分けて考えると本質がみえてくる

皆様、おはようございます。

１１期生、小林剛です。


ある診断士の方が「分析」ついてプレゼンしていたことを、ふと思い出しました。


「分析」のプレゼンといってもデータ分析や化学的な分析などについての発表ではありません。

純粋に「分析」という言葉の定義や分析することのメリットなどについての発表でした。

「分析を分析する」みたいなイメージです。


分析には色々な意味がありますが、ここでは「ある物事を分解してそれらを構成している成分・要素・側面を明らかにすること」と定義します。


ある事を分解して構成している材料を明らかにすることで本質が見えてきます。


例えば、「売上」の構成要素は以下の５つです。

売上＝（既存顧客＋新規顧客－離反顧客）×（購買頻度×購買点数×1回当たり単価）

です。


構成している材料が明らかになることによって、具体的に何をすれば売上を上げられるかが見えてきます。

今回の場合であれば、具体策は、以下の５つです。

１、新規顧客の増加

２、流出顧客の減少

３、購買頻度の増加

４、買上点数の増大

５、1点当たり商品単価の向上


既知の話ではありますが、改めて分解することによって、「なるほど！」と思えるのです。


そんなことを考えながらあ「分析」に思いを馳せる今日この頃でした。


それでは、皆様、よい週末をお過ごしくださいませっ。