こんにちは!
14期生の日野卓郎です。
最終講義は欠席できずに本当に残念でしたが、
Facebookで掲載されていた写真などを見て、
凄く盛り上がったんだなぁとこっちまで元気を貰いました。
卒塾式には出席予定ですので、その時に皆さんとお会いできるのを
楽しみにしております。
さて、本日は「飲みニケーション」について書きたいと思います。
「飲みニケーション」とは、読んで字の如く、「飲み会でコミュニケーションを図ること」。
そして「コミュニケーション」とは、「社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達」をいいます。(広辞苑調べ)
とすると、「飲みニケーション」の定義をもう少し深堀りすると、
「飲み会において、出席者が互いに知覚・感情・思考の伝達をしあうこと」を意味するといえます。
実は昨日、勤め先でこの「飲みニケーション」の機会がありまして、
しかも普段は滅多に会う事ができない経営トップと浅草でドジョウ料理を突きながら色々なお話を聞かせて頂きました。
私の会社では「飲みニケーション」という言葉は死語に近く(皆さんの会社ではいかがでしょうか?)、
職場での飲み会は忘年会や新年会、歓送迎会などお決まりのものだけに限られてしまっています。
私が入社したときからそんな感じだったので、私自身も「まぁ、そんなもんか」とこの社風を受入れ、
「仕事は仕事。プライベートはプライベート。」とかなり割り切って仕事をするようになりました。
そんな環境の中で社会人をやってきた私にとって、昨日の「飲みニケーション」の場はとても新鮮で有意義な時間でした。
特に、既に亡くなられている会社の創業者(我々は先代社長と言っています)の伝説を聞けて非常に感動しました。
診断士の方とは懇親会などでよく「飲みニケーション」をさせて頂く一方で、職場の人と行ったのはすごく久しぶり。
「たまにはこうゆうのも悪くないなぁ」と職場における飲みニケーションに対する考えが少し変わりました。
皆さんもご存知の通り、日本ではパワハラやモラハラ、職場でのいじめなど、
人間関係に関する多くの問題点が毎日のように指摘されています。また一方で、
「人間関係が面倒臭い」・「自分の時間を大切にしたい」といった個人主義の考えがどんどん進んでいます。
それらの影響を受けて、職場の人間関係もどんどんドライになっていって、
一昔と比べると、職場の人と一緒に食事をする機会などは激減しているというのが現状です。
私個人としてもこのようなドライな関係というのは正直嫌いじゃないのですが、
要は何事もバランスなんだと、昨日の食事会を通じて感じました。
そして必ずしもお酒が必須アイテムとも思いません。大切な事は、「仕事以外の場で、時間を共有すること」だと思いました。
診断士の方との懇親会も勿論ですが、これからは職場での飲みニケーションにもなるべく積極的に参加して、
知覚・感情・思考の共有を図ろうと思いました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
日野 卓郎
日野 卓郎