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イルカとあそぼう

2024-09-13 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆様、こんにちは。
24期の中川です。

先日、某シーパラダイスでイルカと泳ぐイベントに参加してきました。
・イルカに触れながら一緒に写真撮影
・直接餌(大きなサバ)をあげる
・大きく開けた口の中に手を入れて、歯や舌に触れる。舌は意外とガサガサ
・参加者が手で作ったアーチをイルカが泳いでくぐる
・背びれにつかまって20mくらい一緒に泳ぐ(連れていかれる)
などなど、普段味わえない体験ができました。

その後、室内で大規模なイルカショーを見ました。
人を載せて泳いだり、空中で一回転したり、人間だって難しいようなことを軽々とこなすイルカ。
多くの観覧者で埋め尽くされた会場では、感嘆の声があちこちで挙がっていました。


イルカは脳の体重比率が哺乳類では人の次に大きく、非常に賢い動物です。
仲間のイルカだけでなく、海中で溺れかけた人間や傷ついたクジラを自らの身を投げ出して救うなど、哺乳類には珍しく他種族を助けようとする気持ちがあり、共感力にも優れていると言われています。
その賢さから、米国やロシアでは軍用としての訓練も行われたこともあるようです。

その高い知能指数と人への共感性故に、日本では水族館のスターの名を欲しいままにしているイルカですが、世界的な潮流で見ると日本でのこの人気は結構特殊な模様です。

日本では現在、動物園水族館協会に加盟している水族館のうち50%以上の水族館にイルカがいるとされていますが、イギリスでは1993年までにイルカがいる水族館のすべてが閉鎖され、現在、イルカを飼育する水族館はありません。さらに、現在分かっているだけでも、ニュージーランド、オーストラリア、 チリ、コスタリカ、クロアチア、スロバキア、キプロス、ハンガリー、ノルウェー、アイスランドなどの13カ国が、水族館施設でのイルカの展示を禁止しており、ヨーロッパ各国で、イルカ類の捕獲に対して政府が許可を出さない例が続いています。また、世界で70 館以上の水族館施設がイルカなどの鯨類を飼育展示しないと宣言したといわれています。(https://de.whales.org/wp-content/uploads/sites/2/2015/05/japan_aquaria_japanese_inventory_final.pdf)

2009年に82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー大賞を取って話題となったザ・コーヴという映画でも見られた日本のイルカ漁への批判の声は根強く(漁で捕獲したイルカは食肉にされるか水族館で観賞用にされることが多いようです・・・)、もしかしたら将来日本の水族館でも気軽にイルカショーを見られなくなる日が来るかもしれません。


実態を知って少しだけ悲しくなったのはさておき、イルカには診断士としても学ぶところが多いと感じました。
・相手の言うことをしっかり聞く。
・アクロバティックな動きで参加者を驚かせる。
・自己犠牲の精神で相手のために動く。
・時には自分の体につかまってもらい、目的地までスピーディに先導する。
・価値を提供した後の報酬(サバやイワシ)はお布施である。(と考えているはず)

イルカとあそぼう、おすすめです。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (今村信哉)
2024-09-13 14:14:15
何事も経験あるのみ、そしてどんな経験からも学びはある、何を学びとして得るかは自分次第ということですね!共有ありがとうございます!某シーパラでイルカとあそびに行きたくなりました。
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Unknown (山口賢哉)
2024-09-13 21:42:25
子供が小さい頃、イルカショー観に行きました。良く訓練されているなと感心しました。世界では、色々な意見がありますね。その国の歴史や文化とも関わるのでなかなか難しい問題と思います。一方、イルカと診断士の共通項への着眼は斬新でした
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Unknown ()
2024-09-14 05:06:59
「イルカには診断士としても学ぶところが多い」
→まじめに納得ですが、この意外過ぎる論理展開(オチ??)に笑ってしまいました。
娘がイルカ好きで、私もこのプログラム行ったことありますが、料金設定も良心的ですよね。ハ〇イでは、実質写真撮るためのふれあいに一人2万円くらい払って、しかも写真購入は別料金だった気がします。それだけ貴重だからですかね・・
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Unknown (山﨑 肇)
2024-09-14 06:59:34
うわー、イルカショー楽しそうですねえ。それにしても、背びれにつかまって20mくらい一緒に泳ぐ(連れていかれる)というのはすごいですね。水着(もしかしてウェットスーツ?)を持っていくということでしょうか。最後の診断士としてのイルカの学び「アクロバティックな動きで参加者を驚かせる」。想像して爆笑してしましました。次回、中川さんのプレゼンテーション楽しみです!
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Unknown (森谷進吉)
2024-09-14 07:05:40
私の子供が小さいうちは、品川、横浜、鴨川などの水族館でイルカショーを楽しみました。しかしながら、世界的な動きとしてイルカショーが無くなりつつあるのは寂しい事ですね。
課題を抱えている中小企業の経営者に寄り添い、イルカのように、自分の体に捕まってもらい、スピーディーに目的地に連れていける診断士を目指したいと思いました。
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Unknown (柴田純一)
2024-09-14 11:00:50
イルカ診断士、いいですね。
好奇心が強くて、人懐っこい。コミュニケーション力があり、知性的でもある。理想的なイメージだと思います!
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Unknown (佐藤真武)
2024-09-14 11:21:06
イルカに乗った中川さん、を想像し絵的に笑いました。しかしイルカと診断士の類似性とは!学びの源泉はいたるところにあると悟りました。
幼い頃「わんぱくフリッパー」が大好きで、イルには犬の次に仲間意識を感じてしまいます。別種とコミュニケーションが取れるなんて素晴らしい。
別種といえば、カラスも賢いと言われますね。私は近所に住む、あるカラスに好意を持たれているようで、駅までの道でたまに頭を甘づかみされたりフワッと乗られたりします。そしてベランダでカーカーと鳴かれます。つまりからかわれています。
イルカの前に、診断士としての有り様をカラスから学ぶ必要がありそうです。
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Unknown (永岡伸一)
2024-09-16 05:01:54
この発想はなかった!という感じですね。思わぬ視点から診断士というものを見直すことができました。ありがとうございます。
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