ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

カンティ @岐阜県関市

2024年03月02日 | 岐阜県(中濃)

最近はどんな田舎町でも必ず見かけるようになったインド・ネパール(略してインネパ)料理の店。他の地方がどうか知らないが、東海地方は本当に店が多く、よくこれだけ乱立して成り立っているものだと感心する。まだ子供が小さかった頃だから20年も前はまだ店の数は今ほどは多くなく、もとより変わった食べ物が好きだった自分は率先して色々な店を訪れた(子供には不評だったが・苦笑)。店の数が増え、自分の興味も南インド料理や、他のエスニック料理に移っていったのでこういう店には全然訪れなくなり…。

こちら岐阜県関市の外れにはる「カンティ」は、自分の記憶が確かならかなり前からある店で、中華料理屋の居抜きで入った当初に訪れた覚えがある。当時は店の小さい子供が店内を走り回っていたっけ。もう何年振りかも覚えていないが、久しぶりに車を停めてみた。店に入ってテーブル席に腰掛け、メニューを眺める。お願いしたのは”おすすめランチセット”から「ターリーセット」。給仕の男性が「カラサハ?」と訊いてきたので”4・ホット”で。「ナニノム?」と訊いてきたので「マンゴー・ラッシー」を。まずは生野菜のサラダとカップ・スープが運ばれた。インド料理と言えばオレンジ色の謎ドレッシングだが、こちらはカラシ色。辛い訳ではない。スープはサービスなのかな。野菜と市販のコンソメのような味わい。

そしてカトリに盛られた「ターリーセット」が登場。カレーが2種、チキンティッカ、タンドリーチキンというラインナップ。これにナンとパパド、それにごく少量のライスが付く。カレーの説明は無かったが、ひとつは毒々しいオレンジ色をしたバターチキン・タイプ。もうひとつはじゃがいもとピーマンが入ったもの。パパドは砕いてライスやカレーに振りかけ、大きなナンはちぎってカレーに浸したりしていただく。カレーのバターチキンの方は豆の味わいもあって濃いが辛くないタイプ。もうひとつはサラッとしていて辛みがある。こういうカレーが久々なこともあってどちらもなかなかに旨い。ナンやライスはお代わり可能。少しカレーが残っていたので、ナンでは食べ切れないとライスのお代わりをお願いしたら、何と平皿に盛って持って来てくれた。いや、さっきと同じ量で充分なんだけれど(苦笑)。全部平らげたらお腹はいっぱいに(当り前だ)。(勘定は¥1,210)

 

インド・ネパール料理 カンティ

岐阜県関市東田原852-1

 

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