あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

須賀敦子・文 酒井駒子・画「こうちゃん」を読んで

2022-10-26 10:53:57 | Weblog

照る日曇る日第1804回

 

高名な作家が文章を書き、有名な絵描きが挿画を担当したら、素晴らしい絵本が出来るかと思うと、てんでそうとは限らないのがこの世界らしい。

 

須賀選手は心の中に棲んでいる永遠の少年、こうちゃんに向かって、その都度その都度の思いのたけをつづっている。

 

しかしながら、それはあくまでも内心の呟きにとどまり、時空を統一したひとつらなりの物語のテイを成していないので、相方の酒井選手も苦労の連続であり、それが読者に透けて見えるところがたまらなくつらいのである。

 

たかが絵本、されど絵本。絵本を舐めるなと編集者にいいたい。

 

 

auのケータイなのでauの宣伝メールがじゃんじゃん入るが迷惑メールに指定できないauのケータイ 蝶人

 

コメント
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