ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

名水わさび @岐阜県大垣市

2024年03月06日 | 岐阜県(西濃)

某地図アプリを眺めていて、岐阜県大垣市にわさび農園があることを知った。「大垣に⁈」と確かめに行くことに。スマホに導かれて車を走らせるも、すれ違うことも出来ないような細い路地を曲がって曲がってようやくたどり着いた。店の名前は「名水わさび」。写真を撮り忘れたが、実際に店舗の横にそれらしきビニールハウスの作業場があった。そうか、大垣市は”水の都”と呼ばれてるし、町中にも自噴水があるものなァと納得。ただこんな郊外にもあるとは知らなかった。店の中に入ると女性店員が1人。品はその場に沢山並んでいる訳ではなく、カウンターの上に少し。後は奥から冷蔵してあるのを持って来てくれるようだ。使い切れないとアレなので小さめの生山葵を1本と「プレミアムわさび漬け」を購入して家に持ち帰った。

生山葵は「真妻」というあまり市場には出ない種類だそうな。もちろん店の横で栽培されたものらしいが、収穫までになんと2年もかかるらしい。大変だなァ…。包丁で薄く皮を削ぎ、愛用している日本橋の木屋で購入した鶴型の純銅製のおろし金(大矢製作所製)でゆっくりとおろしてみる。鮮やかな緑色の山葵は、最初こそ甘い感じであまり辛味は感じないが、徐々に辛味が出てくる。香りもいい。もちろん刺身で使ったが、店の指南通りにチルド保存したら、外皮の色こそ悪くなったが1ヵ月くらいは余裕でもたせることが出来た。「プレミアムわさび漬け」は山葵のシャキシャキ感が残るさらっとしたもの。こちらはそのままつまんだり、クリームチーズやかまぼこにのせて酒のつまみとしていただいた。(勘定は¥1,200程)

 

名水わさび

岐阜県大垣市曽根町1-599-22

 

( 大垣 おおがき めいすいわさび 名水山葵 山葵農園 山葵農場 わさび農場 わさび農園 )

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待夢珈琲店 @岐阜県瑞浪市

2024年03月06日 | 岐阜県(東濃)

岐阜県瑞浪市辺りをドライブしたある日の午後、コーヒーでもと近くを検索して辿り着いたのは一色町にある「待夢珈琲店」。創業は昭和52年(1977)だそう。店は交通量の多い19号線を少し北に入った所にあった。すぐ横に旧店舗と思しき建物が残っている。スペイン瓦の南欧風の洒落た建物で、入り口には非稼働だろうが2CVが置いてあった。店内は広く、ガラス・ショーケースの中に生ケーキも置いてあった。若い給仕女性に案内されたテーブル席でメニューを眺めると、コーヒーの種類が多く現地訪問して調達してくるなどの記述があった。なかなか決めきれず、結局”本日のプレミアムコーヒー”だという「コスタリカ・レオンシオ・ブラックハニー」(エルバス・レオンシオ農園)というのものに。ケーキは6種類ぐらいの中から「キャラメルロール」をお願いした。

ピアノ独奏のBGMの下、出来上がりを待つ。しばらくして「コスタリカ・レオンシオ・ブラックハニー」が運ばれた。とても爽やかな香り。口当たりはあっさりとしてやや酸味のある味わい。恥を忍んで告白すると最初の感想は「ん?そばつゆみたい」だった(苦笑)。コーヒーにはVERMEIRENのカラメルビスケット付き。ロールケーキはしっとりとして肌理の細かいスポンジ。中のクリームは甘さ控えめでナッツの風味が効いている。キャラメルの風味はそう強くない。コーヒーのお供にはピッタリだった。また近くに来たら寄ってみようかな(勘定は¥900)

 

 


 

↓ 「瑞浪市化石博物館」入口階段の横にある「化石の地下壕」(昭和50年・公開)。こちらも第二次世界大戦末期に航空機工場を疎開させる目的で掘られた地下壕で、例に漏れず強制労働させられた人に死傷者が出たのだとか。地層は1700万年前の浅い砂底に堆積した層だとのこと。そこら中に貝の化石が埋まっている。

 

 


 

  

待夢珈琲店

岐阜県瑞浪市一色町4-48-3

 

( 瑞浪 みずなみ たいむコーヒー 待夢コーヒー 喫茶 喫茶店 純喫茶 ケーキ 生ケーキ ロールケーキ スペシャルティーコーヒー 戦争遺構 )

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