東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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今を楽しむ

2024-10-11 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆様、こんにちは。

24期の中川です。

 

中国の五行思想では、人生を玄冬、青春、朱夏、白秋の4段階とする考え方があります。

社会人20年目を迎えた私は、青春はとうに過ぎ(サミュエル・ウルマンの青春とは心の若さであるという言葉もありますが・・・)、朱夏の真只中にいると自覚しています。

 

30代までどちらかというとインドア派で、生活は仕事が中心、息抜きと言っても音楽と本と映画があれば十分、旅行を時々、くらいだったのですが、数年前からの老眼の進行をきっかけに人生の過ごし方を大きく変えることになりました。

皆様ご存知の通り、老眼が進むと今まで普通に見えていた距離のものが見えなくなり、暗くなるとより一層視界が狭まります。

誰もが通る道とは言え、身体が不可逆に退化していく感覚は私にとっては衝撃的でした。

 

視覚への影響と同様に歳を重ねると、

・足腰が弱まり、思うように歩くことができなくなる時が来るのではないか?

・美味しく食べられる食事も変わってくるのではないか?量も食べられなくなるのではないか?

・耳も悪くなり、会話とお互いの理解に時間を要するようになるのではないか?

などなど、高齢でもお元気な方がたくさんいる中で、自分も同じように年を取っていくことができると思えなくなり、不安が大きくなりました。

 

以前は仕事を引退したら世界一周旅行しよう、今まで手を出していなかったエンタメに触れよう、好きなものを食べよう、と思っていた気持ちもなくはなかったです。

しかし、引退する歳になったときには、今と同じ動き・感覚を持っているとは限らないのです。

・世界の名所を訪ね歩いたり、富士山を登る体力はあるのでしょうか。

・工夫を凝らしたフレンチに舌鼓を打つ味覚はあるのでしょうか。

・新しい人との出会いにワクワクする気持ちはあるのでしょうか。

・エンターテインメントに感動する心を持ち続けているのでしょうか。

 

以来、もちろん家族の意見も尊重しながらではありますが、今だからこそ行けるところに行き、食べられるものを食べ、新しい人ともできるだけ交流を増やしていくことを念頭に日々過ごしています。

 

似たような考えが最近読んだ「Die with zero」(ビル・パーキンス)において、より正確に言語化されていました。

“人生の充実度を高めるのは、その時々にふさわしい経験である。節約ばかりしていると、そのときにしか経験できないチャンスを失う。人生は経験の合計だからだ。金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれている。”のです。

 

死ぬときに「もっと働いておけばよかった」と後悔する人はいないと言います。

むしろ「もっと自分の心に忠実に生きればよかった」「働きすぎなければよかった」が後悔の1位・2位だそうです。

仕事ももちろん重要ですが、白秋になるまで美味しいところを取っておかなくても朱夏でこそ楽しめる感覚があるのではないかと思います。

 

この年末は長めの海外旅行をしようと計画中です。

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東海道新幹線開業60周年

2024-10-10 12:00:00 | 24期のブログリレー

みなさま、こんにちは。

稼プロ!事務局(23期生)の南です。

 

皆さんはこちらのCM、ご覧になったことがありますでしょうか?

JR東海「60年分の会いにいこう」

https://www.youtube.com/watch?v=-B2zDIelS1E

今年10月1日に東海道新幹線は開業60周年キャンペーンでつくられたものなのですが、私にとって、とても懐かしいものも含まれていたので、本ブログで取り上げたいと思います。

 

ちなみに私(40代後半:大阪出身)は、小学生のころは夏休みに仲の良い千葉の親戚に会いに行くために、中高校生の頃は修学旅行で、大学生のころはほとんど乗る機会なく、新社会人の頃は研修出張で東海道新幹線を利用していました。最近では、今夏3か月間の大阪出張で利用していました。

 

【懐かしいもの①】社内放送時の音楽

どれがいつだったかは思い出せないですが、でもどれも確かに聞き覚えのあるメロディなんです。

JR東海かJR西日本かでメロディが違った時代もあったような気がします。

 

【懐かしいもの②】シートの色模様

今はブルー系ですが、昔はオレンジ色(さらに昔はモスグリーン)だったことをこのCMを見て久しぶりに思い出しました(ひじ掛けには灰皿があり、普通に座席で吸えたのが今では信じられないですね)。

 

【懐かしいもの③】車内での過ごし方

食堂車やビュッフェがあったり、座席を回転させて皆でトランプしたりしましたね。

東京⇔新大阪の3時間(当時)、子どもにとってはとても長く、いろいろなことをして楽しんだ記憶があります(今は、スマホいじってちょっとうとうとしたらもう新大阪です)。

