闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2423~32
1)藤田敏八監督の「スローなブギにしてくれ」
片岡義男の原作を浅野温子主演で映画化。中身はともかく1981年当時の時代の風が吹いているようだ。
2)深作欣二監督の「蒲田行進曲」
大部屋俳優の悲哀を描く1982年製作の東映映画。平田満、松坂慶子が好演。
3)レニー・ハーリン監督の「クリフハンガー」
シルヴァスター・スタローン主演の1993年の山岳アクション映画。なんだか知らないが静かな高山で爆弾を仕掛けたり救助ヘリを攻撃したり人殺しをしたりするのは良くないと思います。
4)ブラッド・ファーマン監督の「潜入者」
アメリカの税関職員が命懸けの大活躍で麻薬組織を壊滅する2016年の映画ずら。バレルと家族も殺されてしまうんだからコワイずら。
5)「復活の日」
小松左京の原作を1980年に映画化。主役は草刈正雄ならぬ新型コロナを思わせる強力な毒性を持つウイルスで、人類はほとんど2度滅びるが、奇跡的に一握の人々が生き延びて「復活」への期待を持たせる。
6)森田芳光監督の「黒い家」
貴志祐介の原作を1999年に映画化。悪魔のような女の大竹しのぶが怖い。
7)ヴィンセント・ミネリ監督の「若草の頃」
ジュディ・ガーランド主演の1944年製作のミュージカル映画。原題は「セントルイスで会いましょう」。1904年に開催されたセントルイス万博がフューチャーされている。
ミネリはその翌年にガーランドと結婚しライザ・ミネリが生まれた。
8)W・S・ヴァン・ダイク監督の「類猿人ターザン」
類人猿ではなく類猿人。1932年ジョニー・ワイズミュラー主演のターザン映画第1作。得意なクロールでワニの追跡から逃げる。
9)イルマル・ラーグ監督の「クロワッサンで朝食を」
巴里のエストニア人の世界を垣間見ることができる2012年の異色作。ジャンヌ・モローの最後の映画でもある。
10)ジョナサン・モストウ監督の「U-571」
独逸の暗号エニグマ解読を目指す英独潜水艦の対決。潜水艦映画に駄作は無い。製作は2000年。
コウ君がどんどん買い込むトイレットペーパー無くなることを死ぬほど恐れて 蝶人