというのは大切です。部活と一緒で繰り返しやっていくことで自分の力を高めることができます。

これが16時過ぎまで。ここからまた別の事を始めて終了はいつも通り19時過ぎ。進路の仕事があってこの日が締め切りとなっていました。遊んでいるわけではないのですが全く仕事が消化できません。結構やっているんですけどね。色々な意味で平等ではないなと改めて感じます。毎日12時間労働です。まー当たり前なのかもしれませんが、ここ最近のダメージが抜け切らない中でやるというのはしんどいですね。のんびり12時間過ごしているのではなく動き続ける12時間はハード(笑)。ヘトヘトでした。
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練習について3

2014-08-10 | 陸上競技
木曜日、この日は色々とあって練習開始を夕方としていました。練習場所の関係です。本当なら早くやってしまいたいのですがそうもいきません。国体最終の事を考えるとこの日には少しだけ走っておかなければいけないからです。インターハイの関係で国体最終に調整するというのがすごく難しい日程となっていました。インターハイ終了後実質3日間は走っていません。さらに前日は暑い時間に練習することになっていたのでこれまた大変な話でした。前日はかなり身体が重かったようです。調整云々のレベルてまはありません。それでもある程度の走りはしないといけないですからそこに向けて動く準備でした。

私は朝からインターハイの事後処理。これが思ったよりも大変。色々とサポートしてもらった方々にお礼状を渡したいと思い作成をする。が、なかなかそこまで到達しません。あれこれ処理しながらやっているとあっという間に10時半。ここから面接練習をすることになっていたので1時間程度面接。食事をとってから13時前から再び面接。かなり真面目にやりました。気がつくと15時過ぎになっていました。16時から練習開始としていたので切りが良いところで終了。

16時からは練習開始。とにかく久々に走るので短い距離を中心に行いました。ドリルももう一度基本的なことから実施。地面から反発をもらうという感覚を作る。それからマークを使ってドリル。膝の締めと引き出しの練習も入れました。ここ最近は走る事が増えていて基本的な部分が疎かになっています。ここは徹底しなければいけない。あやふやのまま終わるのではなくもう一度しっかりと意識させたい。選手は火曜日に技術ノートをしっかりと付けると決めました。時間的になかなか厳しいですが持ち歩いてポイントだけでも記しておけば次に活かせます。ここは絶対にやってもらいたいですね。意識が高まれば必ず動きも変わるのですから。

全体でドリルを行ってからあとは各自でスキップをやってから並走。新チームとしてリレーを組まなければいけません。女子はかなりの戦力ダウンです。細かいところまで徹底してやっていき走力を補えるバトンを身につけたいと思っています。インターハイ期間中に師匠に「全国で戦えるバトンではない」とアドバイスをもらいました。まだまだ改善の余地はあります。今までは走力でカバーされていた部分がありますがこれからはもっとバトンの精度を上げたいと思います。並走を4本2セット。普段よりは多い。それでも週末のことを考えるとある程度セーブしなければいけなくなります。本当はもっともっとやっておきたいのですが。

終了後は中間マークを。ここは本数を絞って3本。自分の走りをコントロールするための練習です。ここに関しても説明を加えて実施しました。ここでどのような課題を持って取り組むかで練習効果は全く変わってきます。最後にスタートをやってこの日は終了。トータルで2時間強の練習でした。

疲れ果てたのでそのまま帰ろうかと思っていたのですが「アイシングがしたい」ということだったので学校に戻り氷の準備。なんだかんだ言って結局やってしまう(笑)。ケアをしたいという選手からの要望を無視するわけにはいきません。うちの学校の構造上、私が行って鍵を借りて開けない限り選手は氷を手にすることはできません。仕方ない部分です。

この日も良く働きました(笑)
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練習について2

2014-08-09 | 陸上競技
水曜日、この日は体験入学。私は朝から体験授業等のためにバタバタ。一応真面目にやらないといけませんから。とにかく疲労困憊ですがやるべきことはやらないといけません。本当に基本的な授業内容だったのでそれをどう伝えるかを考えました。ここ最近は体験入学に参加してくれる中学生も多くなり午前の部と午後の部に分かれてやるようになりました。80人に対して300人近く来てくれているようです。それがそのまま受験してくれるようになると良いのですが。

今回は体験入学に合わせて部活動見学もありました。これが12時から13時までという時間制限があります。1時間確保されているという時間制限よりも昼間にやらなければいけないという時間制限の方が負担(笑)。それでもせっかくの機会なのでうちが通常やっているドリルなどを行いました。見るだけなのでそれほど面白くないと思いますが、こちらとしても特別な練習を見せるのは気が引けるので。普段やっていないことを見せても意味がないですよね?!

