ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

洋食つばき @岐阜県岐阜市

2020年07月26日 | 岐阜県(岐阜)

以前から行ってみたいと思っていた岐阜市打越(うちこし)にある「洋食つばき」。経営は「雪月花」グループ(「田中屋フードサービス」)だそう。調べてみると1人で店に入れそうな雰囲気ではなかったので、腰の重い嫁を誘って訪れてみることに。前日に電話で予約をしておいた。人気があるようで告げられた時間は昼を過ぎたやや遅めの時間。駐車場に車を停めると緑に囲まれた歩道があり(写真下最後)、立派な門構え。わざと自然のままの雰囲気にしているだろう熊笹の生い茂っているアプローチを進むと建物がある。靴を脱いで案内されたテーブル席へ。やはり満席のようでどのテーブルも埋まっている。女性客が多く、見た感じ1人客は居なさそうなのでやっぱり2人で来てヨカッタ…。先に歩かせていた嫁は係が案内するがまま奥に座ったが、広い庭が見える掃き出しのガラス窓を背にしていたので、これは庭が見える方の席に女性を案内した方がいいんじゃないかな(代わろうかと嫁に言うと「別にいいよ」と)。予約時にランチの「楓コース」というのをお願いしてある。嫁が運転するのでアルコール有り(嬉しい)。瓶ビールが売り切れ?だそうなので生ビールをお願いした。

最初に出てきたのはピュアホワイトという品種を使ったコーンの冷製スープ。ひんやりとした甘いスープが喉を通る快感。他に何も加えていないらしいが甘い、このコーン。旨いなァ。次は前菜のローストビーフ。A5和牛を使用しているそう。マスタードとワインソースでいただく。ほんの2切れだが、口いっぱいにローストビーフを頬張る幸せ…。甘いソース(蜂蜜・ヨーグルト)を添えたゴーヤが付いている。酒のお代わりは「山崎」をロックで。グラタンが出てきた。海老とアボカドが使ってある。グラタンといってもゆるいのでスープ的な感じ。生野菜のサラダを挟んでメインで頼んだ「メンチカツ」が登場(嫁も同じこれを頼んだ)。こちらもA5和牛使用とのこと(旨いかどうかであってA5というランクそのものに価値を見いだしている訳ではないが)。デミグラスソースでいただく。ソースはしっかりと煮詰まったコクの強いタイプ。カツは薄衣で最初自分は気付かなかったが、嫁曰く1枚キャベツで巻いてあるみたい。メンチの下味は控えめでシンプルな肉の味がしっかり。旨い。メインと一緒に出てくるご飯は金額をプラスするとカレーライスに代えられるというので自分だけそうしてみた。らっきょが添えてあり、カレーは恭しくグレービーボートに入って出てきた。辛さ控えめのビーフカレー。もちろん旨い。

最後にはカスタードプリンとコーヒー。訊かれなかったのでたぶん飲み物の選択肢はコーヒーのみ。コーヒーはちゃんと香り良く、硬めの食感のプリンと一緒にいただくのも良かった(←コーヒーと一緒にプリンを食べるのが好きなので)。店内は思ったよりもざっくばらんな雰囲気で、そのせいか隣の席の中年女性2人組は食事が終わった後も、まるで喫茶店感覚で延々と賑やかに喋り続けてかまびすしい…。でも早喰いの自分達でも皿の出てくるテンポが良かったし、綺麗な緑の景色を見ながらいただくランチには満足。次は夜に来てみようかな。(勘定は¥8,800)

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洋食つばき

岐阜県岐阜市打越59-2

 

( 岐阜 ぎふ つばき ようしょくつばき 雪月花 せつげっか 洋食 レストラン 田中覚 ランチ )

コメント (2)
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