なかなか一気に書き進めることができません。
土曜日の午後。補強系をしっかりとしていました。午前中に少し走っていました。午後からもある程度走るのだろうなと思いながら。実は朝の段階で「合間に動きの確認をする」という話をしておきました。後日談でいうと「昼休みに集まって話をした」という部分があったようです。どれだけそれが実行できるか。午後も基本的には「何も言わない」というスタイルでやっておきたいと。
のんびり「見守り隊」でやっていこうと思っていました。が、再び「ハードル練習」をすることに・・・。午前中に最後に「400mHのための練習」を少しだけしました。カーブでのハードリングを。腕の使い方などを意識しながらやっていました。午後はもう少し専門的なことを。
最初の段階で「100mHから400mH」なのか「400mから400mH」なのか。これによってハードリングが大きく変わってきます。400mからの選手はハードルが基本苦手。女子のハードルであれば低いのでいくらでも対応できるかなという部分はあります。それでも「逆脚」が使えるかどうかは大きな差が出てきます。こういう部分も対応する。基本的にワンステップハードルを継続しておけば両足で跳ぶ感覚は作れると思っています。頻度の問題もあるのですが。
最初の段階はkrkくんに任せて「ハードルアプローチ」の練習。強く踏み切って前方向に進む。その感覚づくりです。踏切が弱いと前方向への推進力が生まれません。さらに股関節の開きが小さくなる。こうなると重心が移動しにくくなるので難しい。何度か繰り返す。基本的なことをやってkらワンステップハードルなどを繰り返して「抜き足を前で落とす」という感覚を。
そこから若干の「専門性」をもった練習へ。歩数の切り替えです。16歩から17歩へ。17歩から18歩へという部分。話を聞くと「走力でカバー」というパターンが多くなっていたので「専門的な部分」を少しやっておきたいという要望が。それに対応した練習。これはある程度の競技力を持った選手のために取り入れる練習です。「感覚づくり」です。krkくんともよくやりました。13歩から14歩の切り替えをどうするか。ここで減速しないということは400mHのためには必須だと思います。減速をいかに抑えるか。
400mHのレースパターンについても話を。一度足が詰まって減速してしまうとそこからスピードが上がることはありません。そうなると力があっても勝負できなくなる。その減速をどうやって抑えるか。ハードルの直前で足を合わせると減速しやすくなる。17歩なら17歩を使ってストライドを調整していく必要があります。直前の減速は無駄にエネルギーを使うことになります。歩数を切り替えるという練習は実は大切。「たまたま来た脚で跳ぶ」という器用さがなければやはり「戦略」は必要かなと。
スティックを使って最初に確認。かなりの本数をやりました。最初はチョコチョコなってしまっていましたが何本かやる中で「ピッチアップ」する感覚が作れたかなと。そこから実際にハードルを使っての練習を。ハードルが低いというのもあったので早く落ちてしまいます。これは難しいところです。。「この高さに合わせる必要はない」と伝えてもどうしても「低く」跳んでしまう。そうなるとハードルインターバルが遠くなってしまいます。微調整しながらですね。
何本かやっていく中で上手く越えられるようになっていました。まー意欲の問題もあると思います。何とかしようと思ってやっているかどうかで結果は大きく変わってきます。他のパートが終わりそうだったのでこちらも200mを走った後にもう一度ハードルを跳ぶことに。かなりしんどい部分があったかなと思いますが良く走っていました。意欲は偉大。
うちの選手たちの走りは・・・。相変わらずでした。午前中よりも走りが作れていないという感じでした。足が遅れる。膝が開く。タイミングがずれる。何とかしようという感覚があるのかどうか。激怒するという話にはなりませんが。「放置する」と決めていましたがここまで酷いとさすがに・・・。「待ち時間に何をするのか」と。普段の練習の流れとは異なります。その中で自分たちの動きを作ろうと思えばもっとやるべきことがある。「いつもと違うから走れない」というのでは。「走りが作れない」という感覚の中で考えずに練習に参加していて何をするのか。
Hoに関しては結構真面目に「勝負する」という感覚で来ていました。直前の練習の動きを10としたら本当に7くらいの走りしかできない。これで勝負をするということができるのか。直接呼んで「こんな走りをするために来たのか?」という部分だけ伝えました。「自分で何をするのか」という感覚が足りない。合間にスイッチングをし始めて最後の1本は8割くらいになりましたが。本当は競争する中で何をするのかという部分が重要だったので。
うちの選手に関してはほとんど見ていないのですが「酷いな」と感じました。このことに関してはまた別に触れます。今回のことがきっかけで「目が覚める」「理解が深まる」という部分につながればと思います。
大学生に引っ張ってもらって刺激を受けたと思います。それだけで終われない。ここは忘れて欲しくないですね。
また書きます。多分。