ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

珍竹林 @岐阜県加茂郡八百津町

2024年05月29日 | 岐阜県(中濃)

バイクで岐阜県八百津町の丸山ダム方面へ。その際にちょっと小腹に入れようと立ち寄ったのは蕎麦の「珍竹林」。緑多い土地で近隣に店は無いというのもあるし、ダム近辺で道が分かりづらいというのもあってバイクを停めてスマホで調べてもなかなか店へ入っていく道が分からない。ちょうど同じようにウロウロしているバイク乗りの方2名がいらっしゃって、ほぼ同時に店に辿り着く細い坂道を発見。ヘルメットを脱ぎながら「分かりづらいですねェ(苦笑)」と声を掛け合った(※)。店は山間の一軒家。暖簾をくぐって玄関から入り、靴を脱いで上がる。縁側のテーブル席に座らせてもらった。高齢のご夫婦でやっていらっしゃる様子。お願いしたのは「ざる蕎麦」。窓が明け放たれているが、隣で鳴いているかと思うくらいウグイスの鳴き声が近い。※離れた場所に駐車場もあるようです

しばらくして銀紙(死語)を敷いた笊に盛られた「ざる蕎麦」が完成。主人が「よかったら食べて。」とネギとナスとこんにゃくの天ぷらを付けてくれた。薄ピンク色の塩が付けられていたのでそれでいただく。熱々のネギの内側がつるんと口に入って軽く火傷(苦笑)。蕎麦は端正な細切りで喉越しのよいもの。刻みネギと山葵が別皿に。つゆは辛汁で蕎麦ともよく合っていて旨い。するするっと手繰り終え、さらっとした蕎麦湯もいただく。残った塩を加えたりもしてたっぷりと楽しんだ。喋り好きな主人は先客のところであれやこれやと楽しそうにお喋り。その間に女将さんが優しく見送って下さった。(勘定は¥900)

 


 

↓ 木曽川に流れ込む渓谷に架かる「油皆洞橋(ゆかいどうはし)」(昭和29年・1954・建造)。竣工は戦後だが、鉄橋自体は明治18年(1815)にイギリスで製造されたものを流用しているのだそう。旧国鉄の東海道線で使われていた物と考えられているのだとか。正式には「下路平行弦ポニーワーレントラス」というタイプらしい(分からねェ・笑)。

 

 

 


 

御そば ひな家 珍竹林 (そば游居 珍竹林)

岐阜県加茂郡八百津町八百津1384

 

( 八百津 やおつ ちんちくりん おそばひなやちんちくりん そば 蕎麦 そば切り ざるそば 近代化遺産 産業遺産 ピントラス )


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2 コメント

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Unknown (pk)
2024-05-29 22:08:25
こんにゃくの天ぷらは、昔は大阪では広く食べられていたようですが(織田作之助の夫婦善哉にも出てきます)、岐阜・愛知の店で見かけたことがありません。
ただ、もう20年も前、千代田の春風荘の近くに、老夫婦の営む天婦羅専門店がありましたが、その店の名物でした。

ところで、春風荘を検索してみたら、ちょっと不思議な場所に移転していますね。
3階建てビルの1階駐車場を店舗に改装しているようで、googleストリートビューでは駐車場のままです。
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Unknown (ハリー)
2024-05-30 08:11:22
pkさん、こんにちは。

>こんにゃくの天ぷら

私も最初は「?」と何か分かりませんでした。でも大きいものではなかったので分かりづらく
何か他のものの可能性も(笑)。

>春風荘

Gマップどころか店のHPも前の住所のままですね。移転してすぐに行ってみたのですが中休みの
時間のようでした。あそこは通し営業で使い勝手が良かったのですが、コロナの頃から中休みを
とるようになってしまって残念でした。ひょっとして新しい店は夜営業も止めてしまったのかな?
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