ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Rave On Buddy Holly / Various Artists

2022年03月08日 | ポップス・オールディーズ

Rave On Buddy Holly / Various Artists (2011)

豪華な面子が揃っているのに見過ごしているコンピレーション盤ってあるもので、こちらバディ・ホリー(Buddy Holly)のトリビュート盤も、自分の好きなブラック・キーズ(The Black Keys)のディスコグラフィーを調べていて初めて知ったアルバム。参加アーティストを見てビックリ。ポール・マッカ(Paul McCartney)、ルー・リード(Lou Reed)、パティ・スミス(Patti Smith)にニック・ロウ(Nick Lowe)なんていう大御所から、フローレンス・アンド・ザ・マシーン(Florence and the Machine)、マイ・モーニング・ジャケット(My Morning Jacket)ら(当時)注目の若手アーティストが参加しているので早速注文してみた。参加アーティストとカヴァーした曲は以下の通り。

01 Dearest - The Black Keys
02 Everyday - Fiona Apple and Jon Brion
03 It's So Easy - Paul McCartney
04 Not Fade Away - Florence and the Machine
05 (You're So Square) Baby, I Don't Care - Cee Lo Green
06 Crying, Waiting, Hoping - Karen Elson
07 Rave On - Julian Casablancas
08 I'm Gonna Love You Too - Jenny O.
09 Maybe Baby - Justin Townes Earle
10 Oh Boy - She & Him
11 Changing All Those Changes - Nick Lowe
12 Words of Love - Patti Smith
13 True Love Ways - My Morning Jacket
14 That'll Be the Day - Modest Mouse
15 Well All Right - Kid Rock
16 Heartbeat - The Detroit Cobras
17 Peggy Sue - Lou Reed
18 Peggy Sue Got Married - John Doe
19 Raining in My Heart - Graham Nash

元々がロックンロール創世記の曲群だけに、曲調のせいかカヴァーもシンプルなものが多い。カヴァー曲はオリジナルを知っていてなんぼ、という側面があるので、バディ・ホリーの有名曲しか知らない自分にとっては半分くらいの曲はオリジナルを聴き返さなければいけなかった。どうしても聴いてしまうのは名の知れたベテラン勢の曲ばかりだが、ルーの17のすぐ後にアンサー・ソングの18を持って来て、音の感触も似ている(似せている?)のが面白い。最後はしっとりとしたあのグラハム・ナッシュ(Graham Nash)の歌唱で締めくくり。

amazonにて購入(¥506)

  • Label ‏ : ‎ Fantasy
  • ASIN ‏ : ‎ B004YGRHXY
  • Disc ‏ : ‎ 1

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