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トヨタ生産方式に学ぶ 「まず実践」の精神

2018-01-27 10:00:00 | 講師清瀬からのメッセージ
こんにちは。講師の清瀬和彦です。

今回は、私が事業者さんのご支援をする際、
仕事をする際に大切にしている精神を
ご紹介させていただきます。

私は前職で製造業に勤務して、ほとんどの期間を工場で過ごし、
製造現場の改善や工場の合理化に携わってきました。
そしてその中で、多くの企業が参考にしている
トヨタ生産方式を学び実践してきたつもりです。
トヨタ生産方式の生みの親として知られている
大野耐一氏のもとで、部下として仕事をされていた
コンサルタントからも、たくさんの教えを受けました。
(以前の勤務先が、トヨタグループというわけではありません。)
その教えの1つが、「まず実践」の精神であり、
今でも私はそのことを常に頭に置いています。

「まず実践」とは、その言葉通り、
とにかくやってみること。
迷っていても仕方がない、良くならない。
やってみるとうまくいくかもしれない。
うまくいかなかったらどこが悪いのかがわかるし
改善すべきことも見えてくる。

私は、以前から、そして今でも、どちらかというと、
考えて理解し、納得してから、やっと実践する傾向があります。
それも大事なのかもしれませんが、たびたび行動を
鈍らせてしまうこともあります。

そんなとき、この精神を思い出して実践すると、
よくわからなかったことでも、行動して初めて、
こういうことだったのか、あーなるほど、
と思うことも多々あります。

例えば、トヨタ生産方式の手法として
よく知られている「1個流し」や「かんばん」など、
教科書を読んだり話を聞いたりしただけでは
よく理解できなかったことが、実践してみて
わかるようになりました。
現在の職業である経営コンサルタントとして
仕事をするようになった今でも、この精神で実践し、
よかったことがたくさんあります。

「まず実践」は、これからも意識していきたいですし、
私がこの精神を忘れているとご判断された皆さまは、
私を戒めていただければ幸いです。

コメント (1)
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