 

それぞれの時代とその時の自分を思い出しながら、これからも乗り続けたいと思わせる、とても素敵な映像だなと思いました。JR東海はCM作りがうまいですね(「シンデレラ・エクスプレス」も印象的でしたが、こちらもう昔話ですね)。

 

最近はリモート会議の普及で出張客は減ったと思いきや、インバウンド客で激込みです。ただ、彼らも安全で快適な新幹線にはとても満足しているように見えました。

新幹線が、これからも日本の大動脈であることは間違いないでしょうが、それを超えた、何か日本人の誇りというか、歴史というか、そんなスピリチュアルな魅力を感じるようになりました。

そのあたりをうまくくすぐる「60年分の会いにいこう」はおすすめです。ご興味あればぜひ一度見てみてください。

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わが町、那智勝浦町

2024-10-09 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さんこんにちは、稼プロ!24期生の寺岡です。

私の生まれは近畿地方の端も端、本州の一番南も南、紀伊半島のおへそでお馴染み、和歌山県那智勝浦町です。

那智勝浦町といえば、次の三本柱でもっている町と言っても過言ではないでしょう。

1.世界遺産熊野古道、熊野那智大社等の歴史遺産
2.太平洋と黒潮の恵み天然生マグロ
3.各所からあふれ出る温泉

このような観光資源に恵まれた那智勝浦町は、関東では馴染みが薄い町ですが、関西ではなかなか有名な観光地です。

私はそんな那智勝浦町の三本柱に囲まれて育った、ナチカツ・サラブレッドであります。(那智勝浦町のことを「ナチカツ」と略す人がいることは最近知りました)

なんせ、母親の実家は熊野那智大社のおひざ元にあり、父親の実家は太平洋まで徒歩10秒、そして私の実家のお風呂は温泉を引いていたという、三本柱なくして語ることはできない男なのです。

ただ、那智勝浦町は交通の便が悪い紀伊半島の中でも、さらに端っこにあるため、陸の孤島と呼ばれて久しいところです。
陸路では名古屋からも大阪からも遠く、空路も最寄りの白浜空港から結構遠い。電車も飛行機も、本数が少ないのなんの。

というわけで、郷土愛溢れる私でも、めったに実家には帰りません。いや、帰れません。
それでも、故郷を思い続ける私は、和歌山のラジオ番組を聞くなどどして、地元の情報収集に余念がありません。

そんな中、Yahoo!ニュースでついにナチカツ関連のビッグニュースを発見しました!

「【横浜市港北区】賞味期限3日!一度も冷凍なし!天然生まぐろ専門「水産酒場まぐろ部」が新横浜にオープン」
(出典:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/da30fcb5bac3179423277ccb55192b3054eba516)

私が税理士事務所を構える新横浜に、那智勝浦町の名物、天然生マグロの店がオープンしたのであります。

私と生マグロの思い出を語りましょう。
実家では少なくとも週3で食卓に出てくるので、食べ飽きるという思い出だけではありません。

子供のころ、生マグロのかたまりが近所の魚屋で50円で売っていました。
子供の私は、これを釣りの餌として買いまして、サバやボラを釣って遊んでいました。

今でも実家からたまに生マグロを送ってくれますが、大きいかたまりが送られてきて日持ちしないので、極厚の刺身を3日連続で食べまくり、何故か修行している気分になります。

何をいいたいかと言うと、生マグロがおいしいことは分かっているのですが、私自身、生マグロにそんなにありがたみを感じていないのです。

それに、田舎を出て25年、関東で那智勝浦町の天然生マグロを見かけることは、ほぼありません。
そのため、私にとって生マグロは世間的に大して注目されない地味な地元の名産品くらいの認識でした。

生マグロへの敬意に欠ける私でも、今回のニュースに出てくる社長の熱い思いを見て、はたと気づきました。

生マグロは一度たりとも冷凍しないことを売りにしているので、まったくもって日持ちしません。
さらに、先にも述べたように産地は陸の孤島ですから、短期間で関東に運んでくるのは至難の業であります。

要するに、流通させることがかなり難しい商品だったというわけです。

今思えば、日持ちしないので魚屋さんも最後は仕方なく投げ売りしていたのでしょう。
それを雑魚の餌にするなんて何やってんだ、小学生の寺岡!あの頃に戻って説教してやりたい!

しかし、そんな流通の壁を突破することにこそ、ビジネスチャンスがあるわけです。
こちらの店をオープンした会社の情熱とブレイクスルーには、恐れ入ります。
那智勝浦町民を代表してお礼申し上げたい!

さあ皆さん、那智勝浦町の生マグロ、話題沸騰になる前に、是非、先取りで食べてみて下さい!
生マグロへの懺悔を兼ねて、明日、私もさっそく行ってきます!

