ある休日の昼、愛知県一宮市の観音寺駅近くのステーキ・とんかつの店へ行くも貼紙で「しばらくお休みをいただきます」と振られ、ならばと食堂「丸清」に行くが人の気配はあるものの暖簾が掛かっておらず、結局さらにもう少し西のうどん屋「いち川」へ。店内はテーブル席とカウンター席の他に小上がり席もある。ほぼ満席の盛況ぶり。給仕は若い男性が2名、調理場にも何人も居て活気がある。こちら品書きを見ると当然うどんがメインかと思いきや、同じくらいの熱量で鮮魚を推している感じ。”店主が市場で仕入れ当店でさばいた”なんて書いてあり、居酒屋的なメニューも多い。おすすめは刺身、海鮮丼、みそ煮込(うどん)だとか。海鮮丼には興味が無いので「みそ煮込と刺身セット」というのをお願いした。これも珍しい組み合わせだ。
しばらくしてまず土鍋で「みそ煮込」(うどん)が供された。茶碗のご飯と大根の桜漬け付き。うどんは手打ちだそう。そういえば店内に小麦粉の袋が置いてあった。具材はネギ、椎茸、ごぼう、揚げ、といった所で玉子が落とされている。手繰ったうどんはかなりの剛麺。個人店では珍しく某系列の味噌煮込みうどんを思わせる太くてゴワッとした口当たり。つゆもしっかりとしたコクがあって旨い。後から来た「刺身」はブリ、アジ、鯛の3種。付け合わせはカイワレ大根とわかめ。刺身は確かにどれも鮮度がいい。残しておいたご飯と一緒にいただく。若い頃は刺身でどんぶり飯を食べたものだが、最近は店で刺身定食を頼むことが少ないし、夜はご飯粒を食べないので久々で新鮮。どちらも旨かった。酒肴が多くてそそられるが、ここまで呑みに出てくるのは大変そうだな…。(勘定は¥1,200)
いち川
愛知県一宮市明地庵寺前4-1
( 一宮 いちのみや いちかわ 市川 饂飩 味噌煮込み みそにこみ みそにこみうどん 刺身 丼物 居酒屋 中華そば ラーメン )
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