某地図アプリを眺めていて、岐阜県大垣市にわさび農園があることを知った。「大垣に⁈」と確かめに行くことに。スマホに導かれて車を走らせるも、すれ違うことも出来ないような細い路地を曲がって曲がってようやくたどり着いた。店の名前は「名水わさび」。写真を撮り忘れたが、実際に店舗の横にそれらしきビニールハウスの作業場があった。そうか、大垣市は”水の都”と呼ばれてるし、町中にも自噴水があるものなァと納得。ただこんな郊外にもあるとは知らなかった。店の中に入ると女性店員が1人。品はその場に沢山並んでいる訳ではなく、カウンターの上に少し。後は奥から冷蔵してあるのを持って来てくれるようだ。使い切れないとアレなので小さめの生山葵を1本と「プレミアムわさび漬け」を購入して家に持ち帰った。
生山葵は「真妻」というあまり市場には出ない種類だそうな。もちろん店の横で栽培されたものらしいが、収穫までになんと2年もかかるらしい。大変だなァ…。包丁で薄く皮を削ぎ、愛用している日本橋の木屋で購入した鶴型の純銅製のおろし金(大矢製作所製)でゆっくりとおろしてみる。鮮やかな緑色の山葵は、最初こそ甘い感じであまり辛味は感じないが、徐々に辛味が出てくる。香りもいい。もちろん刺身で使ったが、店の指南通りにチルド保存したら、外皮の色こそ悪くなったが1ヵ月くらいは余裕でもたせることが出来た。「プレミアムわさび漬け」は山葵のシャキシャキ感が残るさらっとしたもの。こちらはそのままつまんだり、クリームチーズやかまぼこにのせて酒のつまみとしていただいた。(勘定は¥1,200程)
岐阜県大垣市曽根町1-599-22
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