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こんにちは
19期生の森です。
私の職場は国の官署ですが、数年前からは一応リモートデスクトップ環境になっていて、汎用PCで、業務システムと、資料作成などの事務作業などをする環境とを切り替えて使っています。
事務作業の環境では、以前はせいぜいMicrosoftOfficeのソフトを使うくらいでしたが、現在では、Teams、SharePointなど組織でのコミュニケーションや情報共有に役立つ環境もようやく整いつつあります。
民間企業がどんな感じかはわかりませんが、うちでは全省的に一気に導入はするものの、例えばコミュニケーションにチャットを使うとか、予定表を共有するとか、そういったことは組織的にはルールもなければ指示もありません。さあ、使いたきゃ使えという感じです。
したがって、課室や部門によっては、あいかわらず、メールしか使わない、予定表は紙で管理(またはせいぜいEXCELのファイルで管理)といったところもまだまだあります。
私の部門では、一応sharepointのチームサイトを使ってドキュメントの共有や一部進捗管理なども行うようにしています。
一部の自治体などでは、わざわざ生成AIを活用する宣言をしているところなんかもありましたが、うちではまだ、AIやPower AutomateなどのRPAの利用は制限されています。もしこれらも使えるようになると、便利だろうなと思う反面、活用しなければならない、という謎のプレッシャーに苛まれそうな気もします。
そんな中、実は生成AIは使えないと思っていたのが、いつの間にかCopilotが使えるようになっていて、訝しみつつも使ってみると、クラウドではない環境で動いているようでした(だから最新の情報には基づかないと謳っている)。それってどういうこと?と思って調べてみたところ、生成AIの処理は、一般にクラウド上の学習済AIモデルを使って推論AIが結果を返すというプロセスだと思うのですが、そのAIモデルをローカルにインストールすることで、ローカルでもAI処理ができるということのようです(それなりのプロセッサやメモリが必要)。なるほど、クラウドだとセキュリティ上の問題が懸念されるけどこれなら行政でも使いやすいのかもしれません。
ところでAIモデルをインストールするのにどれだけのデータ量になるのかCopilotに訊いてみたところ、自然言語モデルのGTP2で1.5G くらいとか。思ったほどではないような気がします。
今から見ると、かなり限定した機能しかなかったOAツールに対しても、「使いこなせてないんだよね」というユーザーの声がありました。
生成AIもそんな風になるかも。
そして、それでも良し。ITつまみ食い派宣言!