ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

手打ちそば処 淡淡 @岐阜県岐阜市

2013年08月07日 | 岐阜県(岐阜)

住宅街の中の大変分かり難い場所にある蕎麦屋。駐車場はあるにはあるが店前の本当に狭小な場所に2台、ないしはぎりぎり3台。どちらにせよ店舗前の道路も狭いので、運転の苦手な方は引き返すかも…。自分が訪問した時は先客があって店前の駐車場に停められなかったので帰ろうかどうしようか迷っていたら、向かいの家から人が出てきて、ここに停めろ、と宅の前を指し示す。「えぇー、いくらなんでも…」と躊躇していると、どうもお店のご親類の方のよう。昼時なんてみんなどうやって車を停めているんだろう? 郊外なのでどこかから歩いてくるような場所ではないし…。

店の中は小さなカウンターと座敷。店の意匠やメニュー、そしてHPからいっても大変こだわりがあるように見受けられる。近くにあったら通っていろいろ試してみたいが、とりあえずざるとそばがきを味わうことの出来る「原点づくし」というメニューを選んでみた。

厨房は見る事ができないので主人はどんな方か分からないが、まず「文庫蕎麦」(由来不明)と名付けられた二盛りのざるそばが、これまた家族の方(と思われる)によって運ばれてくる。いただいてみると少し独特の風味。蕎麦の香りというよりは茹で上げた後の洗いが弱いかんじ。ぬめりとは言わないが、少し酸味が鼻腔と舌に残る。その為つゆの風味も感じづらい。追加して頼んだそばがきは湯付きで出てきた。こちらのほうがしっかり蕎麦の風味が味わえる。もう少しコンディションの良い蕎麦を食べてみないと…。

この店に限らず蕎麦の前に「そば茶」が出てくる事が多いが、その独特な風味が蕎麦を食べる時には合わない、と思うのは自分だけかな。

この後の記事はこちら

 

手打ちそば処 淡淡 (たんたん)

岐阜県岐阜市南鶉3丁目305番地

 

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