ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

パリジャン 富吉店 @愛知県海部郡蟹江町

2023年11月09日 | 愛知県(尾張)

弥富方面へ出かけた際、帰りにケーキを買って帰ろうと寄ったのは「パリジャン富吉店」。店は近鉄富吉駅前の大きなマンションの1階テナントにある。「パリジャン」はこの地方で昔から愛される生ケーキ(※)の創始の系統に当たる店。最近はコンビニでもこのケーキを模した商品が出ているようだ。店内のガラスショーケースを覗くと普通の「パリジャン」は無く「栗のパリジャン」のみ置いたあった。それと「とろけるショコラ」「塩レモンケーキ」を買って家に持ち帰る。

(※かつて一宮にあった「ボンボヌール」の工場長が開発したケーキで、独立して蟹江町「パリジャン」を開店し、現在東海地方に散らばる弟子筋等の店で受け継がれていて「ピレーネ」「ファンシー」「アントルメ」「マロン」「ポワロン」「パルム」等、様々な名称で呼ばれている。)

「栗のパリジャン」は四角く平らなスポンジケーキの四隅を折り上げた定番の形。スポンジの色は栗に合わせて茶色。中のクリームは普通だナと思って食べ進むと、中からしっかりとした大きさの栗の粒が出てきた。旨い。「とろけるショコラ」は武骨な見た目だがしっとりとした生地で口いっぱいにチョコレートの風味が広がる。もちろんしっかりと甘い。これもいいな。「塩レモンケーキ」は予想に反してこれもしっとりとした生地。材料にチーズは使っていないようだが、まるでチーズケーキを食べているような錯覚に陥る。かりんのアクセントが効いていて旨い。(勘定は¥960)

 

 


 

↓ 弥富市中山町にある「立田輪中人造堰樋門(たつたわじゅうじんぞうせきひもん)」(明治35年・1902・建造)。農業排水を鍋田川に排出するために建設された樋門。ただ実際には様々な理由で排水能力が確保出来ず、鍋田川自体が廃川になったことで役目を終えたのだとか。現在は水路が埋め立てられ公園になっている。

 

 

 

 


 

パリジャン 富吉店

愛知県海部郡蟹江町富吉4-102

 

( 蟹江町 かにえちょう パリジャン とみよし 洋菓子 ケーキ ピレーネ ボンとらや ボンボヌール 中山樋門 ) 

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