こんにちは!
稼プロ!20期生の春島一男です。
2006年から約14年間ネットショップを運営しています。
8/8、8/29、9/19に続いて4回目のブログです。
前回まではネットショップ運営に関することを
記載してきました。
今回からは、ビズネスと心理学を結び付けた
シリーズを書いていきます。
第一回目の今回は【単純接触効果】についてです!
R・J・モアランド、R・B・ザイアンヌが
1982年に行った有名な実験をご存じでしょうか?
人の好感度がどのように変化するかの実験です。
【実験内容】
女子学生をAとBの2つのグループに分けます。
Aグループに、1週間に1回、4週間、同じ男子学生の写真を見せます。
Bグループに、1週間に1回、4週間、違う男子学生の写真を見せます。
それぞれのグループに、
写真の男子学生に対する好感度が
どのように変化したかを調べます。
【実験結果】
写真の男子学生の好感度を女子学生に確認したところ、
Bグループは、写真の男子学生に対する好感度がほとんど変わりませんでした。
Aグループは、写真の男子学生に対する好感度が上がりました。
同じ、男子学生の写真を繰り返し見せた結果、
その男子学生への好感度があがったのです。
この実験の結果を【単純接触効果】と言います。
これをビジネスに置き換えてみます。
人は、同じ人に会えば会うほどその人が好きになる。
好感度が上がり、信頼感が高まります。
(※第一印象が良いことが条件)
逆に言うと、1回や2回会ったぐらいでは、
信頼関係の構築は難しいということです。
信頼関係が出来ていない人に、
営業を行っても、
商品やサービスを購入してもらうのは難しいですよね。
このため、具体的な営業を行う前に、
何らかの形で5回は接触しておくと良いそうです。
今の時代、見込み客と接触する機会は
比較的作りやすいと言えます。
対面、メール、SNS、電話、手紙など
多様なツールがあります。
最終的に受注につなげるために、
これらのツールを組み合わせて
5回接触したあとに営業を行うことで
受注率が上がっていきます。
ぜひこのこと念頭に、営業活動を
行っていただきたいと思います。
話は少し戻りまして、
R・J・モアランド、R・B・ザイアンヌの実験について
単純に写真を複数回みてもらうことで、
好感度があがり、親近感が高まることが
この実験からわかっています。
これは、ブログやFacebook、YouTubeなどのSNSに活かせますよね。
抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、
ブログやFacebook、YouTubeなどのSNSで
自分の顔写真を出しておくことで、
何度も見ていただき、知らず知らずのうちに
好感度が高めることができるということです。
こんな経験、ないでしょうか。
ブログに運営者の顔写真が出ていて
そのブログを定期的にチェックしているうちに、
いつの間にか、その人に親近感がわいてくる。
私は、ネットショップやブログで自分の顔写真を出していますが、
店長の春島さんいますかと、ご指名で電話をいただくことが度々あります。
しかもその場合、フレンドリーにお話しいただくことが多いですね。
顔写真を何度も見て、いつの間にか、
親近感を感じてくださっているのだと思います。
ブログやHP、SNSなどで情報を発信する場合、
ご自分の顔写真を大きく出されることをおススメします!
今回は【単純接触効果】について書かせていただきました。
ぜひ、ビジネスにご活用ください!
次回は10月28日(木)です。
次回もビジネスと心理学を組み合わせた内容にする予定です。
お楽しみに!