こんにちは、日本酒研究会のアンジュです。
今日は知のホットコーナーに参加し、澤乃井の小澤社長の講演を拝聴しました。
そのプレゼンの素晴らしさに感動しました。
日本人のルーツから始まって、アナログ事業はつぶれない、資本勝負になる仕事には
手を出すなまで、1時間半全て充実した見事な内容のお話しで魅了していただきました。
講演に続いて実際に澤乃井を頂きながらの質疑がまた充実で本当にお得なセミナーでした。
表題の意味ですが講演の中でのお話で、「さ」は神様のことで「け」は気配のことだそうです。
お酒は神事でいただいたものなのですね。「さか」は神様が下る道。「さかき」は神様の木。
「さくら」は神様の座る鞍。つまり桜には神様が座られたのですね。「さなえ」は神様の米の苗、
「さおとめ」は神様に使える乙女、さらに神様が住むところが「さん」山ということだそうです。
これだけでもセミナーに参加した値打ちがあるというものです。
レジュメのメモでびっしり埋まりましたが、優れたプレゼンはメモも取り易いのだと感心しました。
本当に日本酒は奥が深く、興味が尽きませんね。なんといっても美味しいですし。
さてこのようにお酒を楽しめるのも健康あってのものだねですが、
実は本日胃カメラ検査も受けました。
ここ1カ月ほど、公私とも多忙を極めた中で、飲酒の機会も多かったせいか、
10日ほど下痢が続いたので、クリニックに行き、念のため胃カメラとなった次第です。
幸い大したことはなく、慢性胃炎と逆流性食道炎とのことですが、やはりちょっと、
お酒は控えめが必要のようです。
疲れと飲酒で胃腸が弱ったのだろうと自己診断で思ったとおりの診断でした。
このように体調不良になると、本当に独立診断士の先生方は立派だなあと思います。
会社勤めだとほとんどの場合、なんとかなりますが、独立すると体調不良で
クライアントとの約束をキャンセルしたら、仕事の喪失に直結するでしょうから
自己管理が非常に厳しく問われますね。育成塾で学んだ誠意・熱意・創意も健康の土台が
あってこそです。この1年、体力づくりが少しおろそかになっていたと反省しています。
そこで、先ずは簡単なところから毎日体力づくりのメニューをルーチン化しようと思います。
今日からスタートして次回3週間後のブログでまた経過をご報告したいと思います。
何かよい変化が報告できることを祈りつつ。「さけ」を美味しくいただき続けるためにも。
アンジュでした
昨日はお疲れ様でした。
素晴らしい講演会でしたね。お話の内容もさることながら社長の90分の長さを感じさせないプレゼンテーション技術に感服いたしました。
その技術について気づいた点です。
・シンプルなレジュメ(キーワードのみだが、これだけでも何を話されるか十分伝わる)
・ソフトでマイルドで落ち着いた語り口(長時間聞いても疲れない)
・聴衆の目を見て語りかけるような話し方
・小物を随所に使う(今回は本や利きちょこ)
・分かり易いホワイトボードの絵(ホワイトボードの全体を使って大きな絵を描く)
・一芸をみせる(今回は落語。中盤聴きつかれてきた聴衆を再び引き寄せる)
などなど、多くのことを学ばせて頂きました。
澤乃井(蒼天)を好きなだけ飲め、利きちょこを頂き、社長のお話を聴け、会費1000円は本当にお得でした。
佐野さん、ぜひ、シンブルなレジュメを見せてくださいませんか?
インバウンドに、日本の酒蔵は重要な存在ですね。
体調管理は大事ですね。私も気をつけたいと思います。
「ストーリーで語る顧客価値
~日本酒ブランド「澤乃井」から学ぶ~」
小澤社長は冒頭
「酒造組合の会合に参加していたので、1杯だけ飲んできたので、顔が少し赤いでしょう。」とおっしゃいました。
ここでユーモアを交えて、ご自分の立場をそれとなく説明されました。当日は落雷を伴った大雨だったので、私だだと、天気に話をしてしまいそうですが、導入部で無理にうけを狙ったことを言わなくても、場が和んで、話を聞く雰囲気になれば良いという感じを持ちました。
また、ホワイトボードに書かれた文言を、絶妙なタイミングで消されていました。講話が終わった時には何も残っていない状況です。
一流の料理人は作りながら片づけをして、料理が終わった時には、キッチンは綺麗になっているのと同じような感じがしました。