ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Pilgrim / Eric Clapton

2024年11月28日 | クラシック・ロック

Pilgrim / Eric Clapton (1998)

格安ワゴンセールでの購入品。エリック・クラプトン(Eric Clapton)が1998年に発表したオリジナル・アルバム「Pilgrim」。90年代は主にブルーズへの回帰とオリジネーターへの敬意を見せていたエリックだが、久しぶりの新曲入りアルバムがテクノに寄っているという評判を聞いていたし、ジャケがあまりにも酷いので(失礼)当時購入せずそのままになっていた。もちろん収録曲の一部は聴いていたが、全体を通して聴くのは初めて。

幼い息子の死などハードな状況にあってこのタイトル(巡礼者)なので宗教的で重い内容かと思いきや、歌詞は別として軽快なリズムで始まり、エリックの歌声も意外なほど軽やか。実際にどうかは知らないが打ち込みのようなリズムと音作りなのでエリックのギターとの対比も面白く、静かな曲では彼のヴォーカルの最良の部分が録音されているんじゃないかな。一連のブルーズでの力みまくるヴォーカルよりもずっといい。ただ自分は当時オルタナティヴのハード+デジタルな音楽ばかり聴いていたので、当時買っていたら全然いいとは思わなかったはず。今聴いて正解だったかも。

中古店にて購入(¥165)

  • Label‏ : ‎ Reprise / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B0000062UW
  • Disc ‏ : ‎ 1
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エーデルワイス @名古屋市中区・栄 (2)

2024年11月28日 | 名古屋(中区 老舗)

炎天下の栄近辺をウロウロしていた時、喉の渇きを癒やしにテレビ塔(現・中部電力MIRAI TOWER)横の喫茶「エーデルワイス」へ。創業は昭和29年(1954)で、元々は「喫茶テレビ」という名前でテレビ塔と同じ日に開業したのだとか。ベロアのソファが並び奥に長い店内は中二階もある。天井絵のある格天井があって本当はそちらを見たいのだが残念ながら喫煙席。サラリーマンが何人も紫煙を吹かせている。以前に汗をかいたまま煙に燻されたら匂いが服に滲み付いてしまって一日難儀したので断念。主人らの居るカウンターの前の席に腰掛けた。店内には世界の民具や彫像が置かれていたり、タオルの蒸し器も古いガス式のものだったりと独特の雰囲気を保っている。お願いしたのは「コーヒーフロート」。

年配の主人夫婦は2人でずっと喋りながら店を賄っている。仲がいいなァ。お二人の様子を眺めながら「コーヒーフロート」のアイスを先にいただいた。コーヒーの方に甘味は加えてないので少しだけシロップを落とす。だんだん汗が引いて、ふぅとひと息。2階は集会用になっているそうだが、この日も実際に何人もが使っている様子。みな思い思いの使い方で店を訪れているようだ。店内の雰囲気は何かに統一されている訳ではないが、無国籍な感じがなんか落ち着くんだよね。ご夫婦は3時になるとしっかりおやつの時間も取っていらっしゃった(笑)。この日は控えたが、こちらビールもあるので、次はビールとサンドイッチか、ピラフあたりを食べてみようかな。(勘定は¥580)

以前の記事はこちら (1

 


 

↓ ○○は高い所に…という訳で建て替えなった「中日ビルの屋上広場に登り、久屋大通公園方面を眺める(写真下左)。青空にそびえる「中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)」(写真下右)。写真で見ると爽やかだが、この日は37℃超えの酷暑日…。

 

 


 

 

珈琲 エーデルワイス

愛知県名古屋市東区東桜1-10-1

 

( 名古屋 なごや 栄 さかえ テレビ塔 名古屋テレビ塔 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲エーデルワイス コーヒーエーデルワイス 喫茶エーデルワイス )

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