皆さん、こんにちは、講師の富岡です。
図書館で本を借りて読む、というのがマイブームです。
最近読んだ本の紹介です。
『海賊とよばれた男』上・下 百田尚樹著
2012年に出版され420万部突破のベストセラー、2016年には
映画化もされました。読んだ方も多いかもしれません。
小説ではありますが、実話をもとにしています。
モデルは出光佐三氏。出光興産の創業者です。
明治44年(1911年)、25歳で小さな石油商店を設立、その後
大正、昭和の激動の時代、数々の困難を乗り越え、会社を成長させて
ゆく物語です。
この本を読んで感じるところはたくさんありました。
仕事にかける情熱、従業員を思う心、国に対する敬意などなど。
でも一番強く感じたのは
「なんて自分は恵まれた時代に生きているのだ」ということ。
あの時代に生きた人々、そのがんばりのおかげで今の世の中が
あるのだということを改めて感謝しなければいけないと思いました。
近代の経済史を知るうえでも、企業経営のあり方を考えるうえでも
一読する価値のある本です。
富岡 淳
Wikiによると大学生のときラブアタック(と言っても知らない人も多いでしょうが)に6回も出たそうです。
そいえばアホなやつがいるなあと、見ていた記憶があります。あれば百田氏だったのか!
でも単なるアホではなかったことは420万部が証明していますね。
橋下徹氏と論争したり、やたら政治色の強い作家ですが、作品は純粋に面白いですよね。
「永遠の0」も読んで、映画も見ましたが、凄かったですね。こちらも450万部とか。
「海賊と言われた男」実はすぐに買ってどこかに積読になっています。探し出して読み直したいと思います。
しばらくは読めないと思いますが、今後の読みたい本リストに加えたいと思います。