あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2020年蝶人師走映画劇場その2

2020-12-15 13:08:58 | Weblog

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2403~12


1)ウイリアム・K・ハワード監督の「無敵艦隊」
主演の英西班牙対決の図。ローレンス・オリヴィエ、ヴィヴィアン・リーより飛鳥大仏に似た顔のエリアベス女王の存在感が圧倒的。1937年製作。

2)ブラッド・ファーアン監督の「リンカーン弁護士」
金になるからと担当した裁判でとんでもない目に遭う阿呆莫迦弁護士物語ずら。

3)ロブ・ジョンストーン監督の「ボブ・ディラン我が道は変わる1961-1965フォークの時代」
フォーク全盛時代を激走したボブ・ディランの若き日のドキュメンタリーだが、なかなか興味深い。

4)オリヴィエ・メガトン監督の「コロンビアーナ」
家族を親分に虐殺されたマフィアの幹部の娘が長じて大復讐する2011年の話だが、こんな脚本でいいと思ってるんかよ、リュック・ベッソン。

5)ポール・グリーングラス監督の「ジェイソン・ボーン」
2016年の「ボーン」シリーズ第5作。トミーリー・ジョーンズの悪役ぶりとマット・デイモンのカーチエイスが面白い。

6)マイケル・ウインターボトム監督の「キラー・インサイド・ミー」
善良そうな保安官補の青年が次々に人殺しをしていくがその理由(動機もさっぱり分からずじまいの不愉快な2010年の殺人狂映画。

7)ギャヴィン・オコナー監督の「ジェーン」
2016年のナタリー・ポートマン主演の西部劇だが、どうてこたあないさ。

8)マーチン・サントフリート監督の「ヒトラーの忘れもの」
2015年のデンマーク、ドイツ共作映画。戦勝国のデンマークが敗軍独逸の少年兵に命じて独軍が埋めた地雷を撤去させる大戦余話。原題「砂の下」を「ヒトラーの忘れもの」とはよお言うよ。

9)ハワード・ホークス監督の「モンキー・ビジネス」
ケーリー・グランド、ジンジャー・ロジャース主演の1952年の喜劇映画で、これをホークスの最高傑作というも可なり。

10)ブラッド・ファーマン監督の「潜入者」
世界最大の麻薬王の一大組織をおとり捜査で潜入した税関役人のはらはらドキドキの大活躍の2016年の実話物だが、よくも首尾よく犯人を挙げることができたものだ。


   コロナ菌うようよ蠢く都から旅に出よと薦める政府 蝶人
コメント
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