ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ひょうたんや @名古屋市中村区・中村公園

2015年06月20日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名古屋市中村区の中村公園近くにある洋食屋「ひょうたんや」。創業は昭和25年(1950)というから古い。昭和46年から裏メニューだった大エビフライをメニューに載せ、それが評判を呼び人気の店になったそう。バイクを近くに停め、店に入ってみた。もちろん満員の大盛況。ひとりだったのでかろうじて厨房前の小さいカウンターに腰を下ろすことが出来たが、後から後から客が入ってきて、駐車場がないか訊いている。店が幹線道路沿いにあって、一応駐車場もあるのだが、すぐに埋まってしまうようで、昼時ともなると、駐車場を探したり、空きを待つ人がひっきりなしのようだ。壁には訪れた芸能人らのサインがぎっしり。メニューを眺めていると、大好物のオムライスを発見。名物の大エビフライも食べてみたいのだが…、ということで、エビフライはサイズダウンして単品にし、オムライスも注文してしまった。

まずオムライスが登場。丸い形で量も結構あり、赤だしが付いている。しっとりとしたケチャップライスに、包んだというより、乗っけた感じの薄皮の玉子焼き。老舗洋食屋らしい濃い味付けで、なかなか旨い。実は名物のエビフライを「大」にしなかったので、少し後悔していた。というのも他の客に運ばれていくエビフライがものすごくデカく、大迫力だったのだ。やっぱり自制せずにあれを注文しなくてはダメだったかな、と思っていたら…自分のところにも同じエビフライがどーんっと置かれた。なんとあれが「並」サイズだったのだ。並でもデカいエビフライが2匹。これが「大」だったらどういう事になるのか…。しっかりめに揚げられたエビフライはウスターソースとタルタルソースでいただく。付け合わせはレタス、トマト、キュウリ、キャベツのサラダと、マカロニ。衣が厚く仕上げてあるのかと思ったら、しっかり海老がデカい。ゆえにかぶりついた時の満足度は最高。海老は天然のブラックタイガーだとか。こういうデカいメニューって大味になりがちだが、しっかり海老が楽しめるのが素晴しい。他にも色々食べてみたいメニューがあるが、やはり次はこの上の「中」か「大」か、それともさらに大きい「わらじ」か…。(勘定は¥1,950)

 ↓ 太閤通から脇に入った稲葉地小学校付近で見つけた雰囲気のある洋館。戦前(かどうか分からないが)の裕福な家には住居である日本家屋の前に洋館を建てたスタイルが多い。

 

 ひょうたんや

愛知県名古屋市中村区本陣通5-34-2

( 中村公園前 大海老フライ 大エビフライ とんかつ ) 

コメント
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