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林業研修が終わったそのあと

2025-01-24 12:00:00 | 24期のブログリレー

22期生の塩谷です。

前3回にわたって林業の研修について書いてきました。林業シリーズになったきっかけは、稼プロ講義の15分スピーチだということをシリーズ初回(2024年7月12日)のブログで書きました。先週末、久しぶりに稼プロの仲間に会ったところ、林業を学んで今後はどのような診断士を目指すのか聞かれましたので、本日は、そのことについて書きたいと思います。

皆さんは既にご存じの通り、令和6年度から森林環境税が国内に住所のある個人に対して徴収されるようになりました。また市町村が山林を集約化して管理し易い方向に「森林経営管理制度」の見直しの検討が開始されるなど、森林を取り巻く環境は継続的にそして前向きに変化しています。ただ、そのような変化を見越してではなく、単純にこの分野はもっと多くの人材が行き来する必要があると考えていましたし、その一助になりたいと思っています。

私は、独立するにあたってキーワードを三つ掲げました。

一つ目は自分の出身地である「北海道」、現在は支援機関のアドバイザーをしながら長年離れていた北海道の企業を細々とではありますがご支援しています。二つ目は「集団化」です。私は若い頃に出向し、協同組合向けの高度化事業に携わった経験があります。そこでは中小零細企業1社では難しいことも協同組合にすることで対応することが出来るという効用を知りました。現在は中央会のお手伝いを通じて協同組合のご支援もしています。そして三つ目が「林業」です。

もともとが北海道の出身ということもあり、地方創生や1次産業に関心があります。農業は既に岩槻のトマト農家と十数年のお付き合いをしていますし、最近では地方の秀逸の生産物を百貨店やスーパーにおろしている方のご支援も始まりました。そして、今回の林業です。私は林業が地方創生の一つになると考え長野県の林業家の若者とつながりを持ってお手伝いをしています。

診断士の世界もそうですが、その世界に飛び込んでみないと分からないことが多々ありますし、やはりネットワークは大きな力になります。今後、これらの活動がどのような形で繋がっていくか分かりませんが、この点々がいずれ面になっていくと考えています。

前回もこんなフレーズを書きましたが、本日のブログは長野県に向かう新幹線の中で書いています。私の活動は診断士である皆様に診断していただくとどのようなアドバイスをいただけるでしょうか。多分、多くの方が非効率とおっしゃられるのではないかと思います。効率性を高めることもアドバイスしている診断士自身がこのような活動をしているのもどうかと思いますが、最近は非効率に見える中に新たな発見がある気もしています。ちょうど軽井沢のアウトレットモールが左手に見えました。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント (2)
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