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マネジメントゲーム(MG)研修は診断士活動に使えるか

2024-10-08 12:00:00 | 24期のブログリレー

みなさん、こんにちは、事務局(23期生)の日置です。先々週末に稼プロ!24期の1泊2日の合宿に参加しました。合宿では1年前に受けた講義を今年は事務局という立場で参加することで、復習できたことに加え、新たな学びを得ました。

さて、今回は合宿でも重要視されていた「コーチングとティーチング」に関連して、診断士活動におけるマネジメントゲーム(MG)研修活用の可能性についてお話ししたいと思います。

 

【そもそもマネジメントゲーム(MG)研修とは】

マネジメントゲーム(MG)研修は、企業経営をシミュレーションしながら、経営戦略や意思決定のプロセスを学ぶ実践的なビジネス研修です。1970年代にソニーの創業者・井深大氏が発案で開発され、ソニー社内井深氏は、経営者としての視点を持ち、実際の経営課題に対応できる人材の育成を目指し、この研修プログラムを導入しました。

マネジメントゲーム(MG)研修では、参加者が架空の企業の経営者となり、資金調達や生産、販売、在庫管理などの経営判断を行います。ゲーム内では、他の参加者が企業を経営することと市場で競争し、収益や資産の最大化を目指します。 各種経営活動のバランスをとりながら戦略を練り、経営の全体像を把握することが求められます。

この研修は、経営の現実的なリスクや戦略的な意思決定を疑う体験ができるため、経営者の視点を養うだけでなく、チームワークやリーダーシップ、分析力も強化されます。で広く導入されており、特に管理職やリーダー候補者の育成に効果的な研修として評価されています。

 

【マネジメントゲーム(MG)研修を知ったきっかけと私なりの考え】

私はマネジメントゲーム(MG)研修のインストラクターをやっている方と8月ごろに、人脈作りのために通っているゴルフバーでお会いしたことがきっかけで、知りました。最初は、私が顧客にしたいような方々が受講されているので、コネクションのために参加したのですが、実際に受けてみて想定外の収穫がありました。それが今回の主題の診断士活動への活用可能性です。

実際に受けてみて、経営に強くない経営者でも、会計数字を基に経営者が戦略を考えられるようになる内容だと感じました。また同時に、診断士が経営戦略をコーチングしていくには、経営者がそういった考え方を理解する必要があるとも感じました。そういったこともあり、まずは経営者にマネジメントゲーム(MG)研修を通して経営思考を「ティーチング」し、その後実際の企業の経営戦略を「コーチング」することがより診断士の力が発揮できるのではないかと今は考えています。

特に若い経営者にほどこの研修の効果があると思っていまして、同時に私が支援したい企業の属性の一つに「若手経営者」があるので、思い切ってマネジメントゲーム(MG)研修のインストラクターを取得しようかと企んでいる所です。

 

みなさんは診断士としての経営支援の仕方をどのように考えていますか?
もし今回の話で興味を持たれた方がいればマネジメントゲーム(MG)研修に一度参加してみてください。
私の知り合った方であれば紹介できますので、お声がけください。

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ヤンゴン雑記

2024-10-07 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さんこんにちは。
「稼げる!プロコン育成塾」24期生の田村です。


今、ミャンマーにいます。いろいろとある国ですが、ヤンゴンに限って言えば全くその影はありません。平和そのもので、両替が厄介なぐらいで不便はありません。ただ、ミャンマーという国はインドとタイ、中国と囲まれているせいか独特な雰囲気です。

とりあえず入国後に手当たり次第に屋台等で食べ物を食べてみましたが、平気だったので衛生も問題ないようで安心しました。

モツ煮の屋台です。既に茹でた物がフチに乗っけてあるので、スープで温めて味噌ダレで食べます。

そうこうするうちに、気がついたのですがミャンマーのカレーと言うのは辛くありません。お隣が、インドというお国柄でカレーはよく食卓にあがるようなのですがスパイシーさは低く、ひたすらに油が主張しています。これは、初の体験でした。具材より、ルーより、油が主張していて油を食べているような気分になります。それでいて味の主張は塩味以外は控え目で、添え物のスープと野菜がその油を洗い流す役割の様です。何にしても、慣れてしまえば美味しい物です。気に入ってランチはカレーを食べるようにしています。

これが屋台のカレーです。屋内のレストランだとスープが付きます。

「所変われば品変わる」とは言いますが不思議なものですね。

何にせよ、市場調査と仕入れを兼ねた旅です。なんとか、石やら本やら仕入れていますが、「帰るまでが」といいますので油断せずに行こうと思います。

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