ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Fast Track To Nowhere / Various Artists

2020年06月13日 | ポップス・オールディーズ

Fast Track To Nowhere / Various Artists (1994)

副題が「 Songs From The Showtime Original Series "Rebel Highway"」という作品。発売当時からアルバムの存在は全然知らなかったが、参加しているアーティストの顔ぶれが気になったので買ってみた。収録曲は以下の通り(カッコ内リンク久はオリジナル、またはカヴァーした元曲と思われるもの ※不正確かも)。

01 Iggy Pop - C'mon Everybody(Eddie Cochran
02 Meat Puppets - House of Blue Lights(Chuck Miller
03 Los Lobos - Lights Out(Jerry Byrne
04 Concrete Blonde - Endless Sleep(Jody Reynolds
05 Neville Brothers - Let the Good Times Roll(Shirley & Lee
06 Sheryl Crow - I'm Going to Be a Wheel Someday(Fats Domino
07 Charlie Sexton - Race With the Devil(Gene Vincent
08 Blues Traveler - I'm Walkin'(Fats Domino
09 Wild Colonials - Evil(Muddy Waters
10 The Smithereens - The Stroll(The Diamonds
11 Babes in Toyland - The Girl Can't Help It(Little Richard

曲名でピンとくるのは半分くらいしかないので全部かどうかは知らないが、ほとんどがいわゆる”オールディーズ”と呼ばれる50年代の曲。”Rebel Highway”が何なのか分からなかったので調べてみると、『1994年にShowtimeネットワークのために制作したアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズの短期間のリバイバル作品。コンセプトは1950年代の「ドライブイン・クラシック」B級映画を「90年代風に」リメイクした10週間のシリーズ』だとのこと。説明を読んでも全然分からない(苦笑)。ショート・ムーヴィーか何かだろうか。

でも収録アーティストは興味深い。自分が好きな01、05、06、11をはじめ、80~90年代に人気を博した03、04、08、10などが名前を連ねている。現在はディラン(Bob Dylan)のバック・バンドで渋くキメているチャーリー・セクストン(Charlie Sexton)の名前も(←その実力にも関わらず、ルックスから当時は一種アイドル扱いでもあった)。こういう企画だと途端に自作よりも威力を発揮する(笑)イギー(Iggy Pop)や、どんなテーマでもそつなくこなすシェリル(Sheryl Crow)。この頃はまだペーペーなはずなのに曲解釈もなかなか手慣れている。最後のベイブズ・イン・トイランド(Bebes In Toyland)は女性ばかりのパンク・バンド。ビッチな彼女らだがなぜか惹かれる所があり、実はCDも所有していたりする。

オークションにて購入(¥488)

  • CD (1994/8/9)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : A&M

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