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「管理会計のキホン」とは何か?

2021-11-23 12:00:00 | 21期生のブログリレー

こんにちは! 21期生の新谷です。
今回は「管理会計のキホン」とは何か?について書いてみたいと思います。

私は社会人経験約30年のうち、その8割以上を管理会計業務を生業として
過ごしてきました。(これは私の一番最初のブログでも書きました)
財務会計と違い、管理会計は会社毎(大きい会社だと組織毎にも)違うことが
一般的で、100社あれば100とおりのやり方がある、と言っても過言では
ないものです。なので、自分が持っている知識や経験は一般的・基本的な
やり方や考え方と合っているのか??を確かめるため、そして稼プロ!の課題
である小論文を書くため、に「この1冊ですべてわかる 管理会計の基本」
(千賀秀信著、日本実業出版社)を読んでみました。

結論から言うと、「キホン」は一緒なんだ、ということがわかり安心しました。
「損益分岐点分析」や「原価管理」、「意思決定会計」といった「キホン」は
見せ方に違いはあってもやり方は一緒(当然ですよね)。「変動損益計算書」
も基本書に載るくらい一般的なことなんだ、と再認識できました。

固く言うと、会計とは”想い”などのように“そのまま”では貨幣価値が測れ
ないものを「目標値の設定や活動成果」として貨幣価値に換算して「金額」で
測定する「ツール」であると思います。そして、「ツール」なので、ある一定
のルールのもとにおいて使う人が使いやすく利用できればいいものであり、
それが一番重要な「管理会計のキホン」なのかな、とも思っています。
→自社の経営改善にとって一番重要なものは何か?、それをどう管理すれば
 いいのか?、などなど。

今回読んだ本の他にも「管理会計」に関する本やインターネット記事はたくさん
あります。「管理会計」を自身の強みにしていこうと考えている身としては、
たくさんの言葉や本に触れて自分の知識を強化していきたいと思います。
さぁ、次は何を読むべきなのか??

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (佐々木桃太郎)
2021-11-23 19:36:41
新谷さんには物足りないかもしれませんが、公認会計士の高田直芳さんの 「ほんとうにわかる管理会計&戦略会計」という書籍は面白かったです。
返信する
Unknown (山﨑 肇)
2021-11-24 01:00:56
もう40年近く前ですが、20代後半の頃、会社でSTRACという戦略会計の研修会を受けさせてくれました。
その中でMG(マネジメントゲーム)を体験しましたが、経営シミュレーションゲームで経営の意思決定を疑似体験できる非常に刺激的で楽しいものでした。
マトリックス会計というマス目を使ったフォーマットで1年間の決算を行うのですが、戦略会計を体感できる非常によくできたゲームでした。
このとき勧められたSTRAC開発者の元ソニー西順一郎氏の「人事屋が書いた経理の本」、
私はこれで限界利益、損益分岐点を会得しました。今でもAmasonで中古で出ています。お勧めの1冊です。
返信する
Unknown (田本)
2021-11-26 00:57:55
あまり参考にはなりませんが、数年前に、中小機構の会計啓発普及セミナーを何度か開催して、その時に中小会計要領にお世話になりました。ごくごく基本的な内容で微妙に単調ですが、これらの基本を事業者様に、如何にしてやる気になっていただくか、その啓蒙活動も診断士の使命の一つとその時は思いました。
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