30分程度動きをやってからその後はバランスディスクを。これは体験してもらいました。怪我をしてもらったら困るので全力でサポートしながらです。これは今のうちの練習ではかなりの頻度でやっています。まー面白い練習なので刺激はあるかなと。今回の見学を機会に少しでもうちの部活に興味を持ってもらえるとありがたいのですが。元々うちは少人数でやってきています。見学に来てくれた子が入ってくれるという確率はそれほど高くない。それでもうちのチームの雰囲気を感じてもらえたらありがたいなと思っています。

それからは私は再び体験授業へ。選手は短い距離を中心に練習を進めるように指示をしておきました。結局トータルで2時間程度の練習だったのではないかと思います。感覚的には身体が重いと感じていたようです。数日間まともに走っていないので仕方ないのかという気はしていますが。これが次の日につながっていけば良いかなという感じですね。

練習を見たのは40分程度。これもストレスです(笑)。生活の中に様々なストレスがあるというのを改めて感じています。何かしらストレス発散の方法を見つけないといけません。が、ここが出来ないのが私の一番の弱い部分ですね。抱え込む部分がありますから。

なかなかハードな一日でした。
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練習について1

2014-08-09 | 陸上競技
全く練習について触れていません。それで良いのかという大いなる疑問もありますがそこまで余裕がありませんでした。

火曜日、インターハイから帰ってきた翌日です。この日は登校日となっているので私も選手も休めません。一人一年生が体調不良になっていました。疲れが出るのは仕方ないと思いますし、人生で初めて家族以外と1週間連続で過ごすというのはそれなりにストレスを感じていたはずです。私も(笑)。基本的には練習は休みとしていました。が、1・2年生は今後のことを考えてミーティングをしなければいけないと考えていました。新チームのスタートとなる日ですから。残念ながらこの登校日のタイミングで数人は学科の関係で学外で資格取得の講習を受けることになっていました。何故登校日の日に当てるのか?これは本人達は悪くないのでなんとも言えませんが。一日ずらすことは間違いなくできたと思うのですが。

残った1・2年生でミーティングをひたすらさせました。他校に比べて今の選手達は男女関係なく仲良くやっています。こちらもそうなるように工夫はしているつもりですが。中心としてチームを引っ張ってきた3年生が抜けるとチームとしては大きな戦力ダウンは否めません。それでも来年のことを考えると戦えるようにしていかないといけません。こちらからある程度指示を出して話す内容を決めて話し合いをさせました。これまで3年生に頼り切っていた弊害はあります。新チームを作る時にはかなりエネルギーを要します。

これからのチームの目標、どんなチームにしたいのか、チームとしての約束事は何かを話をさせました。昼前から所用があったのでそれが終わってから選手達の話を聞きました。明らかに不足。絶対に数人しか意見を出していないだろうなという内容。1年生が話し合いに参加できていないだろうなと感じました。これまで誰かに頼ってやってきているのでこういう部分で自分の意見を周りに主張することは出来ない。2年生も同様にあると思います。3年生が最後のミーティングの時に何を話したか?そこを確認すると「覚えていない」とのこと。この子は以前から一生懸命やるのですが「自分が頑張る」というのがメインです。なかなか周囲に気を配れません。こういう部分が不足しているのです。3年生の最後の話というのを「覚えていない」というのでは困ります。ここは厳しく指摘。

同じくインターハイ期間中に明らかに他者に依存していた者、やはりこういう場面では発言ができません。ミーティングをした時に誰かが話をしてくれるのを待っている様子が見えます。ここも変わらなければいけない。前キャプテンが最後に「キャプテンは本当に大変なことが多い。周りの人がサポートしてあげて欲しい。」と言っていました。そのことの意味が分かっていたらミーティングの時にも自ら動けるはずです。そこが出来ないというのはやはりまだ変化がないという証拠です。他チームから比べるとレベルが高い要求をしているのは分かっています。しかし、ここができるようにならなければチームとしては成立しないと思います。後ろには戻れません。

とはいってもこちらも随分「待つ」という感覚でいます。すぐにそこのレベルまで到達することはないと思います。私は何度も見ているので求めるレベルが上がっていきますが、選手は毎年変わるのでいきなり高いレベルを求められても対応出来ないでしょうから。この辺り私自身もある程度認識して対応できるようになってきました。一気に階段を駆け上がるというのは不可能ですから。

休憩を挟んでミーティングと私の話。4時間以上はやったはずです。今はこの事がどうつながるのか選手達は分からないと思います。練習をするよりももっともっと大切なことがあります。ここができればあとは勝手に練習をするようになる。まだまだ今のチームはおとなしい。ムードメーカーになれる選手が不足しています。ここは学年関係なくもっと前に出る必要があります。インターハイに出場できた経験は一生の宝です。しかし、チーム作りとしては1ヶ月以上遅れているのは確かです。インターハイで学んだこと、感じたことを練習に生かしていかなければいけない。幸い選手は真面目に一生懸命取り組む子ばかりです。伸びる可能性は大きくあります。

そのことを考えてあえてミーティング中心にしました。必ず次につながると思います。時間をかけてチームを作りたいと思います。
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