ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Made Up Mind / Tedeschi Trucks Band

2015年06月01日 | オルタナティヴ・ロック

Made Up Mind / Tedeschi Trucks Band (2013)

テデスキ・トラックス・バンド(Tedeschi Trucks Band)の2枚目のオリジナル・アルバム。前回の来日公演はこのアルバム発売後のツアーという感じだったので、このアルバムからも1、5、7、8、10などが演奏された。来日に合わせて予習するべく、音としては以前から持っていたので、公演後にCDとして買い直し。ワクワクさせるような音色のギター・フレーズから始まる1を初め、デレク(Derek Trucks)の神々しいギターと、スーザン(Susan Tedeschi)のソウルフルなヴォーカルが充分に楽しめるアルバムとなっている。ファーストで感じられた「ごった煮」感は薄れて、まとまりが良くなっている。彼らはしばしばブルース・ロックというジャンルで語られるが、サブ・ヴォーカルとのの掛け合いや、ラッパ隊、曲構成なんかを聴いていると、やはりブルースというよりはソウル・ミュージックとしての印象が強い。

デレクのメインのギターと言えばギブソンSG。ギブソンSGと言えばAC/DCのアンガス・ヤング(Angus Young)が真っ先に思い浮かぶ(自分だけか・笑)。音楽スタイルは違えど、SG特有の艶やかな音色は共通。どちらのアーティストもライヴ会場で聴くと微妙なタッチまで聴き感じられるが、2人ともほとんどエフェクターに頼らず、ギターとアンプそのままの音でプレイする(らしい)のが興味深い。それであの音だもんなァ。凄過ぎる。近年はデレクのシグネチャー・モデルも発売されたというから、すっかりSGの顔となったようだ。

amazonにて購入(¥1,063)

CD (2013/8/20)

  • Disc: 1
  • Format: CD, Import
  • Label: Masterworks
コメント (2)
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