The Very Best Of Todd Rungren / Todd Rungren (1997)
自分には全く馴染みの無いアーティストだったトッド・ラングレン(Todd Rungren)。グラム時代のケバいを通り越したメイク姿は写真でよく見たが、ユートピア(Utopia)時代を含めて音楽を聴いたことは無かった。初めて聴いたのは学生時代に買った「Rock 'N' Roll High School」のサントラに入っていた「A Dream Goes On Forever」だったかな。自分の想像していた音と違ったのでよく覚えている。むしろ名前を認識したのはグランド・ファンク(Grand Funk Railroad)やドールズ(New York Dolls)、パティ・スミス(Patti Smith)のプロデューサーとしてのクレジットだったろう。ずっと聴いてみようかと思いつつも手を出していなかった。ま、最初に聴くならライノのコンピでしょうという事で、今頃になってこのベスト盤を購入。
一聴して切なく甘酸っぱい雰囲気のヴォーカルが感じ取れるピアノ主体のポップス。あまり自分の聴いてこなかったジャンルだ。昔の自分が引っ掛からなかったのも仕方がない(笑)。ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)や、ホール&オーツ(Hall & Oates)に通じるような雰囲気だなと思っていたら、実際にホール&オーツのプロデュースもやったそう。納得。ただ、あのド派手なメイクは何だったんだろ?時代?(笑)。どちらかというとユートピア名義の曲の方が自分には合うみたいだ。
ネットショップにて購入(¥480)
- Label : Rhino / Wea
- ASIN : B000003420
- Disc : 1